CPANモジュール開発者向けのWindowsテスト環境

 Windows向けのPerlディストリビューション「Strawberry Perl」開発者であるAdam Kennedy氏は7月19日(オーストラリア時間)、MicrosoftオーストラリアとStrawberry Perlとの提携によるPerlテスト環境「CPAN Testing Laboratory」の一般アクセスを開始したと発表した。同テストラボはCPAN(Comprehensive Perl Archive Network)モジュール開発者に向けてWindows環境を無償で提供するもの。

Mono Project、「Visual Studio」で.NETアプリをポートできる拡張ツール発表

 米Novellが支援するオープンソースプロジェクトMono Projectは6月8日、米Microsoftの開発環境「Visual Studio」上で、.NETアプリケーションを「Mono」にポーティングできるツールセット「Mono Tools for Visual Studio」を発表した。プライベートプレビューとなり、プロジェクトのWebサイトで登録できる。

並列アプリケーションを作ってみよう

 インテルのCoreシリーズCPUが登場して以来、マルチコアCPUは爆発的に普及している。現在では比較的低価格なCPUでも複数のコアを搭載するようになり、現在販売されているPCのほとんどはマルチコアに対応しているといっても過言ではない。しかし、まだマルチコアCPUの性能を生かす、並列処理を行っているアプリケーションは多くない。

トランス・ニュー・テクノロジー、データ構造や関数を自動生成するツール「GommaDof」β版公開

 トランス・ニュー・テクノロジー(本社:東京都荒川区)は、安全で高効率なデータ構造と、それらを扱う関数を自動生成するコードジェネレータ「GommaDof(Generator of memory manager and Database-oriented framework)」(ごまどうふ)β版バイナリの無償配布を2009年5月29日開始した。バグやパフォーマンス低下が発生しやすいメモリまわりの煩雑な管理から開発者を解放するという。

ソフトウェア高速化の鍵は「並列化」:いま注目される並列化技術を知る

 従来は高級サーバーでしか採用されていなかったマルチCPU/マルチコアが、一般的なPCにも普及しつつある。このようなマルチCPU/マルチコア環境において、高速に動作するアプリケーションを開発するために注目されているのが「並列化」技術である。本記事では、この並列計算の基本的な考え方やそのメリット、利用できるライブラリなどについて紹介する。

マルチスレッド/並列プログラミングの必携ツール「インテル Parallel Studio」徹底活用

 Intel Core 2シリーズの登場以来、一般的なPCにおいてもマルチコアCPUが普及しつつある。それとともに注目を浴びつつあるのが、プログラムの並列化/マルチスレッド化だ。そんな中、インテルから、並列プログラミングを強力にサポートする開発ツール「インテル Parallel Studio」(以下、Parallel Studio)が登場した。

ロジック プログラミング言語「デカルト言語」の開発者に聞く

SourceForge.JPでは、同サイトを利用するオープンソース・プロジェクトを毎月1つピックアップし、その開発者にインタビューする「今月のプロジェクト」というコーナーを設けています。今回は、ロジック プログラミング言語「デカルト言語」を開発しているhniwaさんにお話をうかがいました。

米REAL Software、マルチプラットフォーム対応の統合開発環境新版「REALbasic 2009 リリース2」

 米REAL Softwareは2009年4月14日(米国時間)、開発ツールの新版「REALbasic 2009 リリース2」を発売した。1つのソースコードからWindows/Mac/Linuxの各プラットフォーム用プログラムを直接作成できるのが特徴。REAL Software日本語部はあわせて、REAL Software全製品の価格を引き下げた。

Perl普及団体「JPA」が本格活動開始、Perl技術者養成と雇用創出目指す

 Perlの普及を促進する団体「Japan Perl Association」(JPA)が2009年4月8日、本格的な活動を開始した。Perl技術者の育成と、雇用促進・拡大に取り組み、ビジネスでPerlを活用するために必要なサポートなども提供してゆく。活動の第一弾として、4月21日にセミナー「モダンPerlの現場」を開催する。

インテル コンパイラーでオープンソースソフトウェアをコンパイルしよう

 インテルの「インテル C++ コンパイラー」は高速なバイナリを生成するということで知られている。いっぽうWindowsの世界ではマイクロソフトのVisual C++が、LinuxではオープンソースのGCCが事実上標準のコンパイラになっており、多くのオープンソースソフトウェアはこれらのコンパイラでコンパイルされている。そのため、利用したいソフトウェアがインテル コンパイラーでコンパイルできるのか興味のある人も多いだろう。また、Visual C++やGCCでコンパイルされたものと比べ、どのくらいパフォーマンスが違うのかも気になるところだ。

 インテル C++ コンパイラーはVisual C++やGCCとの互換性を備えているものの、完全に同一というわけではない。そこで、有名なオープンソースソフトウェアについてインテル C++ コンパイラーでのコンパイルを行い、どの程度の修正でコンパイルが可能なのか、またそのパフォーマンスはどうなのか、調査してみよう。