コミュニティの持続性を支援するOpen Collectiveは3月24日、企業がオープンソース開発者を支援できるファンドプログラム「Funds for Open Source」を発表した。
「Rust 1.51」が公開、const genericsが安定扱いに
プログラミング言語「Rust」を開発するRustチームは3月25日、最新版となる「Rust 1.51.0」公開を発表した。const genericsの安定化などが特徴となる。
企業での利用が増えるGo言語
Googleのプログラミング言語Goが職場で使われるようになっている。Go開発チームが発表した年次調査では、76%が仕事で使っていると回答している。
.NET向けのPHPコンパイラ/ランタイム「PeachPie 1.0」が登場
PHP向け.NET開発プラットフォーム「PeachPie」開発チームは3月14日、初の正式版となる「PeachPie 1.0.0」を公開した。PeachPieは、.NETランタイム上でPHPをネイティブにサポートするプラットフォーム。PHPをネイティブの.NET言語のように扱うことができる。
「Java 16」が登場
米Oracleは3月16日(米国時間)、「Java 16」(「Oracle JDK 16」)の一般公開(GA)を発表した。Oracleは半年に1度、JavaをリリースしておりJava 16は2020年9月に公開されたJava 15に続くメジャーリリース。
GitOpsツールFluxがCNCFのインキュベーションプロジェクトに昇格
非営利団体Linux Foundation傘下のCloud Native Computing Foundation(CNCF)は3月11日、GitOpsツールのFluxをSandboxからインキュベーションに昇格することを発表した。
Google、ファジング「OSS-Fuzz」でJavaをサポート
Google(米Alphabet傘下)は3月10日、オープンソースソフトウェア向け継続的ファジングサービス「OSS-Fuzz」で、Java、およびKotlin、Scala、ClojureなどのJava仮想マシン(JVM)言語に対しても対象を拡大したことを発表した。
AMD ROCmをサポートした「PyTorch 1.8」 が公開
PyTorch開発チームは3月4日、オープンソースの機械学習フレームワークの最新版「PyTorch 1.8」公開を発表した。AMD ROCmのサポート、パイプライン並列処理のベータ導入などが加わっている。
Googleが「Flutter 2」を公開、モバイルからWeb、デスクトップに拡大
Google(米Alphabet傘下)のUI/アプリケーションツールキット「Flutter」開発チームは3月3日、最新のメジャーリリースとなる「Flutter 2」公開を発表した。モバイルフレームワークからデスクトップなどでも動く移植性のあるフレームワークにフォーカスを拡大した。
型アノテーションが加わった「Numpy 1.20」が公開
Pythonの数学的処理向け拡張モジュール「Numpy」開発チームは1月30日、最新版となる「Numpy 1.20.0」を公開した。型アノテーションのサポートなどが特徴となる。
「fish 3.2.0」が公開
Linux向けコマンドラインシェル「fish」開発チームは3月1日、最新版となる「fish 3.2.0」を公開した。
Red Hat、プロジェクトや非営利団体向けの無償RHELプログラムを発表
Red Hat(米IBM傘下)は2月25日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のノーコストプログラム「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) for Open Source Infrastructure」を発表した。「CentOS Linux」の打ち切りを受けて混乱するコミュニティに対する救済策の1つと位置付けられる。
「Go 1.16」が公開、module-awareモードがデフォルトで有効に
Googleのプログラミング言語「Go」の開発チームは2月16日、最新安定版となる「Go 1.16」を公開した。Apple Siliconのサポートなど多数の強化が加わっている。Go 1.16は2020年8月に公開されたGo 1.15に続く最新版。
「Linux 5.11」が公開
Linus Torvalds氏は2月14日、「Linux 5.11」を公開した。2021年初のリリースとなり、ファイルシステム、ハードウェアなどで多数の強化が加わっている。Linux 5.11は2020年12月に公開されたバージョン5.10に続く最新版。7回のリリース候補(RC)リリースを経ての正式版公開となる。
Vue.jsアプリの状況管理パターン「Vuex 4.0」が公開
Vue.jsアプリケーションのstate管理ライブラリ「Vuex」開発チームは2月3日、最新版「Vuex 4.0.0」を公開した。Vue 3をサポートし、Vuex 3系との互換性にフォーカスしたものとなる。
米Docker、「Docker Distribution」をCNCFに寄贈
米Dockerは2月4日、「Docker Distribution」をLinux FoundationのCloud Native Computing Foundation(CNCF)に寄贈したことを発表した。
「LibreOffice」に若い人のアイディアをーーコミュニティ拡大プログラムを発表
オープンソースの生産性スイート「LibreOffice」を開発するDocument Foundationは1月29日、LibreOfficeコミュニティを活性化させる新プロジェクト「LibreOffice New Generation」を発表した。
米Docker、Docker Hub CLIのLinux版をオープンソースに
米Dockerは1月28日、Docker Hubのコマンドラインインターフェイス「Docker Hub CLI」のLinux向けをオープンソースとして公開した。ユーザーのフィードバックを得てDocker CLIの機能改善に役立てる、と目的を説明している。
AWSがElasticとKibanaをフォークへ
Amazon Web Services(米Amazon)は1月22日、「Elasticsearch」と「Kibana」のフォークプロジェクトを開始することを発表した。両ソフトウェアは先にオープンソースライセンスを変更したところで、AWSのフォークはこれまで通りApache License 2を採用する計画だ。
高速なPython実行環境「Pyston 2.1」が公開
高速なPython実行環境を目指す「Pyston」の開発チームは1月22日、最新版となる「Pyston 2.1」を公開した。