クラスタリングやロードバランシングなどを提供するJBoss AS 7ベースのRubyアプリケーションプラットフォーム「TorqueBox 2.10」リリース

 7月27日、Ruby on RaiolsやSinatraをサポートするRubyアプリケーションプラットフォーム「TorqueBox」 の最新版「TorqueBox 2.10」がリリースされた。TorqueBoxはJBoss Application Server(AS)をベースに、Rackインターフェイスやメッセージング機構、スケジューリング機構などを実装するRubyアプリケーション実行環境。

JVMベースの非同期のアプリ開発フレームワーク「Vetr.x 1.2」が公開、Pythonに対応

 イベント駆動型のアプリケーションフレームワーク「Vetr.x」開発チームは7月24日、最新版「Vert.x 1.2」をリリースした。新たにモジュールシステムが導入され、同時にモジュールレポジトリも公開された。開発者は作成したモジュールをリポジトリで広く公開できる。そのほか、PythonやCoffeeScriptサポートなども行われている。

米Adobe、HTML5やJavaSciprtでクロスプラットフォームのモバイルアプリを開発できるフレームワーク「PhoneGap 2.0」をリリース

 米Adobe Systemsは7月20日、クロスプラットフォームのモバイルアプリケーション開発フレームワーク「PhoneGap 2.0」をリリースした。HTML5やJavaScript、CSSを使ってiOSやAndroid、Windows Mobileといったさまざまなデバイスに向けたアプリケーションを開発できるもので、ライセンスはApache License 2.0。

当初はTouchPad向けに開発されていたJavaScriptアプリフレームワーク「Enyo」、マルチプラットフォーム対応のバージョン2.0がリリースされる

 米Hewlett-Packard(HP)のEnyo開発チームは7月18日、「Enyo 2.0」をリリースした。EnyoはオープンソースのJavaScrptアプリケーションフレームワーク。「HP webOS」向けだった旧バージョンから一新され、モバイルだけでなくデスクトップも含めた主要なWebブラウザに対応した。

Perl向けWebアプリフレームワーク「Mojolicious 3.0」がリリース

 6月25日、Perl向けのリアルタイムWebアプリケーションフレームワーク「Mojolicious 3.0」(開発コード「Rainbow」)がリリースされた。Mojoliciousは「Perl向けの次世代Webフレームワーク」を自称しており、URLルーティング機能やプラグイン機構、Perl風テンプレート、セッション管理、テストフレームワーク、静的ファイルサーバーといった機能を搭載するフル機能のフレームワークとなる。

JavaScriptを独自拡張したWebアプリケーションフレームワーク「Opa」、初の正式版をリリース

 Webアプリケーションフレームワーク「Opa」の開発チームは6月21日、初の正式版となる「Opa 1.0」をリリースした。JavaScriptを拡張した独自言語を利用するフレームワークで、コードはJavaScriptに変換して実行できる。フロントエンドおよびバックエンドの両方を実装できるほか、データベースプログラミングにも利用できるという。

Node.jsに対抗?JavaScript/Ruby/Groovy/Javaなどをサポートする非同期フレームワーク「Vert.x 1.0」登場

 5月9日、非同期型アプリケーションフレームワーク「Vert.x 1.0」がリリースされた。Node.jsと同じく非同期・イベント駆動型のアプリケーションフレームワークで、Webアプリケーションや大規模サーバーの開発に向けたもの。Java仮想マシン(JVM)で動作し、JavaScript、Ruby、Groovy、Javaといった言語での開発をサポートする。