Linux Foundation、「We're Linux」ビデオコンテストの勝者を発表

 Linuxを推進する非営利団体Linux Foundation(LF)は4月9日(米国時間)、米サンフランシスコ州で8日に開催したイベント「Collaboration Summit」にて、Linuxの魅力を伝えるビデオコンテスト「We’re Linux」の最優秀者を発表した。イスラエルの若手グラフィックデザイナーが東京行きのチケットを手にすることになった。

 このビデオコンテストは、米Microsoftの「I’m a PC」、米Appleの「Get a Mac」に着想を得て、LFが今年1月に開始したもので、Linuxの魅力を伝える1分間のオリジナルビデオをコミュニティより募った。3月15日の締め切り日までに90本のビデオが寄せられたという。優勝者は、オンラインランキングとパネルにより決定した。パネルには、米O’Reillye Mediaの創業者でCEOのTim O’Reilly氏、openSUSEコミュニティマネージャのJoe Brockmeier氏など、Linux関係企業や学術機関の関係者6人が参加した。

 最優秀賞に輝いたのは、イスラエルのグラフィックデザイナー、Amitay Tweeto氏(25歳)の「What Does It Mean To Be Free」。シンプルなグラフィックと音声により、フリーのメリットやフリーダムを得られるのはLinuxだと説く。

 Tweeto氏には、LFが今年10月、東京で開催する「Linux Symposium」への旅費と入場券が授与された。

 LFでは、入選作品として、「The Origin」と「Linux Pub」の2作品も発表している。これらの動画は、LFのビデオコーナー「Video Forum」で閲覧できる。

Linux Foundation
http://www.linuxforundation.org

Linux Foundation Video Forum
http://video.linuxfoundation.org