Mozilla、Android端末上でWebサイトを作成できるアプリ「Webmaker」をリリース

 Mozillaは8月17日、Androidアプリ「Webmaker for Android」を発表した。Android端末上でWebサイトの作成ができるアプリで、ユーザーが構築しているコンテンツを発見したり、共有することもできる。

 Mozilla WebmakerはMozilla Foundationが2012年にスタートしたプロジェクト。Webの仕組みを学ぶための教育プログラムで、HTML、CSS、JavaScriptなどを利用して簡単なWebページを構築できる。WebのユーザーがWebの仕組みを知ることでMozillaが掲げるオープンなWebを推進することを目的としているという。

 Android版ではスクラップブック、フォトギャラリー、コミックストリップなどを構築できる。シンプルさを最大の特徴とし、数分でコンテンツを構築できるという。スマートフォンユーザーは同アプリを利用してWebやWeb上のコンテンツについて学習でき、これを通じてユーザーによるコンテンツの構築を推奨する。

 Webmakerは6月にベータ版が公開されていたが、今回正式版扱いとなった。性能と安定性を強化し、ユーザー体験も改善した。共有プロジェクトをモバイルとデスクトップの両方からアクセスできるようにし、コンテンツ発見で位置情報を利用することで地元のコンテンツを発見できるようになった。

 Webmakerは英語など4言語に対応、Google Playより入手できる。Android 4.0以上に対応する。

Webmaker
https://play.google.com/store/apps/details?id=org.mozilla.webmaker