米Googleは11月10日(米国時間)、最新の実験的開発言語「Google Go」をオープンソースプロジェクトとして公開した。生産性が高く楽しいプログラミングの実現を目指すという。専用のWebサイトでソースファイル、コマンドドキュメンテーションなどを入手できる。
ナノコネクト、Androidアプリ開発者育成カリキュラムを開講
ナノコネクト(本社:神戸市)は、携帯電話プラットフォーム「Android」のアプリケーション開発者育成カリキュラム「Androidエデュケーション」を2009年12月から、大阪、神戸、東京の3都市で開講する。実践的なカリキュラムによって、基礎から自立的なAndroidアプリ開発までを習得する。
インテル コンパイラー 1000本ノックプロジェクト

インテル コンパイラーにはさまざまな最適化機能が備えられており、そのためインテル コンパイラーでコンパイルしたプログラムは高速に動作すると言われている。しかし、そのためだけにわざわざソースコードからコンパイルを行うのは面倒だ、という人も多いだろう。そこでSourceForge.JP Magazine編集部では、インテル コンパイラーでコンパイルされたソフトウェアをより多くの人に試してもらうため、「インテル コンパイラー 1000本ノックプロジェクト」と題し、インテル コンパイラーでコンパイルしたプログラムを公開することにした。
「Perl 5.11」リリース、「Perl 5.12」に向けた開発者向けバージョン
プログラミング言語「Perl」の開発者は10月2日、最新版「Perl 5.11.0」を公開した。5.11は、「Perl 5.12」で盛り込む機能強化をテストするためのDevelopment Releaseとなる。CPANサイトよりダウンロードできる。
インテル コンパイラーで試す次世代C++規格「C++0x」
インテル コンパイラーではOpenMP 3.0やC++ラムダ関数、並列コンパイルといった、新規格や最近注目されている機能がいち早く取り入れられている。本記事では、インテル コンパイラーが採用した新規格について解説する。
Core i7のSSE4.2にも対応、インテル コンパイラーで作るSSE対応プログラム

インテル コンパイラーの特徴の1つに「自動ベクトル化」がある。これはSSE(Streaming SIMD Extensions)と呼ばれるCPUの機能を利用することで数値演算の高速化を図るものだ。インテル コンパイラーは最新のCore i7といったCPUに搭載されているSSE4.2に対応しており、現行のほとんどのインテルCPUにおいて高速化が期待できる。本記事では、インテル コンパイラーでのSSEの使用と、その効果について解説する。
新しくなったインテル コンパイラー 11.1日本語版を使って最新環境向けビルドにチャレンジ
2009年7月3日、インテル コンパイラーの新版11.1がリリースされた。インテル コンパイラー 11.1では、Core i7やAtomといったインテルの最新CPU向けの最適化機能や並列化機能が備えられたほか、並列プログラミング向けのデバッグ機能などが新たに追加されている。
Googleの開発者によるJavaVM向けの新言語「Noop」、公開
米Googleの開発者らが中心となって、Java仮想マシンで動く新しい言語「Noop」が、Google Code上で公開された。新・旧の開発言語の良い点をブレンドし、可読性の高いコードが書きやすい文法を備えているという。
米Apple、「Grand Central Dispatch」をオープンソースに
米Appleは9月10日、「Grand Central Dispatch(GCD)」をオープンソースとして公開した。GCDは「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」の主要機能であり、マルチコア処理技術を最適化するもの。今回、ユーザー空間向けAPIを「libdispatch」として公開した。
Rubyは業務システムにも十分な適用性を備える――IPA調査報告書
情報処理推進機構(IPA)は2009年9月7日、Webアプリケーションで採用が進むRubyについて、自治体や企業などの業務システム開発への適用性を評価した「自治体・企業等の情報システムへのRuby適用可能性に関する調査」を公開した。業務システム分野へも十分な適用性を備えていることを確認したという。
オープンソース化された並列化テンプレートクラスライブラリ「Intel Threading Building Blocks」入門
C++で並列アプリケーションを実装するためのテンプレートライブラリとして、インテルがリリースしている「Intel Threading Building Blocks」(TBB)がある。TBBはインテル コンパイラーやインテル Parallel Studioといったインテルのコンパイラ製品に付属しているほか、オープンソース版も公開されている。本記事ではこのTBBの概要と、基本的な使い方を解説する。
マイクロソフト、Windows 7対応の開発者支援をベクターと共同で実施
マイクロソフトは2009年8月25日、Windows 7日本語版の発売に合わせて実施するソフトウェア開発者や情報システム担当者向けの技術支援策を発表した。ベクター(本社:東京都新宿区)と共同で行うもので、技術情報の提供やテクニカルセミナーの開催を予定している。
Mozilla Labs、JavaScriptの分散テストツール「TestSwarm」を発表
開発者John Resig氏は8月26日、JavaScript向けのテストツール「TestSwarm」を発表した。Mozilla Labsプロジェクトとして開発を続けていくという。TestSwarmのプロジェクトサイトでアルファ版が公開されている。
オープンソース:急成長のJavaScriptなど動的言語が人気
米Black Duck Softwareは8月12日(米国時間)、オープンソースプロジェクトで利用される開発言語に関するデータを公開した。増加率最大となったJavaScriptを筆頭に、全体としてスクリプト言語が増加し、Cなどの静的言語は減少、というトレンドが浮き彫りになった。
世界最大級のPerlカンファレンス「YAPC::Asia Tokyo 2009」チケット販売開始
Perlの国内普及促進団体Japan Perl Association(JPA)は2009年8月7日、Perl開発者向けカンファレンス「YAPC::Asia Tokyo 2009」のチケット販売を開始した。オンラインのみの販売で、購入には公式サイトのアカウント登録が必要。例年1週間程度で売り切れてしまうため、JPAでは早めの購入を勧めている。
パフォーマンスが改善されたRubyのMicrosoft実装「IronRuby 0.9」リリース
RubyのMicrosoft実装「IronRuby」の開発チームは8月1日(米国時間)、最新版「IronRuby 0.9」を公開した。正式版に向けた大きな前進となり、今後はバグの修正とコミュニティが1.0に必要と思う機能にフォーカスするとしている。
性能を強化した「OpenGL 3.2」が登場
3Dグラフィックス標準化を推進する団体The Khronos Groupは8月3日(米国時間)、2D/3DグラフィックAPIの最新版「OpenGL 3.2」を発表した。性能やビジュアル品質を強化し、「OpenCL」や「OpenGL ES」、Web上の3D標準「WebGL」など他の仕様との連携し、さまざまなアプリや端末でパワフルなグラフィックを実現していくという。
OpenGLを利用するマルチプラットフォーム対応GUIツールキット「Clutter 1.0」リリース
米Intelが支援するClutter Projectは7月29日、オープンソースのGUIライブラリ「Clutter 1.0」を発表した。Linux、Mac、Windowsに対応、プロジェクトのWebサイトよりソースコードと各種言語のバインディングなどをダウンロードできる。
Zend、PHP 5.3に対応した「Zend Framework 1.9」「Zend Studio 7.0」を発表
イスラエルZend Technologiesは7月29日(米国時間)、PHPアプリケーション開発フレームワークの最新版「Zend Framework 1.9」、およびPHP統合開発環境(IDE)の「Zend Studio 7.0」を発表した。
JetBrains、言語指向プログラム「MPS 1.0」リリース
チェコのソフトウェアベンダーJetBrainsは7月24日(現地時間)、目的に応じてプログラミング言語を作成/拡張できるソフトウェア開発環境の正式版「JetBrains Meta Programming System(MPS)1.0」を発表した。言語指向プログラム(LOP)という新しいコンセプトを土台にしたもので、初の正式版となる。Windows、Mac、Linuxに対応、ビルドやソースコードを同社Webサイトより入手できる。