美しいがOOoとは響き合わないSymphony 2007年10月5日18:15 IBMは先月、OpenOffice.org開発への協力を発表(翻訳記事)し、そのちょうど一週間後にLotus Symphonyをリリースした。Lotus Symphonyは、OpenOffice.orgのコードをベースとしたオフィススイートだ。今回試してみたところ、Lotus Symphonyには優れた部分が数多くあることが分かった。しかしOpenOffice.orgコミュニティに対しては悪影響を与えかねないことが心配になった。
OpenOffice.org 2.3日本語版リリース 2007年10月4日22:37 2007年10月4日、OpenOffice.org日本語プロジェクトは「OpenOffice.org 2.3日本語版」をリリースした。英語版は9月にリリースされており、これを受けて同プロジェクトが品質保証テストを行ったもの。
OpenOffice.org Impress対Microsoft PowerPoint Office対決 第2戦 2007年10月4日09:36 スライド・プレゼンテーションを作る機能を比べた場合、OpenOffice.org(OOo)ImpressとMicrosoft Office PowerPointではどちらが優れているのだろうか。筆者が2年前に比較したときの結論は、どちらにも他方にはない機能があるというものだった。それでは、現在の最新バージョンではどうだろうか。それを見るために、Microsoft Office 2007とOpenOffice.org 2.3をインストールしてスライドショーを作ってみた。驚いたことに、差は前回よりも開いていた。圧勝と言うほどではないが、その差は明らかである。
IBMの「Symphony」、リリース1週間で10万ダウンロードを達成――第2ベータ版は6~8週間後、一般リリースは来年初めに 2007年9月28日12:17 米国IBMは9月26日、Microsoftの「Office」に対抗する同社の無料オフィス・スイート「Symphony」が、リリースから最初の1週間で10万ダウンロードを達成したことを明らかにした。
Officeソフトウェア対決:OpenOffice.org対Microsoft Word、ラウンド3 2007年9月13日10:28 このところ、数年おきにOpenOffice.org WriterとMicrosoft Wordの比較を行っている。最初の比較が2002年、2回目は2005年だった。これら2回の比較では、安定性の高さに限らず、OpenOffice.orgのほうが優れている、との結果が出た。Microsoft Office 2007が登場して半年が経過し、OpenOffice.org 2.3の正式リリースが近づいている今、両者の状況はどうなっているだろうか。それを確かめるべく、大半の中・上級ユーザが利用するであろう各要素について両者の比較を行った。
IBM、OpenOffice.orgの開発に飛び込む 2007年9月12日10:52 IBMはOpenOffice.orgコミュニティに参加し、コードとリソースで貢献する、と同社は今日発表した。IBMはOpenOffice.orgで始められたOpen Document Format(ODF)の主要な支持者ではあったが、これまで開発を手助けするような行動をとったことはなかった。
IBM、OpenOffice.orgプロジェクトに正式参加――Lotus製品のコードを提供へ 2007年9月11日20:38 米国IBMは9月10日、これまで留保していた「OpenOffice.org」プロジェクトへの参加を正式に表明、同オフィス・スイートに自社コードを提供すると発表した。同社では、国際標準化機構(ISO)がMicrosoftの文書フォーマット「Office Open XML(OOXML)」の標準化を否決したことが、OpenOffice.orgへの参加理由の1つだとしている。
OpenOffice.org向けの巧妙なバージョントラッキングソリューション 2007年7月25日11:02 OpenOffice.orgは1つのドキュメントについて複数のバージョンを保存できるが、この機能には実用性を制限するいくつかの欠点がある。初心者にとって、すべてのバージョンを1つのファイルに保存するのは、手持ちのすべての卵を1つのかごに放り込むようなものだ。何より、このアプローチでは、バージョンの共有やドキュメントに対する変更の管理を他のユーザとの間で行うのが難しい。本格的なバージョントラッキングシステムまたは専用のドキュメント管理ソリューションを使うという手があるが、ドキュメントの各バージョンを管理してその変更を他のユーザが把握できるシンプルな方法を求めている人にとっては行き過ぎの感がある。そこで、折衷案として浮かび上がってくるのが、OpenOffice.orgを使ってドキュメント変更のRSSフィードを管理するという方法だ。
OpenOffice.orgのグラフ作成システムに施された美容整形的な改善 2007年7月9日11:00 OpenOffice.orgのユーザインタフェース(UI)と言えば、独自仕様の部分とMicrosoft Officeから拝借した部分とのミスマッチが、悪い意味でその特色であった。現在準備中のバージョン2.3では、遅まきながらその辺の不備を改善すべく一部機能の“美容整形”に挑戦したようで、具体的にはグラフ(チャート)サブシステムまわりの改修が行われている。
デンマーク政府、ODFとOpen XMLの比較テストを実施へ――行政文書フォーマットの統一に向け、両規格を1年間試用 2007年7月6日12:19 デンマーク政府は先ごろ、行政機関で使用する文書フォーマットの統一に向けて、ODF(OpenDocument Format)とOpen XMLの比較テストを実施することを明らかにした。試用を含めた比較テストは来年以降、1年間にわたって行われる予定だ。
ニューヨーク州がODFの導入を検討する調査を開始――Open XMLとODFの両陣営の狭間で新法案の行方に注目が 2007年6月8日18:31 米国ニューヨーク州がドキュメント形式としてオープン標準を採用するかどうかの是非を検討することになった。ただし、今回の動きはISO標準のOpen Document Format(ODF)の推進者にとって必ずしも朗報とは言えないかもしれない。
Redflag、OpenOffice.orgの開発に協力 2007年5月29日10:03 中国科学院の子会社でソフトウェア業を営むRedflag Chinese 2000社が、RedOfficeの強化に関してSun Microsystems社と共同技術開発協定を結んだことを発表した。RedOfficeは、OpenOffice.orgオフィススィートの中国語版だ。
ウイルス:OpenOfficeを狙う、Win、Mac、Linuxに感染 2007年5月22日19:36 英Sophosは5月21日(現地時間)、「OpenOffice.org」を狙ったウイルスで、WindowsだけでなくMac OSでもLinuxでも感染する新種が見つかったと発表した。複数のプログラミング言語を駆使し、いずれのOSでも動くように仕組んでいる。「SB/Badbunny-A」と名付けられた。
Microsoft、ODFのANSI承認に賛成票――ねらいはOpen XMLのISO承認か 2007年5月21日18:17 米国Microsoftは5月16日、電子文書フォーマットの「OpenDocument Format(ODF)」を、米国規格協会(ANSI)標準とすることに賛成票を投じたことを明らかにした。
使って便利なOpenOffice.org用の機能拡張 2007年5月16日19:39 Firefoxと同様、OpenOffice.orgについても機能拡張をインストールすることで様々な機能を追加することができる。そこで本稿では、特に有用な機能拡張をいくつか紹介することにする。
OpenOffice.orgをドキュメント変換ツールとして活用する方法 2007年5月14日19:30 OpenOffice.orgはサービスの1つとして実行できることをご存じだろうか。この機能に関しては、ちょっとした利用法がある。それは、OpenOffice.orgをドキュメントのファイルフォーマットの変換エンジンとして立ち上げておき、Webベース型インタフェースやコマンドライン系ツールを介して操作するという使い方である。ただしこうした形でOpenOffice.orgのファイル変換機能を利用するにはJODConverterの助けを借りなければならない。
アシスト、「OpenOffice.org」の企業向け導入支援サービス開始 2007年5月11日18:13 アシスト(本社:東京都千代田区)は、オープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org」の企業向け導入支援サービスを2007年6月1日から提供開始する。自社で実際に導入して得たノウハウを活用する。
OOo Password Crackerを使って再考するOpenOffice.orgのパスワード保護の安全性 2007年5月7日19:30 OpenOffice.orgファイルに自分で施しておいたパスワードを忘れてしまった場合、あなたならどうするだろうか? 一番お手軽な方法はOOo Password Crackerをダウンロードすることだろう。これはプロテクトのかけられたOpenOffice.orgドキュメントのパスワードを解読するためのマクロである。
Pentaho、自社オープンソースBIツールを次期OpenOfficeに統合――新たなユーザーの獲得を目指し、OpenOfficeコミュニティと協力 2007年4月20日19:21 BI(ビジネス・インテリジェンス)ベンダーの米国Pentahoは4月19日、OpenOfficeコミュニティと協力関係を結んだと発表した。Pentahoは、オープンソースのBIツールを次期「OpenOffice.org」に統合することで、同オフィス・スイートのユーザーに自社製品をアピールしたい考えだ。
レビュー:機能が向上したNeoOffice 2.1 2007年4月18日18:52 OpenOffice.orgのMac OS Xネイティブ版、NeoOfficeがバージョンアップされた。最新リリースバージョン2.1では、OpenOffice.orgに合わせた機能向上のほか、OS X固有の改善も施されている。