The Apache Software Foundation(ASF)は10月14日(米国時間)、オープンソース の生産性ソフトウェア「Apache OpenOffice」プロジェクトが20周年を迎えたことを発表した。
「LibreOffice 4.3.4」リリース、バグ修正がメインのメンテナンスリリース
The Document Foundatonは11月14日(ドイツ時間)、オープンソースのオフィススイート最新版「LibreOffice 4.3.4」をリリースした。バグ修正が中心のリリースで、安定性を強化している。
MS Officeとの互換性を強化、プレゼンで3Dモデルもサポートした「LibreOffice 4.3」
The Document Foundationは7月30日(ドイツ時間)、オープンソースのオフィススイート最新版「LibreOffice 4.3」をリリースした。Microsoft Officeとの互換性強化、プレゼンソフト「Impress」での3Dモデルのサポートなど多数の強化が図られている。
1億回ダウンロード越えした「Apache OpenOffice」、バージョン4.1を公開
Apache OpenOfficeプロジェクトは4月29日、オープンソースのオフィスソフトウェアの最新版「Apache OpenOffice 4.1.0」を公開した。バグ修正が中心のメンテナンスリリースとなるが、新機能や既存機能の強化も行われている。
LibreOffice 4.1リリース、OpenOfficeで導入されたサイドバーも実装
オープンソースのオフィススイート「LibreOffice」を開発するThe Document Foundationは7月25日(ドイツ時間)、最新版となる「LibreOffice 4.1」を公開した。互換性の向上に注力したリリースとのことだが、それに加えて「Apache OpenOffice 4.0」で導入されたサイドバーも実験的に導入されている。
5年ぶりの新メジャーバージョン「Apache OpenOffice 4.0」リリース、新たにサイドバーを導入
The Apache Foundation(ASF)は7月23日(米国時間)、オープンソースのオフィススイート最新版「Apache OpenOffice 4.0」をリリースした。米IBMの「Lotus Symphony」を統合、サイドバーを導入するなど、UI面でも大きな変化を遂げている。
バグ修正リリースとなる「LibreOffice 4.0.2」公開
The Document Foundationは4月4日(ドイツ時間)、オープンソースで開発されているオフィススイート「LibreOffice 4.0.2」をリリースした。WindowsおよびMac OS X、Linuxなどに対応、プロジェクトのWebサイトより入手できる。
「LibreOffice 3.6」リリース、相互運用性や性能、細かな使い勝手など改善
The Document Foundationは8月8日、オープンソースのオフィススイート「LibreOffice 3.6」をリリースした。LibreOfficeとしては4回目のメジャーリリースとなり、性能や相互運用性の向上といった細かな改善が含まれている。
オンラインアップデートが有効になった「LibreOffice 3.5」が登場
The Document Foundationは2月14日(ドイツ時間)、オープンソースのオフィススイート「LibreOffice 3.5」を公開した。オンラインアップデート機能が利用できるようになり、既存ユーザーは今後アップデート通知などを受け取ることができる。
米OracleがOpenOffice.orgの方針を変換、商用版の提供を終了へ
米Oracleは4月15日(米国時間)、オープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org」の新しい方針を発表した。OpenOffice.orgは純粋なコミュニティベースのプロジェクトとなり、Oracleは商用版の提供を終了する。
Mac OS X向けオープンソースオフィス最新版「NeoOffice 3.0」
NeoOffice.orgは3月31日(米国時間)、Mac OS X向けオープンソースのオフィススイート最新版「NeoOffice for Mac OS X 3.0」を発表した。OpenOffice.orgを土台に性能と安定性を強化した。ほぼ同様の機能を持つが、「Mac OS X Universal Access」サポートのみが欠けている。
「StarSuite 9」の販路拡大、ジャングルが取り扱い開始
ジャングル(本社:東京都文京区)は、米Sun Microsystemsが開発したオフィス統合ソフト「StarSuite 9」を2009年2月19日発売する。2008年12月からソースネクストが発売しており、販売チャネルを拡大した。1台で最大5台のPCにインストール可能で、価格は5980円。
FastMailMergeでOpenOffice.orgの差し込み印刷を使いやすくする
複数のドキュメントを細部だけ変えて生成する差し込み印刷の機能は、OpenOffice.org Writerで使いづらい点の1つだ。この機能を日常的に使っている人はほとんどおらず、そのためのウィザードも煩雑であまり役に立たない。Writer本来の差し込み印刷の機能(「ツール」→「カスタマイズ」→「追加」→「ドキュメント」→「差し込み印刷」で使用可能になる)のほうがまだわかりやすいが、それでも元のドキュメントとデータソースの設定がややこしい。こうした方法に比べると、 FastMailMerge は単純明快で、その名のとおりすぐに使えるうってつけの代替ツールといえる。
OpenOffice.org Basic速修講座:ユーザ設定の外部ファイルへの保存法
OpenOffice.orgを基にしたソリューションの活用を考える場合、ユーザ設定を独自に別途保存する機能が使えると、柔軟かつ効率的でよりユーザフレンドリな使用法が可能となるはずだ。よって本稿では、ユーザ設定をプレインテキスト形式に書き出してそれを再取得する方法を解説する。
何気なく使用していた最良のオフィススイートGo-OO
Ubuntu、openSUSE、Debian、Mandrivaなどのディストリビューションを使用している場合、OpenOffice.orgを起動すると実行されるのは、「正式」版ではなくOpenOffice.orgのソースコードをベースとするオフィススイートGo-OOである。Go-OOには、ライセンスやビジネス上の理由によりSunには承認されていない(し、今後承認されることもおそらくない)各種拡張機能が含まれている。
地図グラフが作れるEuroOffice Map Chart
人口統計や地理に関するデータをグラフ化したいとしよう。OpenOffice.orgのグラフ作成機能を使えば、棒グラフや円グラフ、さらに分解ドーナツグラフを使ってデータを表示できる。だが、それらのグラフを地図上に重ねて大州別、国別、地方別のデータを示すことはできない。そこで必要になるのが、 EuroOffice Map Chart Professional (EOMCP)というエクステンション(拡張機能)だ。多くのOpenOffice.orgエクステンションと違ってEOMCPは無料ではないが、その価格は妥当(9.90ユーロ=約12米ドル)で、無料体験版も利用できる。
StarOffice 9のリリースに垣間見るSunの一人相撲戦略
StarOffice 9(編注:アジア地区では「StarSuite 9」)の現状を見ると、コメディアンのGraham Chapmanが一人相撲ならぬ“一人レスリング”をしていたモンティ・パイソン(Monty Python)の寸劇が思い起こされてならない。StarOfficeの謳い文句は“Microsoft Officeと同等のオフィススイート”というものであるが、その一方ではOpenOffice.orgに対抗するかのような形でマーケッティングやバンドルが同じような比重で行われているようであり、特に後者はSunの支援の下でStarOfficeと共通のコードベースにて構築されたフリーソフトウェアプロジェクトなのだ。しかもStarOffice 9に至るまで、両者の相違点はリリースされるごとに縮まってきており、こうなると“どのような潜在カスタマをターゲットとしているのか”という疑問が生じてくる。
OpenOffice.org Calcへの入力を効率化するDataForm
スプレッドシートを、ちょっとしたデータベースとして利用する人もいるだろう。データベースよりもユーザーフレンドリーで、データ量がそれほど多くなければうまく処理することができるからだ。データベース向けのツールの中には、スプレッドシートにも適用可能なものもある。たとえばOpenOffice.org Calcの新しいエクステンションである DataForm は、スプレッドシートのデータの入力と検索を容易にすることを目的に、フォームのようなインターフェースを提供する。
米Sun、Mac OSをネイティブサポートした「StarOffice 9」を発表
米Sun Microsystemsは11月17日(米国時間)、オフィススイートの最新版「StarOffice 9」(アジア地区では「StarSuite 9」)を発表、提供を開始した。価格は34.95ドル~で、ボリュームライセンスは1ユーザー25ドル~となっている。「Mac OS X」をネイティブでサポートする。
Sun Presenter Console - 便利だが、マニュアルが欲しい
Sun Presenter Console(SPC)はSun Microsystemsの最新のOpenOffice.org/StarOffice向け拡張プラグインである(現在はベータ版の最終段階)。Sun PDF Import Extension(翻訳記事)、Sun Presentation Minimizer、Sun Weblog Publisherなど、昨年Sunから提供されたプラグインの中には一部に設計上の不備やバグらしきものがあるものも時折見られたが、いずれも非常に有用なものばかりなので、なぜ新機能として組み込まずにプラグインとして提供するのか訝しく思った方もおられるのではないだろうか。SPCも例外でない。この拡張プラグインには、プレゼンテーションのときスライドを別のモニタで確認できるようにする機能と、話を整理して手際よく発表するためのツールが用意されているが、セットアップの方法や使い方を説明するドキュメントは含まれていない。