ビジネス方法の特許を審議する「Bilski事件」で審理を行う米最高裁判所に対し、オープンソース陣営がソフトウェア特許に反対する意見書を提出した。「ソフトウェア特許はイノベーションを育成するものではない」と主張している。
ビジネス向けオープンソース団体のOSAとOW2が合体へ
オープンソース団体のOW2 ConsortiumとOpen Solutions Alliance(OSA)は10月1日(フランス時間)、合体して1つの団体として活動する計画を発表した。開発者、ベンダー、ユーザー、コミュニティを代表する世界組織として、オープンソースソフトウェアの開発、啓蒙、支援活動を行っていくという。
1.2万のバグを修正、1.2万ドルを調達――GNOME Foundationが初の四半期報告書を発表
GNOME Foundationが四半期(6月ー8月期)の活動内容をまとめた「2009 Q2 GNOME Quarterly Report」を発表した。技術開発、マーケティングなど、同Foundation内の活動をチームごとに報告したもので、初めての四半期報告書となる。
台湾VIA Technologies、Linux Foundationに参加へ
Linuxを推進する非営利団体Linux Foundationは9月8日(米国時間)、半導体メーカーの台湾VIA TechnologiesがLinux Foundationに参加することを発表した。共同で、Linuxのエコシステム成長を実現したいとしている。
Xen.org、オープンなクラウドイニシアティブ「Xen Cloud Platform」発表
オープンソースのハイパーバイザー「Xen」を開発するXen.orgは8月31日(米国時間)、最新にイニシアティブ「Xen Cloud Platform(XCP)」を発表した。オープンソースのクラウドインフラを構築し、仮想化技術の相互運用性を実現するという。複数のオープンソース企業が賛同を寄せている。
Hewlett Foundation、「Wikipedia」運営のWikimedia Foundationに50万ドルを寄付
オンライン百科事典「Wikipedia」などを運営する非営利団体Wikimedia Foundationは8月20日(米国時間)、米Hewlett-Packard(HP)の共同設立者の1人が運営する基金The William and Flora Hewlett Foundationより50万ドルの寄贈を受けることを発表した。
米政府にオープンソースの利用を促す業界団体「Open Source for America」が発足
7月22日(米国時間)、米Red HatやLinux Foundationなど70以上の企業や団体が集まり、業界団体Open Source for Americaの結成を発表した。米連邦政府に対しオープンソースソフトウェアの利用を促進させるための活動を行うとしている。
LPI、授業用教材の第2弾「Linuxサーバー構築標準教科書」を公開
LPI-Japan(エルピーアイジャパン)は2009年6月22日、Linuxサーバ構築の教育機関向け教材「Linuxサーバー構築標準教科書(Ver1.0.1)」をWebサイトで公開した。高校・大学・専門学校などの授業用で、インストールからネットワーク設定、DNS/Web/メールサーバの構築までを学習できる。
電子黒板など教育ツール「mimio」がLinux Foundationに参加
Linuxを支援する非営利団体Linux Foundationは6月9日(米国時間)、インタラクティブ教育ソリューションプロバイダの「mimio」の参加を発表した。教育におけるLinuxの重要性を受けての参加という。
Linux FoundationとMicrosoft、米国のソフトウェアライセンス法草案に反対する共同書簡
Linuxを支援する非営利団体、Linux Foundation(LF)は5月18日(米国時間)、米国におけるソフトウェアライセンス法の草案に携わっている米法律協会(ALI)に対し、米Microsoftと共同で意見書を送付したことを明らかにした。
OLPC、次期「XO-1.5」はFedoraベースに
途上国の子どもに1人1台のPCを提供することを目的とした非営利団体、One Laptop per Child(OLPC)の開発者は5月15日、次期版「XO-1.5」を「Fedora 11」ベースにすることを発表した。GNOMEインストールに切り替えるオプションを提供、利便性を改善するという。
Perl普及団体「JPA」が本格活動開始、Perl技術者養成と雇用創出目指す
Perlの普及を促進する団体「Japan Perl Association」(JPA)が2009年4月8日、本格的な活動を開始した。Perl技術者の育成と、雇用促進・拡大に取り組み、ビジネスでPerlを活用するために必要なサポートなども提供してゆく。活動の第一弾として、4月21日にセミナー「モダンPerlの現場」を開催する。
Linux Foundation、「We're Linux」ビデオコンテストの勝者を発表
Linuxを推進する非営利団体Linux Foundation(LF)は4月9日(米国時間)、米サンフランシスコ州で8日に開催したイベント「Collaboration Summit」にて、Linuxの魅力を伝えるビデオコンテスト「We’re Linux」の最優秀者を発表した。イスラエルの若手グラフィックデザイナーが東京行きのチケットを手にすることになった。
Linux Foundation、開発者向けサービスで「openSUSE Build Service」を提供
Linuxを推進する非営利団体Linux Foundation(LF)とopenSUSE Project(米Novell支援)は4月8日(米国時間)、LFの開発者コミュニティLinux Developer Network(LDN)で、openSUSE ProjectのLinuxパッケージ構築ツール「openSUSE Build Service」を提供することを発表した。
米TIBCO、Ajax開発環境「GI」をDojo Foundationに寄贈
米TIBCO Softwareは4月7日(米国時間)、オープンソースのAjax統合開発環境プロジェクト「TIBCO General Interface(GI)」をオープンソース団体Dojo Foundationに寄贈することを発表した。Dojo Foundationは、次期版の「Dojo Toolkit」でTIBCO GIを統合する計画だ。
Intel主導のモバイルLinux「Moblin」がLinux Foundationのプロジェクトに
Linuxを推進する非営利団体The Linux Foundationは4月2日(米国時間)、モバイル端末向けのLinuxプラットフォーム開発プロジェクト「Moblin Project」を米Intelより移管してホスティングすることを発表した。コミュニティ拡大を図り、急成長中のネットブックなどでの採用を増やす狙い。
オープンソースのJavaアプリケーションサーバー「Jetty」がEclipseプロジェクトに
オープンソースのJavaサーブレットコンテナ「Jetty」を開発する米Webtideは3月26日(米国時間)、JettyがEclipse FoundationのIncubationとして、Eclipseプロジェクトとなったことを発表した。「Jetty 7」のコードベースはEclipseのレポジトリに移管され、将来、Apache License 2.0とEclipse Public Licenseとのデュアルライセンスで公開するという。
Linux Foundation、Linux技術者養成プログラムを展開
Linuxを推進する非営利団体The Linux Foundationは3月2日(米国時間)、Linux技術者を養成するプログラム「Linux Foundation Training Program」を発表した。Linuxスキルを持つ開発者への高い需要に応えるという。
Linux Foundation、「Japan Linux Symposium」の開催日を決定、発表者の募集を開始
The Linux Foundationは2009年2月2日、公開技術シンポジウム「Japan Linux Symposium」(JLS) の開催日が2009年10月21日~23日に決定したことを発表し、同シンポジウムの発表者の募集を開始した。
Javaアプリサーバー「Jetty」、Eclipseプロジェクトとして参加を提案
Javaアプリケーションサーバー「Jetty」を開発する米Webtideは1月29日(米国時間)、オープンソース団体Eclipse Foundationに対し、Eclipseプロジェクトとして参加する提案を行ったと発表した。