8月28日、HTML5対応のWebサイト/Webアプリケーションテンプレート集「HTML5 Boilerplate 4」がリリースされた。アイコンやHTML5開発でよく使われるJavaScriptライブラリ、Google Analyticsコードなどがあらかじめ含まれたテンプレート集で、迅速な開発に役立つという。
JavaScriptツールキット「Dojo」、バージョン1系最後のメジャーリリースとなるバージョン1.8がリリースされる
The Dojo Foundationは8月15日、JavaScriptツールキット「Dojo 1.8」をリリースした。バージョン1系最後のメジャーリリースとなり、ドキュメントが大幅に強化されているほか、新コンポーネントの追加も行われている。
クラスタリングやロードバランシングなどを提供するJBoss AS 7ベースのRubyアプリケーションプラットフォーム「TorqueBox 2.10」リリース
Ruby on Rails 3系に深刻なセキュリティ問題、修正版への迅速なアップデートを推奨
Ruby on Railsの開発チームは7月26日、「Ruby on Rails 3.2.7」および「3.1.7」「3.0.16」をリリースした。Ruby on Rails 3.x系で発見された深刻なセキュリティ問題を修正したメンテナンスリリースで、開発チームは3.x系のユーザーに対しすぐにアップデートするよう呼びかけている。
JVMベースの非同期のアプリ開発フレームワーク「Vetr.x 1.2」が公開、Pythonに対応
イベント駆動型のアプリケーションフレームワーク「Vetr.x」開発チームは7月24日、最新版「Vert.x 1.2」をリリースした。新たにモジュールシステムが導入され、同時にモジュールレポジトリも公開された。開発者は作成したモジュールをリポジトリで広く公開できる。そのほか、PythonやCoffeeScriptサポートなども行われている。
米Adobe、HTML5やJavaSciprtでクロスプラットフォームのモバイルアプリを開発できるフレームワーク「PhoneGap 2.0」をリリース
米Adobe Systemsは7月20日、クロスプラットフォームのモバイルアプリケーション開発フレームワーク「PhoneGap 2.0」をリリースした。HTML5やJavaScript、CSSを使ってiOSやAndroid、Windows Mobileといったさまざまなデバイスに向けたアプリケーションを開発できるもので、ライセンスはApache License 2.0。
当初はTouchPad向けに開発されていたJavaScriptアプリフレームワーク「Enyo」、マルチプラットフォーム対応のバージョン2.0がリリースされる
米Hewlett-Packard(HP)のEnyo開発チームは7月18日、「Enyo 2.0」をリリースした。EnyoはオープンソースのJavaScrptアプリケーションフレームワーク。「HP webOS」向けだった旧バージョンから一新され、モバイルだけでなくデスクトップも含めた主要なWebブラウザに対応した。
PHP向けWebアプリケーションフレームワーク「CakePHP 2.2」リリース
Webアプリケーションフレームワーク「CakePHP」のコアチームは7月1日、最新安定版「CakePHP 2.2」をリリースした。同時に、2.1系の最終リリースとなる「CakePHP 2.1.4」もリリースされた。
Perl向けWebアプリフレームワーク「Mojolicious 3.0」がリリース
6月25日、Perl向けのリアルタイムWebアプリケーションフレームワーク「Mojolicious 3.0」(開発コード「Rainbow」)がリリースされた。Mojoliciousは「Perl向けの次世代Webフレームワーク」を自称しており、URLルーティング機能やプラグイン機構、Perl風テンプレート、セッション管理、テストフレームワーク、静的ファイルサーバーといった機能を搭載するフル機能のフレームワークとなる。
JavaScriptを独自拡張したWebアプリケーションフレームワーク「Opa」、初の正式版をリリース
Webアプリケーションフレームワーク「Opa」の開発チームは6月21日、初の正式版となる「Opa 1.0」をリリースした。JavaScriptを拡張した独自言語を利用するフレームワークで、コードはJavaScriptに変換して実行できる。フロントエンドおよびバックエンドの両方を実装できるほか、データベースプログラミングにも利用できるという。
Node.jsに対抗?JavaScript/Ruby/Groovy/Javaなどをサポートする非同期フレームワーク「Vert.x 1.0」登場
5月9日、非同期型アプリケーションフレームワーク「Vert.x 1.0」がリリースされた。Node.jsと同じく非同期・イベント駆動型のアプリケーションフレームワークで、Webアプリケーションや大規模サーバーの開発に向けたもの。Java仮想マシン(JVM)で動作し、JavaScript、Ruby、Groovy、Javaといった言語での開発をサポートする。
多数の改良が加えられた「jQuery Mobile 1.1.0」リリース
jQuery Mobile開発チームは4月13日、「jQuery Mobile 1.1.0」をリリースした。「jQuery 1.7.1」に対応し、またツールバーで「position:fixed」指定が利用できるようになるといった変更が加わっている。
Mozilla Labs、JavaScriptで実装されたWebブラウザ内で動作する3Dゲームエンジン「Gladius 0.1」を公開
Mozilla Labsは4月11日、Webブラウザ内で動作する3Dゲームエンジン「Gladius 0.1」をリリースした。3DのレンダリングにはWebGLを使用、2D物理演算エンジンなども備えている。
米Yahoo!、JavaScriptによるWebアプリケーションフレームワーク「Mojito」をオープンソースに
米Yahoo!は4月1日、JavaScriptフレームワーク「Mojito」をオープンソースとして公開することを発表した。開発者はMojitoを利用して、サーバーとクライアントの両方で動くJavaScriptプログラムを作成できるという。
米Microsoft、ASP.NET向けMVCスタックをオープンソース化
米Microsoftは3月27日、「ASP.NET WebAPI」および「Razor(ASP.NET WebPages)」をオープンソースソフトウェアとして公開した。ライセンスはApache License 2.0。同社のホスティングサイトCodePlexよりコードを入手できる。
Python用Webフレームワーク「Django 1.4」リリース、本バージョンでPython 2.5サポートは終了
Django Software Foundationは3月23日、Webアプリケーションフレームワーク「Django 1.4」をリリースした。開発チームはPython 3に向けての準備を進めており、Django 1.4はPython 2.5をサポートする最後の公式リリースになるという。
iOS/Android向けのHTML5対応JavaScriptフレームワーク「jqMobi」、早くも正式版登場
米appMobiは3月12日、オープンソースのHTML5モバイルアプリケーションフレームワーク「jqMobi 1.0」をリリースした。WebKit向けに最適化されたjQuery互換のJavaScriptライブラリで、モバイル向け、軽量かつ高速、Androidでも快適に利用できる、といった特徴を持つという。
モバイル向けHTML5フレームワーク「Sencha Touch 2.0」登場
米Senchaは3月6日、HTML5ベースのスマートフォン向けアプリケーションフレームワーク「Sencha 2.0」を発表した。アプリケーションの高速化に注力されており、起動時間の短縮やレンダリングの高速化、レスポンスの改善などが行われているという。
Scala/Javaのアプリケーションフレームワーク「Akka 2.0」リリース
Scala技術を提供する企業Typesafeは3月6日、分散並列型アプリケーションフレームワーク「Akka」の最新版「Akka 2.0」リリースを発表した。拡張性、フォールトトラレントなどを強化しているという。
CakePHP 2.1.0リリース、Viewの改善など多くの変更点を含む
Webアプリケーションフレームワーク「CakePHP」開発コアチームは3月5日、最新版「Cake PHP 2.1.0」をリリースした。Viewの改善など多くの変更点を含んでいるが、2.0系との後方互換性は保っており、今後機能改善やバグ修正は2.1系で行われることになる。