Ciscoが「oneNAC」計画を推進、2種のNAC製品を単一の枠組みで提供へ――NAC ApplianceからNAC Frameworkへの移行を支援

 2種のNAC(ネットワーク・アクセス制御)製品を提供している米国Cisco Systemsが、この2つを単一の枠組みに収めることに取り組んでいる。これが実現すれば、アプライアンス・ベースのNAC Appliance(同社のNAC製品購入者のほとんどが最初に選ぶ選択肢)を購入した顧客は、インフラストラクチャ・ベースのNAC Frameworkアーキテクチャに容易に移行できるようになる見通しだ。

SymantecのCEO、セキュリティ技術/市場の未来を示す――「いま、セキュリティのパラダイム・シフトが起きている」

 米国Symantecは2004年末、ストレージ・ソフトウェア・ベンダー大手の米国Veritas Softwareを135億ドルで買収した。当時、IT業界における最大規模の買収劇として話題を呼んだこの取り引きの陣頭指揮を執ったのは、同社の会長兼CEO、ジョン・トンプソン氏であった。 Computerworldオンライン米国版では、このほど同氏にインタビューを行い、ベリタス買収の最終的な評価とセキュリティ技術/市場の今後の方向性について聞いた。

Dell、2Q決算で46%の増益に――企業向け製品/サービスの好調などが要因

 米国Dellが8月30日に発表した2008会計年度第2四半期(2007年5月-7月期)決算によると、純利益が前年同期の5億200万ドルから46%増加し、7億3,300万ドルとなった。Dellは大幅な増益の要因として、企業向け製品/サービスの好調、同社製PCの販売価格の上昇、部品コストの低下を挙げている。

データセンターの管理に問題あり――5割近くがコンフィギュレーション情報を把握せず――ITIL適用の遅れが一因

 多くのデータセンターで物理インフラのコンフィギュレーション管理に問題があることが、米国アパーチャー・リサーチ・インスティチュート(ARI)の調査で明らかになった。調査対象データセンターの約半数は、コンフィギュレーション情報の管理プロセスを確立できていないという。

日本CA、ネットワーク・パフォーマンス管理ソフトの新版をリリース――ネットワーク監視/傾向分析により、迅速な意思決定を支援

 日本CAは8月30日、ネットワーク・パフォーマンス管理ソフトの新版、「CA eHealth r6」の出荷を開始した。同製品は、CAが2005年に買収したネットワーク・サービス管理製品ベンダー、コンコード・コミュニケーションズの製品がベースとなっており、r6は、買収後初めてCA主導で開発されたバージョンとなる。

Microsoft、Windows Vista SP1のベータ版をまもなくリリース――正式版のリリースは「2008年1Q中を目指す」と日程を断定せず

 米国Microsoftは8月29日、Windows Vista Service Pack(SP)1のベータ版を、数週間以内にリリースすることを明らかにした。Windows Vista SP 1のリリース日に関しては、うわさだけが先行していた。Microsoftが正式にリリースの日程を発表したのは、今回が初めてとなる。

Intel、新「vPro」にNAC技術を統合へ――NAC業界は「普及を後押しする」と歓迎

 米国Intelは、8月27日に発表したビジネス向けプラットフォーム・ブランド「vPro」の最新版(開発コード名:Weybridge)に、NAC (ネットワーク・アクセス制御)技術を統合する取り組みを進めている。NAC業界関係者はこの動きを、NACがデバイス認証システムに採用されるよい機会だとして歓迎しているようだ。