Googleが量子プログラムフレームワーク「Cirq 1.0」を発表

 Google(米Alphabet傘下)は7月19日、オープンソースの量子コンピュータプログラミングフレームワーク「Cirq 1.0」を発表した。

 Cirqは量子コンピュータプログラムの作成、運用、結果の分析のためのフレームワーク。Pythonで作成されており、数百単位の量子ビット(qubits)と数千単位の量子ゲートなどの「短期的な」量子コンピュータ向けとしている。2017年12月に初のコミットがあり、2018年7月にGitHub上で公開した。

 GoogleはCirqが1.0となったことについて、この4年間、Googleの貢献者、産業界、学術界の作業の積み重ねとしており、多くのワークフローをサポートしている点、cirq-coreのAPIが安定扱いとなった点を挙げている。今後、cirq-coreは工法互換性のある変更はメジャーリリースで行われる予定という。

Cirq
https://quantumai.google/cirq