ダウンロードが途中で止まってしまったり、劣化したメディアなどに保存していた動画ファイルなどの場合、データが破損して再生できなくなっていることがある。FLVやWMVのようにストリーミング可能な形式の場合は一部分が壊れていても途中までは見られることが多いが、AVI形式やMKV形式の場合はほぼ見られなくなってしまう。このような場合に役立つのが今回紹介する「DivFix++」と「Meteorite」だ。
WinSCPスクリプト入門:コマンドやバッチファイルとの連携による自動処理
SFTPやFTPS、SCPといったファイルの暗号化転送に対応するソフトの1つにWinSCPがある。WinSCPは使いやすいユーザーインターフェイスが特徴だが、GUIを利用せずにコマンドラインで操作したり、テキスト形式で記述された処理を実行するスクリプト機能(バッチ処理機能)なども備えている。本記事ではこのコマンド機能の基本的な使い方や、よく利用されると思われるコマンド機能を紹介する。
複数枚の同時書き込みやネットワーク経由での書き込みに対応するCD/DVDライティングツール「円盤複写屋」
DVDやCDを配布用に複数枚用意したいというような場合、通常は統合CD/DVDライティングソフトを利用して複製することが多いだろう。だが、1枚ずつメディアを交換しながら書き込み作業を行うのは面倒かつ非常に時間がかかる。そこで利用したいのが今回紹介するCD/DVD量産用のコピーツール「円盤複写屋」だ。
プロセス分割モデルを取り入れた「WebKit2」発表
米AppleのWebKit Open Source Projectは4月8日、オープンソースのWebブラウザエンジン「WebKit2」を発表した。JavaScriptの実行やHTMLのパース、レイアウトなどを個別のプロセスで実行する「split process model」をサポートしているのが特徴。
Visual StudioでLinux/UNIX向け.NETアプリケーションを開発する「Mono Tools for Visual Studio 1.1」リリース、VS2010RCもサポート
Mono Projectは3月31日、Visual Studio向けの拡張機能「Mono Tools for Visual Studio 1.1」を公開した。Visual StudioでMonoをターゲットとした.NETアプリケーションを開発できる。商用版となるが、30日間の無料ダウンロードも提供する。
動画ファイルのコーデックを調査するツール「MediaInfo」
動画を再生できないといったトラブルの原因の大半は、必要なコーデックが導入されていないというものだ。しかし、コーデックは種類がとても多いため、どのデコーダを導入するべきかを判断することは難しい。そこで利用したいのが高性能なコーデックチェックツール「MediaInfo」である。
GmailやGoogleカレンダーなどの新着を素早くチェックできる「googsystray」
GmailやGoogleカレンダーなどは高度な検索やスパム対策機能、AJAXによる軽快な動作、どこからでも利用できる手軽さから人気を博している。しかし、OutlookやWindowsメールなどのローカルアプリケーションと違い、サウンドによる新着通知やリマインダー機能がないという弱点があった。これを補うのが、Gmailなどを定期的にチェックして新着メールや予定時刻が近づいたスケジュールなどを通知してくれるツール「googsystray」だ。
米Google、Webブラウザに向けてOpenGL互換環境を提供する3Dグラフィックエンジンを発表
米GoogleのChromeチームは3月18日、オープンソースプロジェクト「Almost Native Graphics Layer Engine(ANGLE)」を発表した。Windows向けの技術で、これを利用することでGoogle ChromeなどのWebブラウザから3Dレンダリング技術「WebGL」を利用しやすくなるという。
ユーザー参加型日本語入力システム「Social IME」がオープンソース化
ユーザー参加型日本語入力ソフトウェア「Social IME」の開発者であるnokuno氏が2010年3月13日、同ソフトをオープンソースソフトとして公開した。当初はサーバサイドの統計的かな漢字変換エンジンのみの公開で、動作にはGoogle N-gram相当のデータが必要。ライセンスはBSDライセンス。
オープンソースプロジェクトの8割がWindows互換
オープンソースソフトウェアプロジェクトを支援する米Geeknetによると、自社がホスティングするオープンソースソフトウェアのうち82%がWindowsに対応しているという。オープンソースエコシステムにおいてWindowsは大きな役割を占めているとしている。
多人数でも遅延なしで軽快に使えるボイスチャット「Mumble」 の使い方
「Skype」や「MSNメッセンジャー」の音声通話機能などのボイスチャットは、電話料金を気にせず手軽に通話できるとあってとても便利だ。しかし、これらのソフトは大人数でのマルチチャットに適しておらず、またCPU負荷も高いため重い処理の実行中には使いにくかった。今回紹介する「Mumble」は、マルチチャット対応の軽量なボイスチャットアプリケーションだ。
音程を変えずに速度変更可能な音楽・語学練習用プレイヤー「BestPractice」
語学学習や楽器演奏の習得には、教材となる音声ファイルやCDをゆっくり聴きながらの反復練習が欠かせない。しかし一般的な音楽プレイヤーソフトはスロー再生や反復再生に対応しておらず使い勝手が悪い。そこで利用したいのが音楽・語学練習用プレイヤー「BestPractice」である。
米CodeWeavers、WineベースのMac OS X/Linux向けWindows互換環境「CrossOver 9.0」をリリース
米CodeWeaversは3月2日(米国時間)、Mac OS XとLinux向けのWindows互換性のためのツール「CrossOver 9.0」を発表した。価格はスタンダード版が39.95ドル、プロ版が69.95ドル。同社Webサイトより購入できる。
「Samba 3.5」がリリース
オープンソースのファイルサーバーソフトウェア「Samba」を開発するSamba Teamは3月1日、「Samba 3.5」をリリースした。3.5系初となる安定版リリースとなる。Windowsのタイムスタンプ精度に完全対応するなどの機能が加わっている。
小さな画像を美しく拡大する「SmillaEnlarger」
デジカメ写真などの画像ファイルを拡大したいときは画像編集ソフトを使うのが一般的だ。しかし、通常のソフトで解像度が低い画像を無理やり拡大すると、まるでドット絵のような輪郭がギザギザの画像になったり、ノイズが目だったりして画質が大きく低下してしまう。そこで利用したいのが今回紹介する「SmillaEnlarger」である。
HDD/SSDの健康診断を行うS.M.A.R.T.対応ツール「CrystalDiskInfo」 の使い方
今回紹介するのは、ハードディスクの健康状態をチェックするツール「CrystalDiskInfo」だ。パソコンを構成する部品の中でも、ハードディスクは極めて重要である。ハードディスクの故障はデータの喪失を意味しているため、非常にダメージが大きい。ハードディスクの健康状態は外から見ているだけでは分からないため、このようなツールを使って定期的に確認しておきたい。
多機能かつ手軽なPDF作成ツール「PDFCreator」 のインストールと使い方
取引先に資料を提示するときなど、ビジネスの現場では書類をPDF形式で出力する機会が意外に多い。PDFファイルの作成ソフトとして有名なものに「Adobe Acrobat」があるが、比較的高価なソフトであり、手軽にすべてのPCに導入する、というのは難しい。そこで利用したいのが今回紹介するフリーのPDF作成ツール「PDFCreator」だ。
オープンソースソフトウェアで強化するWindowsデスクトップ(3):キーボード/マウス関連ツールとアプリケーションランチャー
Windows向けのオープンソースソフトウェアを紹介する本連載、第3回となる今回はキーボードやマウスの挙動を改善するツールや、アプリケーションやファイル/フォルダを素早く開くためのアプリケーションランチャーを紹介する。
米Bordeaux、「Wine」をバンドルした「Bordeaux for Linux 2.0」発表
米Bordeaux Technology Groupは1月30日、「Wine」向けGUI設定拡張機能「Bordeaux for Linux 2.0」を発表した。初めて独自Wineビルドと関連ツールをバンドルし、別途Wineをインストールする必要がなくなった。
暗号化通信により安全にファイルを転送できるFTPS/SFTP/FTPクライアント「FileZilla」 の使い方
最近、FFFTPなどのFTPソフトからログイン情報を取得するマルウェアが話題になっている。しかし、FTPはもともとパスワードやファイルを暗号化せずに送受信するため、ほかのクライアントでも盗聴などにより情報を盗まれる可能性がある。そのため、SFTPやFTPSといったより強固なセキュリティを備えるプロトコルを利用することをおすすめしたい。今回紹介するのは、これらに対応する高機能FTP/FTPS/SFTPクライアント「FileZilla」だ。