スクリプト言語CoffeeScriptの開発チームは10月23日、最新版となる「CoffeeScript 1.4」をリリースした。プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
1年半ぶりのメジャーリリースとなる「JRuby 1.7」リリース、性能や安定性が強化される
10月22日、JavaによるRuby実装「JRuby」の最新版「JRuby 1.7.0」がリリースされた。1年半ぶりのメジャーリリースとなり、デフォルトではRuby 1.9.3互換となっている。
「Mono 3.0」がリリース、C# 5サポートなど.NET Frameworkサポートが向上
10月22日、オープンソースの.NET Framework実装「Mono」のメジャーアップデート版となる「Mono 3.0」がリリースされた。C# 5サポートや最新の.NET Frameworkサポートなどが行われている。
フレームワークの良さや特徴を知ることでミスマッチを防ぐ――「PyCon JP 2012」併設イベント「Django & Pyramid Con JP 2012」開催レポート
2012年9月15日から17日にかけて、Pythonユーザーのためのカンファレンス「PyCon JP 2012」が開催された。PyCon JP 2012ではPython関連コミュニティによるイベントが併設されているのも特徴である。今回はその1つである「Django & Pyramid Con JP 2012」について、運営側担当者によるイベントレポートをお送りする。
Microsoft、JavaScriptと上位互換性のある言語「TypeScript」のプレビュー版を公開
Microsoftが10月1日、プログラミング言語「TypeScript」のプレビュー版を発表した。JavaScriptと上位互換性を持つスクリプト言語で、静的型付けやクラス、モジュールといった機構を持つ。JavaScriptにコンパイルして既存のWebブラウザやNode.jsなどのJavaScriptエンジンで実行できる。
仕様変更凍結が解除され新機能が追加された「Python 3.3」、ついにリリース
9月29日、スクリプト言語Pythonのメジャーアップデート版となる「Python 3.3.0」がリリースされた。言語仕様の凍結が解除sれた初のバージョンで、新しい文法やライブラリモジュールが追加されている。
Perl向けWebアプリフレームワーク「Mojolicious 3.0」がリリース
6月25日、Perl向けのリアルタイムWebアプリケーションフレームワーク「Mojolicious 3.0」(開発コード「Rainbow」)がリリースされた。Mojoliciousは「Perl向けの次世代Webフレームワーク」を自称しており、URLルーティング機能やプラグイン機構、Perl風テンプレート、セッション管理、テストフレームワーク、静的ファイルサーバーといった機能を搭載するフル機能のフレームワークとなる。
Node.js 0.8.0リリース、I/O性能の向上や多くの新機能実装などが行われる
6月26日、JavaScriptアプリケーションプラットフォーム「Node.js」の最新版「Node.js 0.8.0」がリリースされた。従来の安定版であったバージョン0.6系に代わる新たな安定版という位置付けで、性能が大きく改善しているほか、多くの新機能が追加されている。
JavaScriptを独自拡張したWebアプリケーションフレームワーク「Opa」、初の正式版をリリース
Webアプリケーションフレームワーク「Opa」の開発チームは6月21日、初の正式版となる「Opa 1.0」をリリースした。JavaScriptを拡張した独自言語を利用するフレームワークで、コードはJavaScriptに変換して実行できる。フロントエンドおよびバックエンドの両方を実装できるほか、データベースプログラミングにも利用できるという。
米Google、ブロックをドラッグ&ドロップで組み立ててプログラミングを行うプログラミング言語「Blockly」を公開
米GoogleがWebブラウザ上でプログラミングを行えるグラフィカルなプログラミング言語「Google Blockly」を発表した。ブロックをドラッグ&ドロップで組み合わせてプログラミングするのが特徴。技術プレビューをGoogle Codeにて公開している。
Javaの代替を目指す新プログラミング言語「Kotlin」、M2候補が公開。Androidもサポートへ
Java仮想マシンで動くプログラミング言語を開発するProject Kotlinは6月4日、「Kotlin M2 Candiate(マイルストール2候補版)」をリリースした。Kotlinは静的型付け機構を持つオブジェクト指向言語で、Javaに似た文法、Javaとの完全互換などを特徴とする。KotlinコードはJava仮想マシン(Java Virtual Machine、JVM)バイトコードおよびJavaScriptコードにコンパイルして実行できる。
高速なJavaScriptコードを生成できるWebアプリケーション向け言語「JSX」が公開される
DeNAは5月31日、Webアプリケーション向けの言語「JSX」を公開した。静的型付けやオブジェクト指向といった特徴を持つWebアプリケーション向け言語で、JavaScriptコードへの変換を行うコンパイラが用意されている。ライセンスはMITライセンス。
Perl 5系の最新版「Perl 5.16」、約1年ぶりにリリース。Unicode 6.1にほぼ対応
5月20日、Perl 5系の最新安定版となる「Perl 5.16.0」がリリースされた。2011年5月にリリースされた5.14から約1年ぶりにリリースされた安定版で、後方互換性を保ちつつ機能強化を図っている。なお、本リリースによってPer 5.12系のサポートは終了するという。
Smalltalkのオープンソース実装「Pharo 1.4」リリース
The Pharo Teamは4月20日、オブジェクト指向プログラミング言語「Smalltalk」のオープンソース実装「Pharo 1.4」を公開した。インストール不要で実行できるWindowsおよびMac OS X、Linux向けの「1クリックディストリビューション」も公開されている。
「Ruby 1.9.3-p194」リリース、RubyGemsにおけるSSL関連の問題を修正
スクリプト言語Ruby開発チームは4月20日、「Ruby 1.9.3-p194」をリリースした。RubyGemsにおけるセキュリティ関連の脆弱性を修正したメンテナンスリリースとなる。
Java仮想マシンで動作するLISP系言語「Clojure 1.4」がリリース
バグ修正や小規模な改良が加えられた「Scala 2.9.2」が公開
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)のScala開発チームは4月13日、Java仮想マシン上で動作するプログラミング言語「Scala」の最新版「Scala 2.9.2」を公開した。バグ修正がメインのメンテナンスリリースとなる。
zipimportをサポートした「IronPython 2.7.2.1」がリリース
.NET Framework向けのPython実装「IronPython」の開発チームは3月12日、最新版「IronPython 2.7.2.1」を公開した。zipアーカイブからライブラリを読み込むzipimportモジュールのサポート、モバイルプラットフォームへの初歩的な対応などが特徴となる。
Python 3系で初となる言語仕様変更を含む「Python 3.3」、初のアルファリリース
Python Software Foundationは3月5日、「Python 3.3.0 alpha 1」をリリースした。Python 3系ではいままで言語仕様の変更が行われていなかったが、Python 3.3ではいくつかの新文法を含む機能追加が行われるという。
メジャーアップデート版となるPHP 5.4.0リリース、コード再利用の仕組み「Trait」など新機能を多数搭載
PHP開発チームは3月1日、「PHP 5.4.0」をリリースした。2009年にリリースされたPHP 5.3以来のメジャーアップデートとなり、組み込みWebサーバーや「Trait」のサポート、新たな構文の追加などさまざまな機能が加わっている。