The Unicode Consortiumは9月13日、最新の文字コード標準「Unicode 15(Unicode Standard, Version 15.0)」を発表した。中国語・日本語・韓国語(CJK)の表意文字、絵文字など4489の新しい文字が加わり、合計の文字数は14万9186となった。
オープンなドキュメントフォーマット「ODF 1.3」がOASIS標準として承認
LibreOfficeの開発母体であるThe Document Foundationは6月23日、「OpenDocument Format for Office Application(ODF)」の最新版がOASIS(Organization for the Advancement of Structured Information Standards)の標準として承認されたと報告した。
Khronos Groupが「OpenGL 4.5」をリリース
標準化団体The Khronos Groupは8月11日(米国時間)、グラフィックスライブラリ「OpenGL 4.5」の仕様を正式リリースした。合わせて次世代のOpenGLイニシアティブに向けた参加を呼びかけたほか、「SPIR 2.0」仮仕様も公開した。また、「DirectX」を開発する米MicrosoftのThe Khronos Groupヘの加入も明らかになった。
開発者のスキルを示すMozillaのデジタルバッジ「Open Badges」が正式版に
Mozillaは3月14日、開発者のスキルや知識を証明する「デジタルバッジ」を提供・表示するための規格「Mozilla Open Badges 1.0」を公開した。バッジをWebサイトやブログ、SNSなどで掲示することで、所定の知識や課程の修了を示せるという。
W3C、Googleらと共同でWeb開発者向けの技術情報リソースサイト「Web Platform Docs」を立ち上げ
The World Wide Web Consortium(W3C)は10月8日、Web開発者向けの技術情報を集めたWebサイト「Web Platform Docs」を立ち上げた。米Google、米Facebook、Mozillaなどと協力し、開発者にとって包括的かつ信頼できるリソースとなることを目指す。
「OpenGL 4.3」および「OpenGL ES 3.0」が発表される
標準化団体The Khronos Groupは8月6日(米国時間)、グラフィックAPI「OpenGL 4.3」および組み込み機器向けグラフィックAPI「OpenGL ES 3.0」(開発コード「Haiti」)を発表した。テクスチャフォーマットの共通化などが特徴となる。
計算デバイス分割やDirextXサーフェス共有が可能になった「OpenCL 1.2」登場
標準化団体のThe Khronos Groupは11月15日(米国時間)、並列プログラミングに向けた標準規格「OpenCL 1.2」の仕様を公開した。バージョン1.0および1.1との後方互換性を維持しつつ、計算デバイスの分割利用やカスタムデバイス対応といった新機能を追加した。
OASISが「ODF 1.2」承認、表計算における数式フォーマットを定義する「OpenFormula」が追加
標準化団体のOrganization for the Advancement of Structured Information Standards(OASIS)は9月30日付けのメーリングリストで、「ODF 1.2」がOASIS標準として承認されたことを発表した。
C++の次期標準規格、通称「C++0x」が最終国際投票で承認される。通称は「C++11」へ
プログラム言語C++の次期標準である「C++Ox」が、国際標準化機構(ISO)の最終国際投票において満場一致で承認された。これにより、年内には仕様が通称「C++11」として公表されることになる。
ヘルプデスクや顧客サポート向けのオープンなAPIを策定するNetworkedHelpDesk.org
デンマークZendeskは6月7日(米国時間)、さまざまなヘルプデスクや顧客サポートを接続するオープンな標準を策定するイニシアティブ、NetworkedHelpDesk.orgの立ち上げを発表した。ソリューション間のシームレスな連携を可能にし、顧客エクスペリエンスを改善するという。
CSS 2.1、やっとW3C勧告に
The World Wide Web Consortium(W3C)は6月7日、「Cascading Style Sheets Level 2 Revision 1(CSS 2.1)」を勧告として発表した。勧告候補となってから4年がかりで正式仕様となったことになる。
WHATWG、HTML標準規格を「随時アップデートする」方針へ変更
HTML5の仕様を開発中の作業グループWHATWG(Web Hypertext Application Technology Working Group)が、HTML規格のバージョン番号を廃止する方針であることを発表した。W3C(World Wide Web Consortium)がHTML5のロゴを発表したばかりであり、W3Cは「先に発表したHTML5のロゴのローンチが混乱を招いた」と謝罪している。
米Microsoft、HTML5仕様のプロトタイプを公開するWebサイトを立ち上げ
米Microsoftは12月21日、HTML5標準のプロトタイプ実装を公開するWebサイト「HTML5 Labs」を立ち上げた。同時に、最初のプロジェクトとして、「WebSockets」と「IndexedDB」の2つのプロトタイプを公開した。
「OpenCL 1.1」が1年半ぶりにリリース
標準化団体The Khronos Groupは6月14日(米国時間)、クロスプラットフォームの並列処理向けプログラミング技術の最新版「OpenCL(Open Computing Language) 1.1」の承認と公開を発表した。同団体のプロジェクトページよりダウンロードできる。
IPA、ITセキュリティセンターを暗号モジュール試験機関として承認
情報処理推進機構(IPA)は2010年3月12日、ITセキュリティセンター(ITSC、所在地:東京都千代田区)評価部を「暗号モジュール試験及び認証制度」(JCMVP)の暗号モジュール試験機関として承認したと発表した。
Web標準化団体Open Web Foundation、規約と10の標準化プロジェクトを公開
オープンソース手法によりWeb関連標準技術を開発・保護する非営利団体であるOpen Web Foundationは11月17日、同団体の規約「Open Web Foundation Agreement(OWFa)」を公開するとともに、同規約の下で進められる10の標準化プロジェクトを発表した。米Google、米Facebookなど5社が、OWFaの下でこれらのプロジェクトを進めていくという。
Mozilla、「Firefox 3.6」でWebフォントフォーマットWOFFに対応へ
Mozillaは10月20日、最新のWebフォント形式「Web Open Font Format(WOFF)」への支持を正式に表明するとともに、次期版「Firefox 3.6」でWOFFサポートを実装する計画を発表した。
Mozilla幹部ら、IEプラグイン「Google Chrome Frame」に反対
米Googleが9月22日に公開した「Google Chrome Frame」に対し、Mozillaの幹部が議論に加わった。機能を無効にする、混乱を招くなどと懸念を示している。
HTML 5のデフォルトオーディオ/ビデオコーディックは「undefined」に
World Wide Web Consortium(W3C)で「HTML 5」仕様の策定を進めるIan Hickson氏(米Google所属)は、HTML 5で新たに導入されるオーディオとビデオの両要素について、特定仕様の利用義務付けをなしとする意向を発表した。
MozillaとKhronos、3DアクセラレーションのWeb標準策定へ──米Googleも支援
3DグラフィックAPI「OpenGL」で知られる標準化団体Khronos Groupは3月24日(米国時間)、Mozilla Foundationとともに、Webブラウザでの3Dグラフィックスを高速化することを目的とした作業部会「Accelerated 3D on Web」を設立することを発表した。米Googleも賛同を寄せている。