米Red Hatは11月30日(米国時間)、クラウドでのアプリケーション実装ソリューションを提供する米Makaraを買収したことを発表した。買収金額など詳細は非公開。先に発表したクラウドプラットイニシアティブ「Cloud Foundation」を強化する狙い。
過去10年間の集大成となるRed Hat Enterprise Linux 6正式版が登場
米Red Hatは11月10日(米国時間)、「Red Hat Enterprise Linux 6(RHEL 6)」正式版を発表した。米サンフランシスコで開催した発表イベントで同社製品・技術担当社長のPaul Cormier氏は「商用OSはLinuxとWindowsの2つになった」と述べ、Linuxが新しい段階に入ったことを印象付けた。
米Red Hat、REHLのサポートを3年延長する新サービス「Extended Life Cycle Support」を発表
米Red Hatは8月19日、Linuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」のサポートを3年追加する有料サービス「Extended Life Cycle Support(ELS)」を発表した。RHELのサポートは通常7年だが、ELS追加購入により、10年まで延長できる。
GNOME開発者の70%がボランティア、コミット最多企業は米Red Hat
フリーソフトウェア専門コンサルティングの仏Neary Consultingは7月29日、「GNOME」の開発とコミュニティに関する調査「GNOME Census」を公開した。GNOME開発者の約70%は報酬を得ていないボランティア開発者であり、上位40人で30%の変更を行っているという。
米Red Hat、Red Hat Enterprise Linux 6.0のベータ版を公開
米Red Hatは4月21日(米国時間)、Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 6.0のベータ版を公開した。仮想化、クラウドコンピューティングの対応、信頼性の強化などを特徴とする。
レッドハット、Red Hat Enterprise Linux 5.5を提供開始
レッドハットは3月31日、企業向けのLinuxベースOS最新版「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 5.5」を提供開始すると発表した。比較的小規模な機能強化やセキュリティ修正、バグフィックスなどが行われたマイナーアップデートとなる。仮想化やクラウド・コンピューティング関連機能を強化、Windowsとの相互運用性も向上されている。
米Red Hat、「JBoss Developer Studio 3.0」を発表。「Eclipse 3.5」をベースに各種ツールを追加
米Red Hatは3月22日(米国時間)、統合開発環境(IDE)の最新版「JBoss Developer Studio 3.0」を発表した。オープンソースのJavaベースIDE「Eclipse 3.5.2」をベースとし、同社のミドルウェア技術やツールを含む。
米Red Hat、KVMを強化したRed Hat Enterprise Linux 5.5ベータ版をリリース
米Red Hatは2月11日、Linuxディストリビューションの次期版「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)5.5」ベータ版をリリースした。米Intelなど最新のチップセットに対応、ハイパーバイザー「KVM」を強化した。2007年にリリースしたRHEL 5.0の5回目のアップデートとなり、Linuxカーネル2.6.18-186.EL5を採用している。
米Red Hat、「JCPをオープンに」とOracleに呼びかけ
「Sunは自社の商用メリットのために、Javaの可能性を制限しつつあった」——米Sun Microsystemsを買収する米Oracleに対し、米Red Hatのミドルウェア部門担当副社長Craig Muzilla氏は、買収を機に「Java Community Process(JCP)をオープンに」と呼びかけている。
米Red Hat、オープンソースコミュニティサイト「opensource.com」を公開
米Red Hatは1月25日、オープンソースコミュニティサイト「opensource.com」を正式に立ち上げた。オープンソースについて、ビジネス、教育などの視点からコミュニティがディスカッションする場を目指すという。
米Red Hat、仮想環境向けのリモートデスクトップ機構「SPICE」をオープンソースで公開
米Red Hatは12月9日(米国時間)、仮想デスクトップ機構「SPICE(Simple Protocol for Independent Computing Environment)」をオープンソースとして公開した。プロジェクトページでソースコードやバイナリなどを入手できる。
米Red Hat、RHEL 5.4に対応した「Red Hat Enterprise MRG 1.2」を発表
米Red Hatは12月7日、リアルタイム機能を統合したLinuxディストリビューションの最新版「Red Hat Enterprise MRG 1.2」を発表した。クラウドおよび仮想化対応などが強化されている。既存顧客は「Red Hat Network」経由で自動アップデートされる。
仮想化やネットワーク管理機能が強化された「Fedora 12」リリース
Fedora Projectは11月17日(米国時間)、最新のLinuxディストリビューション「Fedora 12」を公開した。仮想化やネットワーク管理機能など、多数の機能を含む。Fedora ProjectのWebサイトより入手できる。
レッドハット、KVMを採用した仮想化製品「Red Hat Enterprise Virtualization for Servers」
レッドハットは2009年11月17日、Linuxの標準仮想化機能「KVM」を使った仮想化基盤ソフトウェア製品群「Red Hat Enterprise Virtualization for Servers」の提供を開始した。Red Hat Enterprise Linux(RHEL)とハードウェアやソフトウェアの互換性が高く、低コストで仮想化/クラウド環境を構築できるという。
レッドハット、Java EE 5に正式対応した「JBoss Enterprise Application Platform 5.0」
レッドハットは2009年11月12日、Java EE 5に正式対応したアプリケーションサーバ「JBoss Enterprise Application Platform 5.0」を提供開始した。アップグレードや修正プログラムを含む年額サブスクリプション価格は4CPUあたり87万8000円(税別)から。
米Red Hat、異機種仮想サーバー環境を管理できる「RHEV for Servers」
米Red Hatは11月3日(米国時間)、仮想化管理技術「Red Hat Enterprise Virtualization for Servers」を発表した。WindowsとLinuxの両サーバーが混在する環境で仮想化を管理できるという。
レッドハット、OSSビジネスルール管理ツール「JBoss Enterprise BRMS 5.0」提供
レッドハットは2009年10月21日、オープンソースのビジネスルール管理ツール「JBoss Enterprise BRMS 5.0」の提供を開始した。ライセンスは無料で、Webサイトからダウンロードできる。年間サブスクリプション価格(税別、テクニカルサポート、製品アップグレード、修正プログラム含む)は、4CPUあたり394万8000円から。
米Microsoftと米Red Hat、仮想化環境の相互運用性を実現
米Red Hatと米Microsoftは10月7日(米国時間)、自社サーバーOS上でお互いの仮想化技術の動作検証作業を完了し、顧客に共同サポートを提供すると発表した。顧客はLinuxとWindowsが混在する環境で仮想化を実装できるという。
レッドハット、企業向けLinux管理ソリューション最新版
レッドハットは2009年9月9日、金融・ミッションクリティカル分野向けLinux管理ソリューションの最新バージョン「Red Hat Network Satellite 5.3」の提供を開始した。2008年6月に開始したオープンソースプロジェクト「Spacewalk」の成果を取り込んだ初の製品で、物理サーバと仮想サーバの両方を管理できる。
米Red Hat、JBossポータルプロジェクト「GateIn」を公式ローンチ
米Red Hatは9月3日(米国時間)、JBoss.orgの下で開発してきたポータルプロジェクトを「GateIn」として発足させたことを正式に発表した。同時に「GateIn 3.0」ベータ1も公開した。