米Googleは2月27日、Google App Engine向けPython 2.7ランタイムの一般提供を開始した。これまでPython 2.7は実験的サポートという段階だったが、今後は正式にサポートされる。
ASF、OSGiベースのデプロイ管理システム「Apache ACE」をトップレベルプロジェクトに
Apache Software Foundation(ASF)は2月27日(米国時間)、インキュベータプロジェクトとして進めてきた「Apache ACE」について、インキュベーション段階を終了しトップレベルプロジェクトに昇格する決定を発表した。Apache ACEは、ソフトウェアコンポーネントや設定データ、その他中間データや構成要素などを集中管理・配信できるもので、2009年にASFのインキュベーションプロジェクトとなっていた。
2.0系の最終版となるCakePHP 2.0.6リリース、バージョン2.1もまもなく公開
Webアプリケーションフレームワーク「CakePHP」を開発するコアチームは2月6日、最新安定版となる「CakePHP 2.0.6」をリリースした。2.0系では最後のリリースとなり、今後は2.1のリリースに向けてフォーカスするという。
米Twitter、同社発のCSS/HTMLフレームワーク「Bootstrap 2.0」を公開
米Twitterは1月31日、CSS/HTMLフレームワーク「Bootstrap 2.0」をリリースしたと発表した。画面を格子状に分割して要素を配置する「グリッドレイアウト」を容易に実装できるほか、WebサイトやWebアプリケーション開発に向けたUIコンポーネントが多く含まれている。
「高速開発モード」で開発者を支援するRuby on Rails 3.2リリース
1月20日、Ruby on Railsの最新版「Ruby on Rails 3.2」がリリースされた。新たに「Faster dev mode」(高速開発モード)が加わり、大規模アプリケーションでは速度に歴然とした差が出るという。
iOSとAndroidに対応する軽量・高速なモバイル向けJavaScriptフレームワーク「jQ.Mobi」
HTML5開発技術ベンダー米appMobiは1月17日、モバイル用JavaScriptフレームワーク「jQ.Mobi 0.9.1」をリリースした。「iOSとAndroidの両方で動く初のフレームワーク」を目指すという。
CSSフレームワーク「YAML 4」がリリース
CSSフレームワーク「YAML」の開発チームは1月18日、最新版「YAML 4.0」を公開した。YAMLは複雑なWebサイト作成を支援するもので、グリッドやナビゲーション、フォーム、文字装飾といった機能を持つモジュールを提供する。Internet Explorer 6を含む主要Webブラウザに対応、HTML5やCSS3もサポートされる。
Android向けPython環境「Python for Android」
クロスプラットフォーム対応のアプリケーション開発フレームワーク「Kivy」プロジェクトは1月8日、PythonアプリケーションをAndroidアプリケーションファイル(APK)にパッケージングするツール「Python for Android」を発表した。プロジェクトページからコードを入手できる。
米LinkedIn、買収したIndexTankの検索技術をオープンソースに
SNSサービスを提供している米LinkedInは12月21日、同社傘下にある検索技術「IndexTank」をオープンソースソフトウェアとして公開した。IndexTankを利用することで、Webサイトやアプリケーションで検索機能を提供できるという。
オフライン対応などが加わったJavaScriptフレームワーク「Qooxdoo 1.7」リリース

JavaScriptフレームワークのQooxdoo開発チームは12月7日、RIA(リッチインターネットアプリケーション)開発向けのAjax GUIフレームワーク「Qooxdoo 1.7」を公開した。オフライン対応など多数の機能が加わっている。
モバイル環境に対応するUIライブラリ「jQuery Mobile 1.0」リリース、主要プラットフォームをサポート
jQuery Projectは11月16日、HTML5ベースのモバイル向けユーザーインターフェースライブラリ「jQuery Mobile 1.0」をリリースした。プロジェクトの立ち上げから1年以上を経ての正式版登場で、主要モバイルプラットフォームすべてをサポートする。
Objective-JによるWeb開発フレームワーク「Cappuccino 0.9.5」がリリース
アプリケーション開発フレームワークCappuccinoの開発チームは11月16日、最新版「Cappuccino 0.9.5」をリリースした。JavaScriptを拡張した独自言語「Objective-J」を用いたフレームワークで、デスクトップアプリケーション的にWebアプリケーションを開発できるという。
米IBMらがマシン間通信プロトコル「MQTT」を公開、Eclipseプロジェクト「Paho」を提案
センサーや端末といったマシン同士が通信するマシン間通信(M2M)の時代に向け、米IBMらがプロトコル「MQTT」のクライアントコードをEclipse Foundationに寄贈、新プロジェクト「Paho」を提案した。
Node.js 0.6.0リリース、Windows版はCygwin非依存になり性能も向上
サーバーサイドJavaScriptアプリケーションフレームワークNode.js開発チームは11月5日、最新版「Node.js 0.6」を公開した。Windows版はCygwin非依存になり、また各種性能が向上している。
Mozilla、HTML5を利用したメディアツールキット「Popcorn」を正式ローンチ
Mozillaは11月5日、HTML5メディアツールキット「Mozilla Popcorn.js 1.0」を公開した。動画とさまざまなWebコンテンツを連動させられるツールキットで、HTML5のvideoタグとJavaScript、CSSなどの技術を利用している。
WebアプリケーションフレームワークCakePHP 2.0が登場、PHP 5.2以降に対応
Cake Software Foundationは10月16日、オープンソースのWebアプリケーション開発フレームワーク「CakePHP 2.0」をリリースした。PHP 5.2以降に対応したほか、多くのコンポーネントがリファクタリングさており、より使いやすくなっているという。
軽量Rubyフレームワーク「Sinatra 1.3」が登場
9月30日、軽量Rubyフレームワーク「Sinatra 1.3」が公開された。SinatraはRubyで効率よくWebアプリケーションを作成するためのフレームワーク。互換性のある拡張機能を集めた「Sinatra-Contrib」プロジェクトも同時に発表された。
Java用のWebアプリケーションフレームワーク「Apache Wicket 1.5」がリリース
Java用WebフレームワークApache Wicketの最新版「Apache Wicket 1.5」が、約2年の開発期間を経てリリースされた。モジュールを一新するなど、大規模な変更が加わっている。
Qt 4.7系最後となる「Qt 4.7.4」がリリース、MeeGo 1.2を含むSDKも公開
フィンランドNokiaのQt開発チームは9月1日、クロスプラットフォームのアプリケーション開発フレームワーク「Qt 4.7.4」をリリースした。4.7系では最後のリリースとなる予定で、「Qt Quick」のアップデートなどが特徴となる。
「Ruby on Rails 3.1」リリース、パフォーマンス向上のための仕組みなど多くの変更点
David Heinermeier Hansson氏は8月31日、Web開発フレームワーク「Ruby on Rails(RoR) 3.1」をリリースした。数多くの新機能や修正が加えられており、Webアプリケーションのパフォーマンスを向上させるような仕組みが追加されている。