メインメモリを1GBに増量、ARM搭載の小型サーバー「OpenBlocks A7」

 ぷらっとホームは9月12日、小型Linuxサーバー「OpenBlocks」シリーズの新モデル「OpenBlocks A7」を発表した。メインメモリが1GBとなり、Flash ROMも256MBに増量されている。

 OpenBlocks A7はOpenBlocksシリーズの標準モデルという位置付けで、CPUにはMarvell ARMADA 310(600MHz)を採用。メインメモリは1GB(DDR3 SDRAM)。256MBのFlash ROM(NAND)を搭載しており、別途ストレージなどを用意することなしの利用も可能になった。より多くの容量が必要な場合は、内蔵のSATA II対応のストレージインターフェイス経由で2.5インチSSDなどを接続できる。

 外部インターフェイスには10/100/1000BASE-Tを2ポート搭載するほか、2基のUSB 2.0ポートやRS-232Cポートも備える。筐体サイズは81×133.5×32(W×D×H)mmで、電源にはACアダプタもしくはPoE受電(DC48V)が利用可能。消費電力が高負荷時で7.7W(PoE受電時は6.4W)と少ないのも特徴で、本体はファンレスのため、メンテナンスフリーで利用できる。

 USBポートやシリアルポートを利用、3G通信モジュールや各種センサデバイスを接続しての利用もサポートされる。価格は開発キットおよび16GBのSSDをセットにした「OpenBlocks A7 DPパッケージ」が5万9,850円、開発キットやSSDが含まれず、Java SE Embedded 7対応およびシリアル変換アダプタが含まれる「Jパッケージ」が4万3,890円、本体およびACアダプタのみの「Mパッケージ」はオープンプライス。サポートサービスも有料で提供される。

OpenBlocks A7
http://openblocks.plathome.co.jp/products/obs_a/a7/

ぷらっとホーム
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