「Firefox 103」が公開
Mozillaは7月26日、オープンソースのWebブラウザ最新版となる「Firefox 103」を公開した。
Firefox 103は、6月末に公開されたバージョン102に続く最新版。PDFフォームで、入力必須のフィールドをハイライトするようになった。120Hz以上のリフレッシュレートを持つモニタでの性能を改善した。ピクチャ・イン・ピクチャ(PiP)の字幕では、PiPウィンドウで直接字幕のフォントサイズを変更できるようになった。また、SonyLIV、Dailymotion、Funimotion、Tubi、HotstarでもPiPモードで字幕を利用できるようになった。
操作性では、Tab、Shift+Tab、矢印キーを使ってタブツールバーのボタンにアクセスできるようになった。証明書でのSHA-1署名オプションが、安全上の懸念を理由に削除された。このほか、Linux/DMA-Bufサポート状態でのNvidiaバイナリドライバのWebGLのパフォーマンス問題の修正など、不具合の修正も施された。デスクトップ版はLinux、macOS、Windowsに対応、Android版も不具合を修正したバージョン103を同日公開した。iOS版は、現時点では5月31日公開したバージョン101が最新版となっている。