米Sun、Mac OSをネイティブサポートした「StarOffice 9」を発表
米Sun Microsystemsは11月17日(米国時間)、オフィススイートの最新版「StarOffice 9」(アジア地区では「StarSuite 9」)を発表、提供を開始した。価格は34.95ドル~で、ボリュームライセンスは1ユーザー25ドル~となっている。「Mac OS X」をネイティブでサポートする。
StarOffice 9は、オープンソースの「OpenOffice.org 3.0」のコードをベースにしたもの。ワープロ、表計算、プレゼンテーション、データベース、図形描画などのオフィスアプリケーションを含む。Mozilla Foundationの電子メールクライアント「Thunderbird」、カレンダー機能「Lightning」などが同梱されている。
最新版は、PDFファイルの読み込み・編集、レポート作成、ブログ、Wikiの発行といった作業を容易にする拡張機能、Mac OS Xのネイティブサポートなどを特徴とする。アプリケーション別の新機能としては、ワープロ「Writer」のマルチページ編集機能、表計算「Calc」の最適化ツールSolver、プレゼン「Impress」のネイティブテーブルサポートなどがある。
ファイルフォーマットは、OpenDocument Format(ODF)をサポート、「Microsoft Office」との互換性を強化し、レガシーフォーマットと最新のOffice Open XML(OOXML)形式のファイルの読み込みが可能。
米Sun Microsystems
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