Red Hat Enterprise Linux 6.2リリース、性能とリソース管理を強化

 米Red Hatは12月6日(米国時間)、「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 6.2」の一般提供を開始した。性能と拡張性を強化、2階層のSAP SDアプリケーションベンチマークで最高記録を実現したという。2010年11月にリリースしたバージョン6系の2回目のアップデートで、性能、リソース管理、高可用性、ファイルシステムの性能、アイデンティティ管理などが特徴。

米Red Hat、Linuxカーネルのソースパッケージ配布方法変更について「競合への対処が理由」と説明

 Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 6ではLinuxカーネルのソースRPMパッケージについてリリース方法が変更されたが、この変更について一部で批判の声が上がっている。これに対しRed HatのCTOが3月4日付けで公開書簡を発表、変更の理由について「競争市場が変化したため」と説明した。