米Docker、Docker Hub CLIのLinux版をオープンソースに

 米Dockerは1月28日、Docker Hubのコマンドラインインターフェイス「Docker Hub CLI」のLinux向けをオープンソースとして公開した。ユーザーのフィードバックを得てDocker CLIの機能改善に役立てる、と目的を説明している。

 Docker Hub CLIはDockerが2020年12月に実験的として発表したDocker Hubのコマンドラインインターフェイス。別名”hub-tool”。Docker Hubにあるコンテンツの検索、インスペクションや管理、アカウント管理などができる。12月の発表時、MacとWIndowsに対応していたが、今回、Linux版として最新のバージョン0.3をオープンソースにした。ライセンスはApache License 2。

 0.3では、組織のステータスをチェックするaccount infoコマンドが加わった。tag inspectコマンドで、イメージがマルチアーキテクチャ特定のプラットフォームをインスペクションできる–platformフラグも利用できる。

 Docker Hub CLIのLinux版は、GitHubのページより入手できる。

hub-tool
https://github.com/docker/hub-tool