プログラミング言語「Rust」開発チームは5月15日、「Rust 1.0」リリースを発表した。初の正式版となり、プロジェクトのWebサイトより入手できる。
Node.jsからフォークした「io.js」バージョン1.0系がリリースされる
「io.js」の開発プロジェクトは1月14日、「io.js 1.0.0」および「io.js 1.0.1」をリリースした。io.jsはNode.jsの開発体制に対し異議を持つ開発者らが立ち上げたプロジェクトで、Node.jsとの互換性を保ちつつ機能強化や改善を行うことを目的とする。
Appleの新言語「Swift」をオープンソースで実装するプロジェクトがスタート、GNUStepの開発者も参加
米Appleが今年発表したプログラミング言語「Swift」をオープンソースで実装するプロジェクト「Phoenix」が立ち上がった。オープンソース実装を用意することで、iOSとMac OS X以外でのSwiftの利用を可能にすることを目指す。
科学計算処理向け動的言語「Julia 0.3」リリース
科学技術計算分野向けの高水準プログラミング言語「Julia」開発チームは8月20日、「Julia 0.3」をリリースした。性能を改善したほか、ライブラリにもさまざまな強化が行われている。
「Perl 5.20」リリース、サブルーチンシグネチャを実験的に導入
Perl開発チームは5月26日、Perl 5系の最新最新版となる「Perl 5.20.0」をリリースした。サブルーチンシグネチャの実験的導入、Unicode 6.3対応などの機能が加わっている。
「Scala 2.11」リリース、コンパイラの性能強化などが行われる
プログラミング言語Scala開発チームは4月21日、最新版となる「Scala 2.11.0」をリリースした。小型化、高速化、安定性の強化の3つにフォーカスして開発したもので、Java 8の実験的サポートも追加されている。
「Dart SDK 1.3」リリース、サーバーサイドでの処理性能が大きく向上
米Googleは4月9日、プログラミング言語「Dart SDK 1.3」を公開した。サーバーサイドでの処理性能を大きく改善したという。
ARMサポートが強化されたPythonインタプリタ「PyPy 2.1」リリース
Pythonで実装されたPythonインタプリタ「PyPy」開発チームは8月1日、最新版「PyPy 2.1」をリリースした。JITコンパイラでARMプロセッサが正式サポートされるなど、ARMサポートが強化されている。
Mozilla、C/C++に似た新たなプログラミング言語「Rust 0.7」をリリース
Mozilla傘下で開発が進められている新しいプログラミング言語「Rust」の最新版「Rust 0.7」がリリースされた。言語の変更よりも標準ライブラリの強化に注力したリリースになっているという。
米Microsoft、ジェネリクスを導入した「TypeScript 0.9」をリリース
米Microsoftは6月18日、JavaScriptに静的型付けなどの機能を追加したプログラミング言語「TypeScript 0.9」をリリースした。1.0に向けたメジャーマイルストーンとなり、ジェネリクスといった新しい言語仕様など大規模アプリケーション開発向けの機能が導入されている。
ジェネレータなどをサポートした「PHP 5.5」登場、Windows XPサポートは終了
スクリプト言語PHP開発チームは6月20日、最新版となる「PHP 5.5」を公開した。ジェネレータや例外におけるfinallyブロック、定数型のarrayやstringに対するデリファレンスなど、さまざまな新機能が追加され、高速化も行われているという。いっぽう、Windows XP/2003のサポートがなくなり、WindowsプラットフォームについてはVista以降のみのサポートとなった。
米Google、Web向けスクリプト言語「Dart」のSDKとEditorのベータ版を公開
米Googleは6月19日、同社が開発するJavaScriptと互換性のあるWeb向けプログラミング言語「Dart」のSDKおよび開発環境「Dart Editor」のベータ版を公開した。2011年に発表されてから初となるベータ版リリースで、対応プラットフォームはWindowsおよびLinux、Mac OS X。
はじめてのNode.js:マルチプロセスアプリケーションを作成する
Node.jsは原則としてシングルスレッドで動作する。そのため、多くのリソースを消費するプログラムでは、リクエストを受信してからレスポンスを返すまでの遅延が大きくなってしまう可能性がある。このような場合、複数のプロセスでプログラムを実行し、リクエストを振り分けることでサーバーのCPUリソースをより効率良く利用できる可能性がある。今回はNode.jsで複数プロセスを利用するための方法を紹介する。
英RunRev、クロスプラットフォームに対応するアプリケーション開発ツール「LiveCode 6.0」オープンソース版を公開
英Runtime Revolution(RunRev)は4月10日(英国時間)、クロスプラットフォームに対応するアプリケーション開発ツール「LiveCode 6.0」をリリースした。元々は商用の開発ツールだったが、資金調達サイトKickstarterでオープンソース化のための資金調達に成功、オープンソース化が行われた。
はじめてのNode.js:Node.jsのイベントシステムを知る
Node.jsがWebブラウザのJavaScript実行環境と異なるのは、関数やクラスが定義された「モジュール」が利用できる点と、「イベント」と呼ばれる機構を多用する点、そして対話的な実行環境であるREPLが備えられている点だ。Node.jsに初めて触れるユーザーに向け、これらの機能について紹介しよう。
「Node.js 0.10」リリース、性能が向上した新streamクラスの導入などが行われる
Node.js開発チームは3月11日、最新の安定版リリースとなる「Node.js 0.10」を公開した。streamモジュールの実装が変更されたほか、domainモジュールのアップデート、process.nextTickメソッドの改善といった変更が行われている。
literateモードが加わった「CoffeeScript 1.5」がリリース
CoffeeScriptの開発チームは2月25日、JavaScriptを拡張したスクリプト言語「CoffeeScript 1.5.0」をリリースした。対話的実行環境(REPL)の改善といった新機能が加わっている。
JDK 7のInvokeDynamicを完全サポートした「Groovy 2.1.0」がリリース
米SpringSource(米VMware傘下)は1月25日、Java仮想マシン(JVM)向けのプログラミング言語「Groovy 2.1.0」をリリースした。JDK 7で新たに追加された「InvokeDynamic」機能のフルサポートによるパフォーマンスの向上や新機能の追加などが特徴となる。
新しいクラスや機能が多く追加された「Scala 2.10.0」リリース
Java仮想マシンで動作するプログラミング言語「Scala」の開発チームは1月4日、最新版「Scala 2.10.0」を発表した。ValueやImplicitといった新しいクラスや文字列補間などの機能が加わっている。
セマンティック技術を持つプログラミング「REBOL 3.0」、オープンソースソフトウェアとして公開
プログラミング言語「REBOL」を開発したCarl Sassenrath氏は12月12日、「REBOL 3.0」をオープンソースソフトウェアとして公開したと発表した。