レッドハット、Red Hat Enterprise Linux 5.5を提供開始

 レッドハットは3月31日、企業向けのLinuxベースOS最新版「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 5.5」を提供開始すると発表した。比較的小規模な機能強化やセキュリティ修正、バグフィックスなどが行われたマイナーアップデートとなる。仮想化やクラウド・コンピューティング関連機能を強化、Windowsとの相互運用性も向上されている。

米Red Hat、KVMを強化したRed Hat Enterprise Linux 5.5ベータ版をリリース

 米Red Hatは2月11日、Linuxディストリビューションの次期版「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)5.5」ベータ版をリリースした。米Intelなど最新のチップセットに対応、ハイパーバイザー「KVM」を強化した。2007年にリリースしたRHEL 5.0の5回目のアップデートとなり、Linuxカーネル2.6.18-186.EL5を採用している。

レッドハット、KVMを採用した仮想化製品「Red Hat Enterprise Virtualization for Servers」

 レッドハットは2009年11月17日、Linuxの標準仮想化機能「KVM」を使った仮想化基盤ソフトウェア製品群「Red Hat Enterprise Virtualization for Servers」の提供を開始した。Red Hat Enterprise Linux(RHEL)とハードウェアやソフトウェアの互換性が高く、低コストで仮想化/クラウド環境を構築できるという。

レッドハット、OSSビジネスルール管理ツール「JBoss Enterprise BRMS 5.0」提供

 レッドハットは2009年10月21日、オープンソースのビジネスルール管理ツール「JBoss Enterprise BRMS 5.0」の提供を開始した。ライセンスは無料で、Webサイトからダウンロードできる。年間サブスクリプション価格(税別、テクニカルサポート、製品アップグレード、修正プログラム含む)は、4CPUあたり394万8000円から。