非営利団体Linux Foundationは3月9日(米国時間)、最新のプロジェクト「Sigstore」を発表した。リリースファイルへの署名を容易にすることで、ソフトウェアサプライチェーン攻撃に対する保護対策を進める狙い。
「WordPress 5.7」が公開
WordPressは3月9日、オープンソースコンテンツ管理システムの最新版となる「WordPress 5.7 “Esperanza”」公開を発表した。
性能を強化した「Microsoft Edge 89」
米Microsoftは3月4日、Webブラウザの最新安定版となる「Microsoft Edge 89」を公開した。性能の強化が大きな特徴となる。 Microsoft Edge 89は、1月に公開されたバージョン88に続く最新版。
クラウドネイティブアプリ向けセキュリティ「Curiefense 1.3」
クラウドアプリケーションのためのセキュリティプラットフォーム「Curiefense」開発チームは3月2日、初のGA(一般公開)となる「Curiefense 1.3.0」公開を発表した。
AMD ROCmをサポートした「PyTorch 1.8」 が公開
PyTorch開発チームは3月4日、オープンソースの機械学習フレームワークの最新版「PyTorch 1.8」公開を発表した。AMD ROCmのサポート、パイプライン並列処理のベータ導入などが加わっている。
Googleが「Flutter 2」を公開、モバイルからWeb、デスクトップに拡大
Google(米Alphabet傘下)のUI/アプリケーションツールキット「Flutter」開発チームは3月3日、最新のメジャーリリースとなる「Flutter 2」公開を発表した。モバイルフレームワークからデスクトップなどでも動く移植性のあるフレームワークにフォーカスを拡大した。
「NomadBSD 1.4」が公開
FreeBSD系ディストリビューション「NomadBSD」の開発チームは3月3日、最新版となる「NomadBSD 1.4」を公開した。
「OpenSSH 8.5」が公開
SSHプロトコルのオープンな実装「OpenSSH」開発チームは3月3日、最新版となる「OpenSSH 8.5」を公開した。ベターなアルゴリズムに自動アップデートできるUpdateHostkeysがデフォルトで有効になるなどの強化が加わっている。OpenSSH 8.5は2019年に初版が公開された8系の最新版で、2020年9月に公開されたバージョン8.4に続くリリース。
Red Hatが企業におけるオープンソース利用調査を発表、コンテナの受け入れが進む
オープンソースを利用する企業は90%にのぼるなど、企業におけるオープンソースの利用は進んでいるが、その中でもKubernetesなどコンテナ関連の増加が目立つという。Red Hat(米IBM傘下)が年次調査「2021 State of Enterprise Open Source Report」を発表した。
WebHDI、WebNFCなどの新APIをサポートした「Chrome 89」が公開
Google(米Alphabet傘下)は3月2日、Webブラウザの最新版となる「Chrome 89」を公開した。Chrome 89は2月に公開したバージョン88に続く最新版。
型アノテーションが加わった「Numpy 1.20」が公開
Pythonの数学的処理向け拡張モジュール「Numpy」開発チームは1月30日、最新版となる「Numpy 1.20.0」を公開した。型アノテーションのサポートなどが特徴となる。
「fish 3.2.0」が公開
Linux向けコマンドラインシェル「fish」開発チームは3月1日、最新版となる「fish 3.2.0」を公開した。
ARMサポートがほぼ完成、「Mageia 8」公開
GNU/Linuxディストリビューション「Mageia」開発チームは2月26日、最新のメジャーリリースとなる「Mageia 8」の公開を発表した。ARMのサポートをさらに強化させ、「ほぼプライマリ」のレベルとしている。
Red Hat、プロジェクトや非営利団体向けの無償RHELプログラムを発表
Red Hat(米IBM傘下)は2月25日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のノーコストプログラム「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) for Open Source Infrastructure」を発表した。「CentOS Linux」の打ち切りを受けて混乱するコミュニティに対する救済策の1つと位置付けられる。
米Microsoft、「TypeScript 4.2」を公開
米Microsoftは2月23日、JavaScriptの拡張であるプログラミング言語の最新版「TypeScript 4.2」公開を発表した。
Linux FoundationとGoogle、Linuxカーネル安全性強化に向け専任担当を起用
Linuxを推進する非営利団体Linux FoundationとGoogle(米Alphabet傘下)は2月24日(米国時間)、Linuxカーネルの安全性にフォーカスするためにフルタイムの開発者2名を起用する資金の設立を発表した。今後長きに渡りLinuxが持続できるための安全性の取り組みを前進させる狙い。Linuxは2020年8月時点で20万人以上の貢献者が開発に参加しており、コミット数は100万件にのぼるという。
「Firefox 86」公開、プライバシーの強化や複数Picture-in-Pictureウィンドウなど
Mozillaは2月23日、オープンソースのWebブラウザ最新版となる「Firefox 86.0」を公開した。プライバシー保護で新機能を導入、Picture-in-Pictureは複数ウィンドウのサポートが加わった。Firefox 86.0は、1月末に公開したバージョン85に続く最新版。
オープンソースのメディアプレイヤー「Kodi 19.0 "Matrix"」公開
Team Kodiは2月20日、オープンソースのメディアプレイヤーの最新メジャーリリースとなる「Kodi 19.0」(開発コード”Matrix”)を公開した。
米Oracle、「Unbreakable Enterprise Kernel 5 Update 5」公開
米Oracleは2月17日、Oracle Linux向けの「Unbreakable Enterprise Kernel 5 Update 5(R5U5)」を公開した。
米Microsoft、クラウドネイティブアプリ構築ランタイム「Dapr 1.0」を公開
米Microsoftの「Distributed Application Runtime(Dapr)」開発チームは2月17日、初の正式版となる「Dapr 1.0」公開を発表した。分散型アプリケーションを構築するためのランライムで、1.0ではKubernetes実装にフォーカスした。