米Joyent、コンテナ技術を活用するためのソフトウェア「SmartDataCenter」と「Manta」をオープンソースで公開

 IaaSおよびPaaS事業者の米Joyentは11月3日、「SmartDataCenter(SDC)」と「Manta Storage Service」の2種類の技術をオープンソースとして公開した。共にコンテナ技術を活用するための管理ツールで、オープンソースにすることでコンテナベースのアーキテクチャの受け入れを促進する狙い。

サーバー間共有機能が加わった「ownCloud 7」

 ownCloudコミュニティは7月23日、オープンソースのファイル共有・同期ソフトウェア「ownCloud 7 Community Edition」をリリースした。異なるサーバー上のownCloudインスタンスとのファイル共有を可能にするサーバー間共有機能が追加されたほか。スマートフォンやタブレットといったモバイル端末のWebブラウザからのアクセスも容易になっている。

ストレージサービス「Ubuntu One」、6月30日で終了。コードはオープンソース化される方針

 英Canonicalは4月2日、ストレージサービス「Ubuntu One」の提供を7月1日に打ち切ると発表した。ユーザーは6月30日までにデータを別の場所に保管する必要がある。CanonicalのCEOは米Googleや米Dropboxなどが提供する同等サービスとの競合を示唆しながら、「無料のストレージサービスの戦いは長期的に持続できない」と敗北宣言をしている。

Swiftを使ってクラウドストレージサービスを構築する

 クラウドインフラストラクチャ構築ソフトウェアであるOpenStackには、クラウドストレージシステムを提供する「Swift」というコンポーネントが含まれている。Swiftを利用することで、自動レプリケーションや分散化といった機能を持つクラウドストレージサービスを構築することが可能だ。本記事ではこのSwiftが持つ機能を紹介するとともに、Swiftによるストレージサービスの構築手順を解説する。

オンラインバックアップサービスを提供する米Backblaze、同社が利用しているストレージシステムの設計仕様を公開

 オンラインバックアップサービスを提供している米Backblazeは7月20日、同社が利用しているというバックアップ用ストレージシステムの設計仕様を「Backblaze Storage Pod 2.0」として公開した。汎用のコンポーネントやLinuxを使用したシステムで、容量135TBのコンテナ型ストレージシステム(ストレージポッド)を7,384ドルで構築できるという。