米Microsoftは1月15日、ChromiumをベースとしたWebブラウザ「Microsoft Edge」の公開を発表した。バージョン番号は79.0.309.65、デスクトップはWindowsおよびmacOS、モバイルはiOSとAndroidに対応し、日本語を含む90以上の言語で利用できる。
Apple、「CUPS」のライセンスをGPLv2からApache License 2へ変更
UNIX系OS向けの印刷・プリンタ管理システム「CUPS」の開発チームは11月7日、ライセンスをGPLv2からApache License 2に変更することを発表した。新しいライセンスは、次期版となるバージョン2.3から採用する。
マルチプロセス技術「E10S」を導入した「Firefox 54」リリース
Mozillaは6月13日、WebブラウザFirefoxの最新版「Firefox 54」を公開した。WindowsおよびmacOS、Windowsに対応するデスクトップ版およびAndroid版が提供されている。性能改善に向けたマルチプロセス技術「Electrolysis(E10S)」を導入、「Firefox最大の変化」とその重要性を形容している。
Microsoft、Visual Studio for Mac正式版をリリース
Microsoftは5月10日、「Visual Studio 2017 for Mac」をリリースした。macOSで動作する統合開発環境(IDE)で、HTMLやCSS、JavaScriptファイルの編集機能やWebアプリケーションおよびXamarin/.NET Coreなどを使ったアプリケーションの開発支援機能などを備えている。
米Docker、VPN向けライブラリやMac OS X向けの仮想化ツールキットなどをオープンソースで公開
コンテナ技術の米Dockerは5月18日、3種類の技術をオープンソースで公開した。同社が進めているWindowsおよびMac OS XにおけるDockerサポートで利用されている技術で、Mac OS Xの「Hypervisor framework」を活用する仮想化技術などが含まれる。
3Dプリンタに対応した「CUPS 2.1」リリース
CUPS開発チームは8月31日、さまざまなUNIX系OSで使われている印刷システムCUPSの最新版「CUPS 2.1」をリリースした。3Dプリンタの基礎的な対応が加わるといった強化が図られている。
米Microsoft、LinuxやOS Xでも利用できるコードエディタ「Visual Studio Code」を発表
米Microsoftは4月29日、Webおよびクラウドアプリケーション開発に向けたコードエディタ「Visual Studio Code」のプレビュー版を公開した。Visual Studio製品群としては初のクロスプラットフォーム開発ツールであり、WindowsのほかMac OS XやLinuxでも動作する。
米Microsoft、LLVMベースの.NET CoreCLR向けコンパイラ「LLILC」を発表
米Microsoftは4月13日、.NETの「CoreCLR」などと組み合わせて利用できるLLVMベースのコンパイラ「LLILC」をLLVMメーリングリストにて発表した。最初のツールとしてCoreCLR向けのJITコンパイラの開発を進める。
エフェクトのリアルタイムプレビューが加わった「Audacity 2.1」リリース
オープンソースのオーディオエディタ「Audacity」開発チームは3月29日、最新版「Audacity 2.1.0」を公開した。エフェクトのリアルタイムプレビューなどの機能が加わり、サポートするOSも拡大した。
オープンソースのペイントソフト「Krita 2.9」リリース、OS Xのサポートが実現へ
オープンソースのデジタルペイントソフト「Krita」開発チームは2月26日、最新版となる「Krita 2.9.0」をリリースした。過去最大のリリースとしており、Mac OS Xの初期サポートの実現など多数の新機能を盛り込む。
Subversion関連のバグを修正したDiff/マージツール「Meld 1.8.2」公開
10月18日、diffビューア/マージツール「Meld 1.8.2」がリリースされた。Subversion 1.6関連の不具合を修正するなどの強化が加わっている。
「VLC Media Player 2.1」リリース、4K動画を実験的にサポート
VideoLAN開発チームは9月26日、オープンソースのメディアプレイヤー最新版「VLC Media Player 2.1.0」(開発コード「RinceWind」)をリリースした。オーディオコアが新しくなり、4K動画にも実験的に対応した。
細かい機能強化が加えられた「Calibre 1.4」リリース
電子書籍管理ソフトウェア「Calibre」プロジェクトは9月20日、「Calibre 1.4」を公開した。8月に正式版を公開して以来4回目のアップデートとなる。
インディーゲームバンドル「Humble Indie Bundle 9」登場、Mark of the Ninja、FEZなど6タイトルが揃う
米Humble Bundleは9月11日、WindowsおよびMac OS X、Linuxに対応するクロスプラットフォームのゲーム集「The Humble Indie Bundle 9」をリリースした。6タイトルをバンドルし、このうち3本はLinux初登場となる。
「Wine 1.6」リリース、Mac OS X版ではX11が不要に
Wine HQ開発者は7月18日、最新安定版の「Wine 1.6」を公開した。WineはWindowsアプリケーションをLinuxなど他プラットフォームで実行するためのWindows API実装。Wine 1.6ではMac OS Xドライバーや.NETアプリケーションサポートのための「Mono」ランタイムなどが特徴となる。
RAW現像ソフト「Darkable 1.2.2」リリース
オープンソースの写真ワークフローアプリケーション「Darkable」開発チームは6月28日、最新版となる「Darkable 1.2.2」を公開した。LinuxおよびMac OS Xで動作するRAW現像および画像編集ツールで、GPUを利用したアクセラレーション機能なども備える。
オープンソースのマルチメディアライブラリ「FFmpeg 1.2」リリース、ハードウェアアクセラレーションサポートが進む
オープンソースの音声/動画録音・変換ライブラリ「FFmpeg」開発チームは3月15日、最新版となる「FFmpeg 1.2」(開発コード「Magic」)をリリースした。プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
マルチプラットフォーム対応のアプリケーション配布プラットフォーム「0install 2.0」リリース
3月5日、クロスプラットフォームのアプリケーション配布プラットフォーム「0install(Zero Install) 2.0」がリリースされた。UbuntuやDebian GNU/LinuxといったLinuxやMac OS X、Windowsで利用でき、容易にアプリケーションの配布やダウンロード、インストール、バージョン管理が行えるという。現在、1000を超えるアプリケーションのインストールをサポートしている。
「LibreOffice 4.0.1」リリース、全OSでAndroid端末からのプレゼン操作をサポート
The Document Foundationは3月6日(ドイツ時間)、「LibreOffice 4.0.1」をリリースした。バグ修正に加え、Android端末を使ったプレゼンテーションスライドのリモート操作を可能にするアプリ「Impress Remote」を全OSで使えるようになった。
最新プラットフォーム上でDOSゲームをプレイできるエミュレーターDOSBox――SourceForgeが選ぶ今月のプロジェクト
米SourceForgeでは毎月1つのプロジェクトを投票で選び、「Project of the Month(今月のプロジェクト)」の栄冠を与えている。2013年1月に選ばれたプロジェクトは、DOSエミュレータ「DOSBox DOS Emulator」だ。以下では、その開発者に対するインタビューの模様をお伝えする。