Linux FoundationとGoogle、Linuxカーネル安全性強化に向け専任担当を起用

Linuxを推進する非営利団体Linux FoundationとGoogle(米Alphabet傘下)は2月24日(米国時間)、Linuxカーネルの安全性にフォーカスするためにフルタイムの開発者2名を起用する資金の設立を発表した。今後長きに渡りLinuxが持続できるための安全性の取り組みを前進させる狙い。Linuxは2020年8月時点で20万人以上の貢献者が開発に参加しており、コミット数は100万件にのぼるという。

クラウド時代、プロプライエタリよりKubernetesなどのオープンソースを重視ーーIBMとO'Reilly調査

 米IBMは2月9日、O’Reilly Mediaと共同で行ったクラウドとオープンソースに関する調査をまとめた「The Value of Open Source in the Cloud Era」の公開を発表した。「特定のベンダーのクラウドに関連したスキルにフォーカスするより、クラウドの土台をなすオープンソース技術に関連したスキルを構築したいと思っている」とまとめている。

Mozillaら「Open Web Docs」を発表、Webプラットフォームのドキュメンテーション支援

 Mozillaらは1月25日、Webプラットフォームのドキュメンテーションのためのプロジェクト「Open Web Docs」を発表した。テクニカルライターを支援することで、Webプラットフォーム技術のドキュメンテーションの長期的存続を目指す。GoogleやMicrosoftが設立スポンサーに名を連ねている。