フレームワークの良さや特徴を知ることでミスマッチを防ぐ――「PyCon JP 2012」併設イベント「Django & Pyramid Con JP 2012」開催レポート

 2012年9月15日から17日にかけて、Pythonユーザーのためのカンファレンス「PyCon JP 2012」が開催された。PyCon JP 2012ではPython関連コミュニティによるイベントが併設されているのも特徴である。今回はその1つである「Django & Pyramid Con JP 2012」について、運営側担当者によるイベントレポートをお送りする。

Perl向けWebアプリフレームワーク「Mojolicious 3.0」がリリース

 6月25日、Perl向けのリアルタイムWebアプリケーションフレームワーク「Mojolicious 3.0」(開発コード「Rainbow」)がリリースされた。Mojoliciousは「Perl向けの次世代Webフレームワーク」を自称しており、URLルーティング機能やプラグイン機構、Perl風テンプレート、セッション管理、テストフレームワーク、静的ファイルサーバーといった機能を搭載するフル機能のフレームワークとなる。

JavaScriptを独自拡張したWebアプリケーションフレームワーク「Opa」、初の正式版をリリース

 Webアプリケーションフレームワーク「Opa」の開発チームは6月21日、初の正式版となる「Opa 1.0」をリリースした。JavaScriptを拡張した独自言語を利用するフレームワークで、コードはJavaScriptに変換して実行できる。フロントエンドおよびバックエンドの両方を実装できるほか、データベースプログラミングにも利用できるという。

Javaの代替を目指す新プログラミング言語「Kotlin」、M2候補が公開。Androidもサポートへ

 Java仮想マシンで動くプログラミング言語を開発するProject Kotlinは6月4日、「Kotlin M2 Candiate(マイルストール2候補版)」をリリースした。Kotlinは静的型付け機構を持つオブジェクト指向言語で、Javaに似た文法、Javaとの完全互換などを特徴とする。KotlinコードはJava仮想マシン(Java Virtual Machine、JVM)バイトコードおよびJavaScriptコードにコンパイルして実行できる。