マイクロソフト、Windows 7対応の開発者支援をベクターと共同で実施

 マイクロソフトは2009年8月25日、Windows 7日本語版の発売に合わせて実施するソフトウェア開発者や情報システム担当者向けの技術支援策を発表した。ベクター(本社:東京都新宿区)と共同で行うもので、技術情報の提供やテクニカルセミナーの開催を予定している。

 具体的には、マイクロソフト MSDN(Microsoft Developer Network)オンライン技術情報の提供、「Windows 7 アプリケーションアワード」の実施、「Windows 7 テクニカルセミナー」の実施の3項目で、9月上旬から順次実施してゆく。

 MSDNオンライン技術情報の提供は、ベクターの登録開発者向けサイトで10月上旬から、MSDN関連情報を提供。RSSや登録作者向けステータスメールなどを利用して情報を配信する。また同時期にマイクロソフトの技術情報検索サービス「人力検索」の出張窓口をベクターのサイトに設置し、期間・回数限定で提供する。

 アプリケーションアワードは、ベクター登録のWindows 7対応ソフトを表彰するイベントで、9月上旬からノミネート開始。テクニカルセミナーは登録作者を対象に、ソフトウェア互換性やWindows 7に搭載される新機能などを紹介するもので、9月14日から実施する。

 このほか、全世界の開発者を対象にWindows 7対応アプリケーション開発コンテスト「Code7」を開催。各地域で優れたソフトウェアを選定するほか、各地域での優勝者を11月開催の「Professional Developer Conference(PDC)」に招待し、最終的な優勝者を決定する。日本での募集期間は2009年8月26日~10月10日。

Windows 7 Code7コンテスト(日本語)
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/windows/ee348020.aspx

Code7公式サイト(英語)
https://www.code7contest.com/

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