フリー動画編集ツール Avidemuxの使い方: 動画のカットと結合

  Avidemux はさまざまな形式の動画に対応する、オープンソースの動画編集ツールだ。Windows、Mac OS X、Linuxなどで利用でき、編集機能はそれほど強力ではないものの、カットや結合といった基本的な機能は備えている。内蔵のフィルタを使ってリサイズ、インターレース解除、色調補正、シャープ/ソフトなどの処理を行うこともできる。単純な動画の形式変換にも使えるが、複数の動画を切り貼りして1本の作品にしたいときにも重宝するツールだ。

動画の音声を抽出できるオーディオ変換ツール「えこでこツール」の使い方

 「えこでこツール」(EcoDecoTool)は、さまざまな音声ファイルをMP3やOgg Vorbisに変換できるオープンソース(ライセンスはGPL)のツールだ。音声変換ツールは数多く存在するが、このツールの特徴は動画から音声を抽出できること。たとえば、ミュージックビデオから音声だけを抜き出して、携帯プレーヤで聞けるようにするといった用途に利用できる。しかも操作はいたって簡単。マルチメディアツールの中には難解なものが少なくないが、えこでこツールはすべての要素がコンパクトな画面に表示されるため操作に迷うようなことがない。

フィックスターズ、Cell/B.E.を活用したH.264リアルタイムエンコーディングソリューション

 フィックスターズ(本社: 東京都港区)は2009年2月24日、Cell Broadband Engine(Cell/B.E.)を活用した映像分野向けソリューション「CodecSys CE」シリーズを発表した。H.264リアルタイムソフトウェアエンコーダーをワークステーションにプリインストールした。同日受注を開始し、4月上旬から出荷開始する。

HandBrake日本語版の使い方:DVD/動画ファイルを変換する

 YouYubeなどの動画サイトが広く受け入れられたこともあり、動画を編集してオリジナルの作品を作るユーザーが増えている。そしてそれ以上に増えているのが既存の動画のファイル形式や圧縮形式を変換するユーザーだ。そこで今回は、オープンソースの動画変換ツールHandBrakeの使い方を紹介したい。HandBrakeはDVD/動画ファイルからの変換に対応する使い勝手の良い変換ツールだ。

YouTubeなどから動画を簡単に保存できる「Video DownloadHelper」

 YouTubeやニコニコ動画などの動画サイトを利用しているユーザーは多い。そこで一度見た動画をまた見たいと思って再びアクセスすると、動画が削除されてしまっていたり、アクセスする時間帯によっては混みあっていてなかなか再生できないといったことがある。自分が見たいと思う時間帯は、利用しているユーザーが多いということもあるだろう。そこで考えるのが、動画を自分のローカル環境に保存するということだ。そうすれば、見たい動画はとりあえず保存しておき、後でじっくり鑑賞するということも可能になる。

存在感たっぷりのネットラジオ、Tangent Quattro

 Linuxを搭載したエンタテインメント家電をお探しなら、Tangent Quattroというインターネットラジオをぜひチェックしてみてほしい。組み込みLinuxのプラットフォームに通常のラジオ放送とインターネットラジオが聴ける機能とメディアサーバクライアントの機能を統合したこの機器は、さまざまなオーディオ再生オプションも備えている。

images2mpgでイメージをビデオに変換する

 images2mpgはKDE Image Plugin Interface(KIPI)の一部であり、イメージファイルからMPEGファイルを作成できる単純なユーティリティである。images2mpgはImageMagickスイートとmjpegtoolsを始めとする一握りのコマンドラインツールに頼って、イメージからすばらしいビデオを作成してくれる。images2mpgでは自分の好きな歌をバックグラウンドとして挿入することさえできる。images2mpgはSVCD、DVD、VCD、XVCDの各ビデオ形式をサポートしている。

pngsliceで任意の形の画像をウェブページ上にフロートさせる

 画像の輪郭が四角くない場合でも、その周りを四角く囲むようにテキストを配置したウェブサイトは、ややまぬけに見える。pngsliceは、画像を細長いスライスに分割し、ウェブブラウザ上で元の画像と同じに見えるようにそれらを並べるための小さなHTMLを生成するツールである。これにより四角形ではない画像をウェブページ上にフロートさせ、その画像の不規則な輪郭に沿ってテキストを配置して、プロっぽくレイアウトすることが可能だ。

DVDに焼き込んだファイル群の管理を簡単化するVVV

 Virtual Volumes View(VVV)はユーザ各自がDVDに焼き込んだデータを管理するためのツールであり、特定のファイルが既にバックアップ済みであるかを確認したり、どのディスクに書き込んだのかを簡単に追跡できることがその特長だ。例えば定期的に多量のデータをDVDにバックアップしているユーザの場合、シリアル番号によるディスク管理が最も手軽な方法となるだろう。そしてDVDに焼き込んでおいた中から特定のビデオや画像が必要となった場合は、VVVの検索機能を用いて該当するディスクの管理番号を検出して、バックアップディスクの山の中から目的のディスクを取り出せばいいのだ。

ホームシアターの刷新を図るBoxee

 競争の激化が進むオープンソースのメディアセンターの分野に、 Boxee が参入した。「ソーシャル・メディアセンター」を謳った同名のアプリケーションは、さまざまなソーシャルネットワーキング・サービスと、メディア漬けのユーザを狙ったXBMC(XBox Media Center)ベースのメディアセンターを融合したものだ。Boxeeはさらに壮大な構想を掲げており、招待制のモニター制度に応募すればその内容をいち早く知ることができる。

操作性に優れたムービーコレクションマネージャ:Griffithとその対抗馬となるGCstar

 かつて私はムービーコレクションのバックアップ群に関する全リストを、長きにわたって紙製のノートブックにて管理してきたが、程なくこうした紙の束に頼った管理法に行き詰まりを感じることとなり、結局は全データをコンピュータ上のスプレッドシートに移植するという労苦にいそしむことになったものの、スプレッドシートを用いた管理法についても不満を抱き続けてきた。そして発見したのが Griffith というムービーコレクションマネージャであり、その多機能性によい意味で驚かされることになったのである。

ビックカメラとソフマップ、Linuxベースの多機能プレーヤー「chumby」を店頭発売

 ビックカメラとソフマップは、ダウンロードで機能を追加できるLinuxベースの多機能プレーヤー「chumby」を、2008年12月13日から販売する。当初はビックカメラ有楽町本館、ソフマップ秋葉原本館と、オンライン店舗のビックカメラ.com、ソフマップ・ドットコムで取り扱い、今後販売店を順次拡大する予定。価格は2万9400円。