ナノコネクト、Androidアプリ開発者育成カリキュラムを開講

 ナノコネクト(本社:神戸市)は、携帯電話プラットフォーム「Android」のアプリケーション開発者育成カリキュラム「Androidエデュケーション」を2009年12月から、大阪、神戸、東京の3都市で開講する。実践的なカリキュラムによって、基礎から自立的なAndroidアプリ開発までを習得する。

 同社が開発したロボットリモコンアプリ「ドロコン」を実際に開発しながら学習する。ドロコンは、携帯電話上で仮想ロボット「ドロイド」を操作したり、実在の2足歩行アンドロイドを通信機能で操作できるAndroidアプリ。会場に用意した端末を使ったEラーニングで学習し、日時や内容を自由に選択できる。講師がその場でサポートする。

 Cコース「Javaアプリ開発基礎コース」は、Androidアプリの基礎とJavaプログラミング技術を身に付ける。プログラム未経験者から受講可能。受講時間は160〜240時間程度(1〜1.5カ月程度)で、受講料(税別)は15万円。

 Bコース「実践ドロコンアプリ開発コース」は、SLCP(software lifecycle process)対応開発プロセスに沿って、Androidアプリを開発できるようにする。受講時間は240時間程度(1.5カ月程度)で、受講料は30万円。C、Bコースとも12月開講予定。

 Aコース「実践ドロコンミドルウエア開発コース」は、C言語を使ってカーネルを直接操作する通信モジュールなどの開発を学ぶ。受講時間はB、Cコースとほぼ同程度になる見込みで、2010年開講予定。

 他に、ビデオ講義カリキュラムをパッケージして企業にレンタルする「ESEP(Embedded Skill Education Package)」を2010年2月から販売する予定。社内でAndroidアプリ開発を学習できる。

Androidエデュケーション
http://android.embedded-education.jp/

ナノコネクト
http://www.nanoconnect.co.jp/