米CoreOSは4月6日、Linuxコンテナ実行環境「rkt 1.3」を公開した。KubernetesやDockerとの連携の強化、セキュリティなどが特徴となる。
Canonicalが「Ubuntu on Windows」を発表、Windows 10上にUbuntuのユーザー空間を提供
「Ubuntu」を開発する英Canonicalは3月30日、Windows上で動作するUbuntuユーザー空間を提供するプロジェクト「Ubuntu on Windows」を発表した。UbuntuのbashシェルをWindows 10上で直接実行でき、さまざまなコマンドラインツールも利用できるという。
データ圧縮プログラム「GNU Gzip 1.7」リリース
フリーのデータ圧縮プログラムGNU gzipの開発チームは3月28日、最新版「GNU gzip-1.7」のリリースを発表した。「–synchronous」などの新オプションが加わったいっぽう、GZIP環境変数によるオプション指定は非推奨となった。
Linuxカーネル追跡システム「SystemTap 3.0」リリース
Linuxカーネルの振る舞いを動的追跡する機構「SystemTap」の開発チームは3月27日、最新版「SystemTap 3.0」を公開した。
「Samba 4.4」リリース、非同期フラッシュリクエストがサポートされる
Windowsファイル共有やActive DirectoryのLinux/UNIX実装であるSamba開発チームは3月22日、最新版となる「Samba 4.4」をリリースした。プロジェクトのWebサイトより入手できる。
Linuxカーネル4.5リリース、細かな改善点が中心の小規模リリース
Linus Torvalds氏は3月13日、Linuxカーネル4.5のリリースを発表した。ユーザー空間メモリを使わずにファイルをコピーするシステムコールの導入や、ファイルシステム、ソケットなどの性能改善といった細かな改善点が中心のリリースとなっている。
独自のデスクトップ環境「Budgle」を備えるLinuxデスクトップOS「Solus 1.1」
Solus開発チームは3月2日、独自のデスクトップ環境「Budgle」を備えるLinuxディストリビューション「Solus 1.1」のリリースを発表した。対応アーキテクチャはx86_64で、プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
スマートフォンをデスクトップコンピュータとして利用できるAndroidベースOS「Maru」
スマートフォン上で動くデスクトップシステムを開発するオープンソースプロジェクト「Maru」が立ち上がった。Maruをインストールしたスマートフォンにキーボードなどを装着することで、デスクトップコンピュータとして利用できる。
topコマンドの強化版「htop 2.0」リリース、BSDやOS Xもサポート
UNIX向けのプロセスビューア「htop」開発チームは2月10日、最新版「htop 2.0.0」を公開した。クロスプラットフォーム対応を実現した初のバージョンとなり、Linuxに加えて、FreeBSDやOpenBSD、Mac OS Xをサポートする。
2系のLTS版となる「Piwik 2.16」が公開
オープンソースのログ解析プラットフォーム「Piwik」の開発チームは2月4日、「Piwik 2.16.0」をリリースした。バージョン2系の長期サポート(LTS)版となる。
「Scientific Linux 7.2」リリース
Scientific Linux開発チームは2月5日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)7.2互換のLinuxディストリビューション「Scientific Linux 7.2」を公開した。x86_64に対応、プロジェクトのWebサイトより入手できる。
KDEが最新のKDEソフトウェアを集めた新プロジェクト「KDE Neon」
KDEは1月30日、最新プロジェクト「KDE Neon」の立ち上げを発表した。UbuntuのLTS(長期サポート)版をベースにKDE Commnityが開発する最新のソフトウェアをパッケージしたもので、「Kubuntu」のような位置付けとなる。
ユーザーのプライバシー保護に特化したLinuxディストリビューション「Tails 2.0」
セキュリティやプライバシー保護を特徴とするLinuxディストリビューション「Tails」の開発者は1月26日、最新安定版「Tails 2.0」を公開した。GNOME Shellをベースとした初のバージョンとなる。
MACアドレスランダム化が加わった「NetworkManager 1.2」
Linux向けネットワーク設定管理ソフトウェア「NetworkManager」の開発チームは12月19日、最新のメジャーリリースとなる「NetworkManager 1.2」をリリースした。MACアドレスのランダム化などの機能が加わっている。
Linuxカーネル4.4リリース、オープンチャネルSSD対応や仮想GPUドライバでの3Dサポートなどが行われる
Linus Torvalds氏は1月10日、最新のLinuxカーネル4.4のリリースを発表した。オープンチャネルSSDのサポートや仮想GPUドライバでの3Dサポートなどが追加されている。
WSA Pollを実装、「Wine 1.9」開発版が公開
WindowsアプリケーションをMac OS XやLinuxで動かすAPI互換レイヤ「Wine」の開発チームは2015年12月25日、最新版となる「Wine 1.9」を公開した。次期安定版となるWine 1.10に向けた機能強化が盛り込まれた開発版となる。
Debianの生みの親、Ian Murdock氏が亡くなる
Linuxディストリビューション「Debian」を創設したIan Murdock氏が12月28日に逝去した。Murdock氏が勤務していた米DockerやDebian Projectが12月30日にその死を報告したもの。オープンソースコミュニティからは氏の功績を讃えるコメントや惜しむ声が上がっている。
RHEL 7.2ベースの「CentOS Linux 7(1511)」リリース、Kerberos認証を強化
CentOS開発チームは12月14日、「CentOS Linux 7(1511)」をリリースした。11月度のローリングリリースでメジャーリリースと位置付けており、Kerberos認証の強化などの機能強化を含む。
KDE、デスクトップ環境「Plasma 5.5」をリリース
The KDE Communityは12月8日、デスクトップソフトウェア「Plasma 5.5」をリリースした。Waylandのサポートを拡大したほか、デフォルトフォントの変更などデザインも改善されている。
「KNOPPIX 7.6」リリース、3Dウィンドウマネージャを実験的に導入
Linuxディストリビューション「KNOPPIX」の開発者、Klaus Knopper氏が11月24日、最新版「KNOPPIX 7.6.0」を発表した。3Dウィンドウマネージャを実験的に導入し、3D関連のソフトウェアも含まれるようになった。UEFIブートにも実験的に対応している。