Python向けのパッケージ管理システム「Pip」開発チームは4月14日、最新版となる「Pip 10」を公開した。本リリースよりPython 2.6がサポート対象外となっている。
Python向けのアプリケーションフレームワーク「Django 2.0」リリース、Python 2系のサポートが廃止に
Python向けWebアプリケーションフレームワーク「Django」開発チームは12月2日、9年ぶりのメジャーリリースとなる「Django 2.0」を発表した。サポートするPythonのバージョンが3.4~3.6となり、Python 2系のサポートは終了した。また、後方互換性のない変更も加わっている。
Pythonによるデータサイエンスツールディストリビューション「Anaconda Distribution 5.0」公開
米Anacondaは10月25日、Pythonベースのデータサイエンスプラットフォーム「Anaconda Distribution 5.0.1」を公開した。
「SciPy 1.0」リリース、最初のリリースから16年
SciPy Projectは10月25日、科学など学術用途向けのPythonライブラリやツールをまとめた「SciPy 1.0」を発表した。最初のリリースから実に16年を経ての正式版となった。
「PyPy 5.9」リリース、NumPyとPandasをPython 2.7向けでサポート
PythonインタープリタのPyPy開発チームは10月5日、最新版「PyPy 5.9」を公開した。JSONパーサーの高速化、NumPyとPandasのPyPy2.7でのサポートなどが加わっている。
Google、Pythonコードからコマンドラインインターフェイスを自動生成するツール「Python Fire」を発表
Googleは3月3日、「Python Fire」を発表した。Pythonコードからコマンドラインインターフェイス(CLI)を自動生成するもので、Pythonコードの開発やデバッグに有用だという。
米Dropbox、「Pyston」プロジェクトへの支援を打ち切りに
高速なPython実行環境を目指して開発されている「Pyston」の開発チームは1月31日、最新版となる「Pyston 0.6.1」を公開した。同時に、DropboxによるPystonプロジェクトへの支援が終了することも明らかにした。
Python向けのグラフィカルなシェル「IPython 5.3」リリース
Python向けのインタラクティブなシェル「IPython」開発チームは1月30日、最新版となる「IPython 5.2.0」を公開した。
Pythonパッケージのドキュメントホスティングサービス「pydoc.io」が公開される
Read the Docsは11月17日、Python向けのドキュメントホスティングサービス「pydoc.io」の運営プロジェクト立ち上げを発表した。まずはPythonで広く使われているパッケージ配布システム「PyPI(Python Package Index)」上にアップロードされたすべてのパッケージのドキュメント公開を計画している。また、その後はGitHub上で公開されているPythonコードのドキュメントに対象を広げることを目指す。
オープンソースのPython実装「Pyston 0.5」が登場
JITを採用した高速なPython処理系を開発するPystonプロジェクトは5月26日、「Pyston 0.5」を公開した。Refcountingの採用、NumPyのサポートなどの機能強化が図られている。
Python実行環境「PyPy 5.1」公開、ウォームアップ時間やメモリ要求をさらに強化
PyPy開発チームは4月20日、Pythonで実装されたPython実行環境PyPyの最新版「PyPy 5.1」をリリースした。ウォームアップ時間、メモリ要求などが改善されている。
「PyPy 5.0」リリース、起動時間やメモリ使用量の短縮が行われる
Python実行環境「PyPy」の開発チームは3月10日、最新版「PyPy 5.0」をリリースした。性能の強化などが行われている。
米Microsoft、CoreCLRを利用するPython実装「Pyjion」を公開
米Microsoftが.NET Coreで使用される.NET実行エンジン「CoreCLR」を利用したPython実装「Pyjion」を公開した。JIT技術を利用して処理の高速化を図っており、CPython拡張モジュールをそのまま利用できるという特徴も持つ。
Python処理系「PyPy 4.0」リリース、起動時間を大きく改善
PythonによるPython実装を行っているPyPy開発チームは10月29日、「PyPy 4.0.0」を公開した。起動時間の改善、ベクタライゼーションなどが特徴となる。
「Python 3.5」リリース、非同期プログラミング機能の強化や型ヒントの記述機能を導入
Python Software Foundationは9月13日、Python 3系の最新版「Python 3.5.0」をリリースした。非同期プログラミング機能を強化したほか、型ヒントの記述機能や行列乗算演算子の導入などが行われている。
GUIを備えたPython実行環境「IPython 4.0」リリース
Python向けの「インタラクティブな操作に向けた高機能シェル」をうたう「IPython」開発チームは8月12日、最新版となる「IPython 4.0」をリリースした。言語に依存しない部分および対話的操作環境である「Notebook」を「Jupyter」として分割することになってから初のリリースとなる。
Pythonによる高速Python実装「PyPy 2.6」リリース
Python処理系PyPyの開発チームは6月1日、最新版となる「PyPy 2.6.0」(開発コード「Cameo Charm」)をリリースした。WindowsやMac OS X、Linux、OpenBSD、FreeBSDなどのx86マシンに加え、ARM版Linuxもサポートする。
2回目のLTS、Python Webアプリフレームワーク「Django 1.8」リリース
Python向けWebアプリケーションフレームワーク「Django」の開発チームは4月1日、最新安定版「Django 1.8」をリリースした。2回目の長期サポート版(LTS)となり、リリースから3年の間セキュリティアップデートを受けることができる。
高性能を目指す米DropboxのPython実装「Pyston」バージョン0.3リリース
Dropboxが手がける独自のPython実装「Pyston」開発チームは2月24日、最新版「Pyston 0.3」を公開した。互換性、性能にフォーカスした改善が図られている。性能ではCPythonに匹敵するレベルになったと報告している。
天文物理学向け計算に特化したPython JITコンパイラ「HOPE」
チューリッヒ工科大学(ETH)の天文学研究所が、PythonコードをC++コードに変換してコンパイルするツール「HOPE」を公開した。天文学に関連する機能のみに特化したツールで、PythonとC++を組み合わせることでプログラミングの容易さを保ちつつ天文物理学の計算に要求される性能を実現するとしている。