Visual StudioでLinux/UNIX向け.NETアプリケーションを開発する「Mono Tools for Visual Studio 1.1」リリース、VS2010RCもサポート
Mono Projectは3月31日、Visual Studio向けの拡張機能「Mono Tools for Visual Studio 1.1」を公開した。Visual StudioでMonoをターゲットとした.NETアプリケーションを開発できる。商用版となるが、30日間の無料ダウンロードも提供する。
Mono Tools for Visual StudioはLinuxやUNIX、Mac OS Xで動作する.NETアプリケーションの作成/デバッグ/実装はVisual Studioで行うための拡張機能。2009年11月に正式版を発表して以来のアップデートとなる。
Mono Tools for Visual Studio 1.1では自動更新機能が導入された。アップデートが利用できる場合、自動検出してインストールを行える。オプションページでアップデートの有効/無効を設定できるほか、手動でのチェックにも対応する。また、ターゲットサーバー側のファイル更新の有無を確認するリモートファイルコピー機能も加わったほか、プリコンパイルされたWebアプリケーションからのRPM作成も容易になった。
同時に、Microsoftが2月にリリースしたVisual Studioの新版「Visual Studio 2010」リリース候補(RC)向けのRC版も公開された。機能は完成しており、Visual Studio 2008の場合と同じように動作するという。
動作要件はWindows XP/Vista/7上のVisual Studio 2008 SP1以上。価格はProfessoinal Editionが99ドル、Enterprise Editionが249ドルなど。
Mono Project
http://mono-project.com/
「Mono Tools for Visual Studio 1.1」評価版ダウンロード
http://go-mono.com/monotools/download/