米IBMと米Sun Microsystemsは11月5日(中国時間)、2社が支持するドキュメントフォーマット「OpenDocument Format(ODF)」を推進するコミュニティ「OpenDocument Format Toolkit Union」を立ち上げた。ODFに対応したアプリケーションやソリューション開発を促進するのが目的だ。
OpenOffice.org Writer用レイアウト・エクステンション 4種
OpenOffice.org Writerはワードプロセッサーというだけでなく、デスクトップパブリッシングプログラムでもある。しかし、その事実はまだWriter用エクステンションの製作に大きな影響を与えるに至っていない。それは、ほとんどの利用者がページスタイルやテンプレートなどといった文書デザインの機能を利用するより、自分で一つひとつ書式設定するのを好むからだろう。とはいえ、レイアウトのためのエクステンションも提供されるようにはなってきた。ここでは、ページの向きを変更するためのAlba、ページ番号を振るPaginationとPager、既存文書のテンプレートつまり文書の全体的レイアウトを変更するTemplate Changerという、レイアウトを自動化する4つのエクステンションを紹介しよう。これらのエクステンションは、1つを除き、OpenOffice.orgの仕組みに従ってスタイルとテンプレートを使っており、安定性は高い。
さらなる進化を遂げたOpenOffice.org 3.0
今月13日にリリースされたOpenOffice.org 3.0には、バージョン2.0からのルック&フィール(外観と操作性)の大きな変化は見られないが、メジャーリリースにふさわしく、大小合わせて何十もの変更が加えられており、その内容をひとことで説明するのは難しい。
「OpenOffice.org 3.0」がリリース
OpenOffice.orgは10月13日(米国時間)、オープンソースオフィススイートの最新版「OpenOffice.org 3.0」をリリースした。Windows、Linux、Solaris、Mac OS Xに対応、日本語を含む7言語版をダウンロードできる。
会津若松市、OpenOffice.org導入での現場の声と対応事例を公開
「OpenOffice.org」を全庁的に導入している福島県会津若松市は2008年10月8日、導入に伴って、現場から上がってきた声や、対応が必要となった事例などをWebサイトで公開した。「外字が表示されない」「納付書に使うOCR用フォントで印刷できない」「罫線に点線・破線が使用できない」など、これまで発生した問題と、その解決方法を掲載している。
「OpenOffice.org 3.0」RC1──正式版リリースに向け前進
OpenOffice.orgは9月7日(米国時間)、オープンソース・オフィススイートの最新版「OpenOffice.org 3.0」のリリース候補第1版(RC1)を発表した。同組織のWebサイトよりダウンロードが可能。正式版は9月16日にリリースの予定という。