エッジ向けディトリビューション「openSUSE Leap Micro 5.2」がGAに

 openSUSEプロジェクトは5月18日、「openSUSE Leap Micro 5.2」の一般公開(GA)を発表した。「SUSE Linux Enterprise Micro」をベースにしており、超軽量の開発者フレンドリーなOSプラットフォームを提供するとしている。

 openSUSE Leap Microは、エッジコンピューティングを主なターゲットとしたOS。ハードニングしたセキュリティなどの特徴を備えた「SUSE Linux Enterprise Micro」のコミュニティ版。XenまたはKVMの仮想マシンで動かすことができる。

 openSUSE Leap Microはベースシステムポリシーを持つSELinuxを含み(デフォルトでは無効)、カーネルライブパッチをサポートする。SUSE Managerを使ってopenSUSE Leap Microのホストを管理できる。なお、モニタリングはできないなどの制限もある。Webベースの管理としてCockpitをが含まれる。別途ダウンロードが必要だが、ツールボックスコンテナも用意する。

 Leap Microはx86_64 、aarch64に対応、それぞれインストーラーを持つオフラインイメージ、セルフインストールイメージから選択できる。

openSUSE Leap Micro
https://get.opensuse.org/leapmicro/5.2/