チェコJetbrainsは2月15日、同社が開発を進めていたプログラミング言語「Kotlin 1.0」をリリースした。「実用的なプログラミング言語」をうたうもので、Java仮想マシンやAndroid上で実行できる。静的型付けを採用し相互運用性に大きくフォーカスしているという。
JBossのオープンソース版「WildFly 10」が公開
オープンソースのアプリケーションサーバー「WildFly」の開発チームは1月29日、最新安定版「WildFly 10」を正式発表した。JBoss Enterprise Application Platformのオープンソース版となり、Java EE 7に準拠する。
「Vert.x 3.2」リリース、新たにCeylon言語をサポート
Java仮想マシン上で動くアプリケーション開発ツール「Vert.x」の開発チームは12月15日、最新安定版「Vert.x 3.2.0」を公開した。Ceylon言語のサポートなどの新機能が加わっている。
「Akka 2.4」リリース、Javaの最低用件がJava 8以降に
米TypesafeのAkkaチームは9月30日、並行処理アプリケーションをJava仮想マシン上に構築するためのツールキット「Akka 2.4.0」をリリースした。Javaの最低要件がJava 8以降に変更、Scalaも2.11からとなる。Akka 2.3系と後方のバイナリ互換がある。
「Spring Framework 4.2」GA版がリリース
Java向けのWebアプリケーション開発フレームワーク「Spring Framework」開発チームは7月31日、最新版「Spring Framework 4.2」の一般公開版(GA)を発表した。新機能などを含むリリースとなり、Java 6/7/8に対応する。
セマンティックWeb構築に向けたJavaベースのフレームワーク「Jena 3.0」リリース
セマンティックWeb構築のためのJavaベースのフレームワーク「Apache Jena」開発チームは7月31日、最新のメジャーバージョンとなる「Apache Jena 3.0.0」をリリースした。Java 8が必須となるなどの変更が加わっている。
「Vert.x 3.0」がリリース
Java仮想マシン上で動作するアプリケーション開発ツール「Vert.x」の開発コミュニティが6月24日、「Vert.x 3.0」をリリースした。既存のアプリから容易にWebアプリケーションを構築できるツールや非同期テスト作成のためのツールが加わったほか、Dockerコンテナ内での実装、米Red HatのPaaSであるOpenShiftでの実装サポートなども加わっている。
GroovyベースのWebアプリフレームワーク「Grails 3.0」が公開
WebアプリフレームワークGrailsの開発チームが最新版となる「Grails 3.0」をリリースした。「Groovy 2.4」バンドルなどの新機能を持つもので、出資元の米Pivotalの支援を受けて開発された最後のリリースとなる。Grailsは次の開発母体を探しているところだが、どこの団体にするかはまだ交渉中だという。
「Elixir Report」を使ってクラウド上のデータをグラフ化してみよう
最近ではSalesforceなどのクラウドサービスを使ってデータを管理しているケースも少なくない。今回は「Elixir Report」を使って、このようなクラウド上にあるデータを表やグラフといった形で出力する方法を紹介する。
コードを記述することなしにデータを表やグラフとして出力できる帳票ツール「Elixir Report」
さまざまなデータをドキュメント化するに当たって、面倒なのがデータを表やグラフといった形に整形する作業だ。特に印刷に向けたPDFなどを作成する場合、そのジェネレータ側で図や表のレイアウトなどを細かく制御する必要がある。そこで活用したいのが、図表のレイアウトや出力機能を持つツールだ。これらは帳票ツールなどとも呼ばれており、既存のシステムと組み合わせることで容易にデータのドキュメント化を実現できる。今回はドキュメントのデザインから出力までをカバーするツール「Elixir Report」を紹介する。
RDF形式のデータを処理できるセマンティックWeb向けJavaフレームワーク「Apache Jena 2.12」リリース
セマンティックWebアプリケーション構築ツール「Apache Jena」の開発チームは8月7日、最新版となる「Apache Jena 2.12.0」および「Apache Jena Fuseki 1.1.0」をリリースした。RDF(Resource Description Framework)形式のデータの読み書きや処理を行うAPIやクエリエンジン、RDFデータを公開するためのサーバー機能などを提供する。
Seam3とMyFaces CODIが合体した「Apache DeltaSpike 1.0」がリリース
Javaにおいてコンテキストや依存性の定義に使われるJava CDI(Contexts and Dependency Injection)を集めた「Apache DeltaSpike」の開発チームは6月18日、「Apache DeltaSpike 1.0」をリリースした。移植性の高いJava CDI拡張を集めたjarファイルコレクションで、Java開発者はこれを利用してJava EE 6アプリケーションを開発できる。
米Typesafe、Java 8に対応した「Play Framework 2.3」をリリース
米Typesafeは6月2日、Java/Scala向けアプリケーション開発フレームワーク最新版「Play Framework 2.3」をリリースした。Java 8のサポートなど多数の新機能が導入されている。
Web向け階層型コンテンツリポジトリ「Jackrabbit Oak 1.0」がリリース
Apache Jackrabbit開発チームは5月20日、コンテンツリポジトリ「Apache Jackrabbit Oak 1.0.0」をリリースした。ファイルやデータといったコンテンツを管理するためのインターフェイス標準規格「Java Content Repository(JCR)」に対応したコンテンツリポジトリシステムで、拡張性や性能の高さが特徴という。
レスポンシブ対応を強化したJavaベースWebアプリフレームワーク「Vaadin 7.2」リリース
フィンランドVaadinは5月15日、Java向けのWebアプリケーションフレームワーク「Vaadin 7.2.0」(開発コード「Mainz」)をリリースした。Internet Explorer 11やWindows Phone 8.1のネイティブサポートといった新機能が加わっている。
「Java SE 8」がリリース、ラムダ式のサポートなど大きな仕様変更を含む
米Oracleは3月18日、「Java Platform, Standard Edition(Java SE)8」の一般公開版(GA)をリリースした。2年8か月ぶりのメジャーアップデートリリースとなり、ラムダ式の導入など大きな新機能や仕様変更が行われている。
レポジトリ管理ソフトウェア「Apache Archiva 2.0」が登場
2月19日、Mavenリポジトリなどの構築および管理を行えるレポジトリ構築・管理ソフトウェア「Apache Archiva 2.0.0」がリリースされた。プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
グラフデータベース「Neo4j 2.0」リリース、クエリ言語「Cypher」やUIなどが強化される
12月11日、グラフデータベース「Neo4j」の最新版「Neo4j 2.0」がリリースされた。本バージョンでは「プロジェクト発足時に目指していたグラフデータベースが完成した」と報告されている。
米Netflix、インメモリデータ分散フレームワーク「Zeno」を公開
米Netflixは12月5日、インメモリ型の分散データベースフレームワーク「Netflix Zeno」をオープンソースで公開した。同社内で実際に利用しているソフトウェアで、大量のメタデータを低遅延で管理するシステムに適しているという。
HTML5対応をさらに強化、JDK8開発者プレビューもサポートした「NetBeans 7.4」が公開
米Oracleは10月21日(米国時間)、オープンソースの統合開発環境(IDE)「NetBeans 7.4」をリリースした。モバイル向けおよびJava EEやPHPアプリケーションでのHTML5開発をサポートするなど、Webおよびモバイル強化という方向性をさらに進めた。