米Eucalyptus Systemsは10月24日(米国時間)、クラウドインフラストラクチャ構築ソフトウェア 「Eucalyptus 3.4」を公開した。Amazon Web Servicesとの連携機能や、イメージの管理やマイグレーション機能などが強化されている。
RHEL 5.10互換の「CentOS 5.10」リリース
CentOS開発チームは10月19日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)と互換性を持つフリーのLinuxディストリビューションCentOSのバージョン5系最新版「CentOS 5.10」をリリースした。「RHEL 5.10」と互換性があり、MySQL 5.5などRHEL 5.10の新機能が利用できる。
新サービス「Orchestration」と「Matering」が加わった「OpenStack 2013.2(Havana)」がリリース
オープンソースのクラウド基盤「OpenStack」を開発する非営利団体OpenStack.orgは10月17日、最新版となる「OpenStack 2013.2」(開発コード「Havana」)公開を発表した。OpenStackの利用者がどの程度リソースを消費したのかを計測する「OpenStack Metering」や、Amazon Web Services(AWS)などと互換性のあるオーケストレーションサービス「OpenStack Orchestration」という新コンポーネントが導入されたほか、約400もの新機能が加わっている。
バージョン2系の正式版となるApache Hadoop 2.2リリース
非営利団体のApache Software Foundation(ASF)は10月16日(米国時間)、Apache Hadoop 2系で初となる正式版という「Apache Hadoop 2.2.0」をリリースした。分散処理実行フレームワークの「YARN」の導入、Windowsの対応などが特徴となる。
SMB2/3サポートを強化した「Samba 4.1」リリース
The Samba Teamは10月11日、最新安定版「Samba 4.1.0」をリリースした。クライアントツールやライブラリでのSMB2/SMB3サポートや、SMB2/SMB3で利用できる新機能追加などが行われている。
米Facebook、SSDをキャッシュとして利用するための技術「FlashCache ⒊0」を公開
米Facebookは10月10日、Linux向けの汎用キャッシュ技術「FlashCache ⒊0」を公開したことを発表した。SSDをキャッシュ用ストレージとして利用するための技術で、コストを抑えつつ性能を強化できるという。
UIプラグイン機構を導入した「Apache CloudStack 4.2」リリース
Apache CloudStack開発チームは10月1日、クラウド基盤ソフトウェア「Apache CloudStack 4.2」をリリースした。3月にトップレベルプロジェクト(TLP)となってから2回目のリリースとなり、サードパーティ向けUIプラグインアーキテクチャの導入などが加わっている。
メインメモリを1GBに増量、ARM搭載の小型サーバー「OpenBlocks A7」
ぷらっとホームは9月12日、小型Linuxサーバー「OpenBlocks」シリーズの新モデル「OpenBlocks A7」を発表した。メインメモリが1GBとなり、Flash ROMも256MBに増量されている。
米Red Hat、RHELの開発環境をアップデートする「Developer Toolset 2.0」および「Software Collections 1.0」をリリース
米Red Hatは9月12日(米国時間)、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)顧客向けの開発ツール「Red Hat Software Collections 1.0」および「Red Hat Developer Toolset 2.0」をリリースした。RHELは現在10年間のサポートが提供されているが、それとともに最新の開発ツールやランタイムコンポーネントを随時提供することで、安定したOS環境を提供しつつ開発環境のレガシー化を防ぐものとなる。
米ClouderaがHadoop向けの検索モジュール「Cloudera Search」を一般リリース
米Clouderaは9月5日、「Apache Hadoop」向けの検索モジュール「Cloudera Search 1.0」を発表した。これまではベータ版として公開されていた機能で、初の一般提供(GA)となる。
米Twitterなどでも利用されているクラスタマネージャ「Apache Mesos」、ApacheのTLPに昇格
非営利団体のApache Software Foundation(ASF)は7月24日、クラスタ管理ソフトウェア「Apache Mesos」をトップレベルプロジェクト(TLP)に昇格したことを発表した。米Twitterやカリフォルニア大学で使われているクラスタ管理ツールで、分散環境でリソースの分離と共有を効率よく行うことができるという。
CouchDB向けクラスタ技術を開発するBigCouch、本家にコードをマージへ
「Apache CouchDB」からフォークした分散データベースシステム「BigCouch」を開発する米Cloudantは7月22日(米国時間)、BigCouchのコードベースをCouchDBにマージする計画を発表した。これによりBigCouchの開発は終了、同社はCouchDBやそのクラスタ機能の改善にフォーカスするという。
「Eclipse Kepler」をサポートした「Spring Toole Suite 3.3」や「Groovy/Grails Tool Suite 3.3」がリリースされる
7月初めの「Eclipse 4.3(Kepler)」のリリースを受け、米Spring SourceがKeplerに対応したSpring開発ツール「Spring Tool Suite 3.3.0」および「Groovy/Grails Tool Suite 3.3.0」をリリースした。共に同社Webサイトよりダウンロードできる。
米Red Hat「OpenShift Enterprise 1.2」を発表
米Red Hatは7月10日(米国時間)、PaaS型インフラストラクチャ構築ソフトウェアの「OpenShift Enterprise 1.2」を発表した。外部技術を接続して提供できる「カートリッジ(cartridge)」の強化などが行われている。
非同期サーバープッシュが加わった「Vaadin 7.1」
Java向けのWebアプリケーションフレームワーク「Vaadin」開発チームは6月27日、最新版となる「Vaadin 7.1」をリリースした。非同期プッシュなどの新機能が加わっている。
米Citrixが「XenServer 6.2」発表、オープンソース化へ
米Citrix Systemsは6月25日(米国時間)、仮想化プラットフォーム最新版「XenServer 6.2」をリリースした。同時にオープンソース戦略を拡大、本バージョンよりXenServerスタック全体をオープンソース化してXenServer.orgで公開する。
米Netflix、Amazonクラウド上でのHadoopの運用管理サービス「Genie」を公開
米Netflixは6月21日、Amazon Web Service(AWS)クラウド上に構築された「Apache Hadoop」を管理するソフトウェア「Genie」をオープンソースで公開した。Hadoopや「Apache Hive」、「Apache Pig」のジョブを実行したりHadoopリソースの管理を行うためのRESTful APIを提供するもので、動的なリソース管理が可能になるという。
米Red Hat、IaaS基盤「Red Hat Cloud Infrastructure」などOpenStackにフォーカスしたクラウドソリューションを発表
米Red Hatは6月11日から14日まで米ボストンで開催中の「Red Hat Summit 2013」で、パブリックPaaS「OpenShift Online」、IaaSプライベートクラウド「Red Hat Cloud Infrastructure(RHCI)」、仮想化管理の最新版「Red Hat Enterprise Virtualization(RHEV) 3.2」など多数の発表を行った。いずれもオープンソースのクラウド基盤「OpenStack」をベースとしたもので、クラウドへの注力が伺える。
「Java EE 7」が正式発表、米Oracleから初の登場
米Oracleは6月12日(米国時間)、「Java Platform, Enterprise Edition 7(Java EE 7)」および「Java EE 7 Software Development Kit(SDK)」の提供を発表した。Oracleの下では初のリリースとなる。
オープンソースのクラウド基盤ソフトウェア「Apache CloudStack 4.1」リリース
Apache CloudStackプロジェクトは6月4日、オープンソースのIaaS基盤ソフトウェア「Apache CloudStack 4.1.0」をリリースした。3月にインキュベーション(正式プロジェクトに向けての準備段階)プロジェクトからトップレベルプロジェクト(TLP)となって以来、初のメジャーリリースとなる。