Red Hat(米IBM傘下)は1月20日(米国時間)、「Red Hat Enterprise Linux」を最大16システムまで無償で実装できる新プログラムを発表した。2020年末の「CentOS Linux」打ち切り時に予告された「様々なユースケース向けの低コストまたは無償のプログラム」のひとつであり、今後もオプション拡充を進めて行くとしている。
オランダElastic、クラウド事業者からの投資保護を目的にElasticsearchとKibanaをデュアルライセンスへ
「Elastic Stack」などで知られるオランダElasticは1月15日、オープンソースライセンスの変更を発表した。対象となるのは「Elasticsearch」と「Kibana」のソースコード。これまでのApache License 2から独自ライセンスとSSPL(Server Side Public License)のデュアルライセンス方式を採用する。
米ベンチャー、パフォーマンステストのオープンソースプロジェクトを立ち上げ
米StormForgeは12月15日、パフォーマンステストのオープンソースプロジェクト「VHS」(仮称)を発表した。HTTPトラフィックのレコードと再生を行うもので、any-to-anyフレームワークによる現実にあった性能テストの実現を図る。
「GTK 4」が公開、メディア再生サポートなどが加わる
ツールキット「GTK」開発チームは12月16日、最新のメジャーリリースとなる「GTK 4.0」公開を発表した。
米CloudLinux、CentOSの代替目指す「Project Lenix」を発表
米CloudLinuxは12月15日、新イニシアティブ「Project Lenix」の立ち上げを発表した。「Red Hat Enterprise Linux 8」以降とバイナリ互換のあるディストリビューションの開発とメンテナンスを行うもので、2021年第1四半期に初期リリースを目指す。
長期サポート版となる「Linux 5.10」が登場
Linus Torvalds氏は12月13日、最新のLinuxカーネル「Linux 5.10」公開を発表した。2026年まで最低5年間バグ修正などのサポートを行う長期サポート(LTS)版となり、多数の機能が加わっている。
CentOSのオリジナル共同開発者が「Rocky Linux」を開始、CentOS Linuxの後継目指す
CentOSのオリジナル共同開発者が「Rocky Linux Project」を立ち上げた。CentOSの方針変更を受けてのもので、CentOS Linuxと同様、ダウンストリームビルドとすることで運用環境で利用できるLinuxディストリビューションを目指す。
CUPS Printer Applicationsフレームワーク「PAPPL 1.0」公開
CUPS Printer Applications開発向けフレームワーク「PAPPL」の開発チームは12月11日、初の正式版となる「PAPPL 1.0」を公開した。
過半数がオープンソースのパッチ適用に2〜3週間ーーSynopsys調査
米Synopsysは12月8日(米国時間)、オープンソースのセキュリティ管理やDevOpsプラクティスに関する年次報告書「DevSecOps Practices and Open Source Management in 2020」を発表した。
CentOSが開発方針を変更ーー「CentOS 8」は2021年終了、今後は「CentOS Stream」に注力
The CentOS Projectは12月8日、Linuxディストリビューション「CentOS」の開発方針の変更を発表した。「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」互換の「CentOS Linux」からフォーカスを「CentOS Stream」に移すという。「CentOS Linux 8」は2021年に終了するとしている。
Linux Foundationが年次レポート公開、加入企業数は5年で20%増
非営利団体Linux Foundationは12月3日、年次レポート「2020 Linux Foundation Annual Report」を発表した。
「Manjaro 20.2」が公開
LinuxデスクトップManjaro開発チームは12月4日、最新安定版となる「Manjaro 20.2(”Nibia”)」を公開した。
「Istio 1.8」が公開
サービスメッシュ「Istio」開発チームは11月19日、「Istio 1.8」公開を発表した。
「GNU Guix 1.2」が公開
GNU Guix開発チームは11月23日、パッケージマネージャ及びディストリビューションの最新版「GNU Guix 1.2.0」公開を発表した。合わせて、プロジェクト誕生から8周年を迎えたことも報告している。
Red Hat、OpenShiftにJavaフレームワークQuarkusを導入
Red Hat(米IBM傘下)は11月17日(米国時間)、コンテナ基盤「Red Hat OpenShift」の新機能として、KubernetesネイティブJavaフレームワークのQuarkusを導入することを発表した。
Mozilla、Webエンジン「Servo」をLinux Foundationに移管へ
Mozillaは11月17日、ServoプロジェクトをLinux Foundationに移管する計画を発表した。
C# 9、F# 5を導入した「.NET 5.0」が登場
米Microsoftは11月10日、アプリケーション開発・実行環境「.NET 5.0」公開を発表した。C# 9とF# 5を導入したほか、.NET Frameworkや.NET Coreとの統合も進めた。
JavaとCの2大人気に異変、Pythonが2位にーーTIOBE Index
オランダTIOBE Softwareが発表した最新のプログラミング言語ランキング「TIOBE Index for November 2020」で、Pythonが過去最高位の2位となった。約20年前にTIOBE Indexの作成を開始以来初めてJavaとCが揃って上位2位に入らないという結果となった。
プロジェクト誕生から10周年、「OpenIndiana Hipster 2020.10」が公開
Solarisを由来とするUNIX系OS「OpenIndiana」プロジェクトは11月1日、最新版となる「OpenIndiana Hipster 2020.10」公開を発表した。
「Fedora 33」が公開、デスクトップのデフォルトファイルシステムがBtrfsに
The Fedora Projectは10月27日、無償のLinuxディストリビューションの最新版「Fedora 33」の一般公開(GA)を発表した。