RAW現像ソフトウェア「RawTherapee」を開発するRT Teamは1月4日、最新版「RawTherapee 3.0」アルファ1を発表した。最新版よりGPL v3の下、オープンソースプロジェクトとして開発を続ける。
XBMCベースのオープンソースメディアセンター「Boxee」ベータ版発表、STBも登場へ
米Boxeeは12月7日、オープンソースのメディアセンターソフトウェア「Boxee」のベータ版を発表した。Windows、Mac OS X、Apple TV、Linux(Ubuntu)に対応する。台湾D-LinkがTV接続用の専用STB「Boxee Box」を提供する予定だ。
多数のデジカメに対応したRAWデータ現像ツール「UFRaw」
デジタル一眼レフカメラの普及に伴い、RAW形式での写真撮影もだいぶ一般的となった。RAW形式はデジカメ内部で画像処理がされていない生のデータなので画質の劣化がなく、パソコンに取り込んでからも自由に画像処理できる半面、専用のソフトを使って「現像」作業を行う必要がある。しかし一口にRAW形式といっても、フォーマットはカメラメーカーや機種によってバラバラなので現像ソフトもそれぞれ違い、取り扱いが非常に不便だ。特にメーカーが違う複数のデジカメを使っていたり、デジカメを買い換えたりすると大きな問題になる。そんなときに使いたいのがオープンソースの現像ツール「UFRaw」だ。
3Di、3D仮想空間「OpenSim」対応ビューア技術をオープンソース化
3Di(本社:東京都渋谷区)は2009年9月30日、Webブラウザ上で3D空間を表示・操作できる「OpenSim」に対応したビューア技術をオープンソース化すると発表した。オープンソースプロジェクト「3Diビューア“Rei”」を立ち上げ、ダウンロード提供を開始した。
CDをセットするだけでリッピング&共有可能に、音楽サーバーに特化したLinuxディストリビューション「VortexBox」

今回はちょっと毛色の変わったLinuxディストリビューションとして、Fedoraをベースに音楽ストリーミングサーバー機能に特化した「VortexBox」を紹介しよう。オフィシャルサイト(http://vortexbox.org/)によると、Pentium 4/500MHz以上、メモリ512MBという比較的低スペックなシステムで動作し、余っているPCを音楽サーバにするのに最適なシステムとのことだ。最新版はFedora 11をベースにしたVortexBox 0.8である(リリースは2009年7月20日)。
米Google、「Ogg Theora」の土台となったVPコーデック開発企業を買収
米Googleは8月5日(米国時間)、動画圧縮技術ベンチャーの米On2 Technologiesを買収することで合意したと発表した。買収金額は約1億650万ドルを見込む。Google側は、動画圧縮技術はWebプラットフォームに組み込まれるべき、と買収の動機を説明している。
マイクロソフト、Silverlight 3対応の日本語版開発ツール公開
マイクロソフトは2009年7月16日、RIAプラグイン「Silverlight 3」に対応した日本語開発ツールの提供を開始した。「Silverlight 3 SDK」日本語版と、統合開発環境「Visual Studio 2008 SP1」用のアドオン「Silverlight 3 Tools」日本語版で、それぞれ同社のダウンロードセンターから無償でダウンロードできる。
WMVやMP4、FLVといった動画ファイルをDVDビデオ化する「DVD Flick」の使い方
インターネット上の動画配信などでは、Windows Media Video(WMV)やMPEG-4、DivX、H.264といった形式が多く使われています。これらの動画形式は高品質のままファイルサイズを小さくできるという特徴がありますが、これらのファイルは一般的なDVDプレーヤーでは再生できません。今回紹介する「DVD Flick」は、このようなPC向けの動画ファイルをDVDビデオに変換してDVD±R/RWなどに書き込めるフリーソフトウェアです。
オープンソースのメディアプレイヤー「VLC」正式版リリース
VideoLANは7月7日、オープンソースのクロスプラットフォーム対応メディアプレイヤー「VLC Media Player 1.0.0」をリリースした。WindowsおよびMac OS Xなどのプラットフォームに向けたバイナリパッケージやソースコードはプロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
CD/DVDのISOファイル化やMP3/WMAからの音楽CD作成機能を備えるライティングソフト「InfraRecorder」の使い方
「InfraRecorder」は、CD-R/RWやDVD±R/RW(以下、CD/DVD)などへの書き込みを行える、フリーのライティングソフトです。ファイルをCD/DVDに書き込む機能に加えて、CDやDVDを読み込んでISOファイル化する機能やISOイメージ作成/書き込み機能、ディスクコピー機能、WAV/MP3/WMA/OGG形式の音楽ファイルから音楽CDを作成する機能など、市販のCD/DVDライティングソフトにも匹敵する多くの機能を備えているのが特徴です。
ライブラリ管理、iTunesとの同期などを強化した「Songbird 1.2」がリリース
オープンソースのメディアプレイヤー「Songbird」を開発する米Pioneers of the Inevitableは6月18日(米国時間)、最新版となる「Songbird 1.2」をリリースした。バグの修正のほか、ライブラリ管理機能、「iTunes」との同期などが強化されている。
音質劣化のない可逆エンコーダ「FLAC」で音楽を楽しもう
現在、オンラインでの音楽配信では主にMP3やAACといった形式が使われています。MP3やAACは音楽ファイルを元のサイズの10分の1程度にまで圧縮できますが、わずかながら音質の劣化が発生してしまいます。いっぽう、音質をまったく劣化させずにファイルサイズを小さくできる圧縮手段もあります。このような圧縮は「可逆圧縮」と呼ばれており、圧縮率は小さいものの、圧縮・展開を行っても音質が変化しないのが特徴となっています。今回紹介する「FLAC」は、このような可逆圧縮を行う音声コーデックです。
さまざまなファイル形式やISOイメージファイルの動画再生ができる「SMPlayer」の使い方
「CDex」の使い方:オーディオCDをMP3に変換する
CDexは音楽CDからオーディオファイルを抜き出すCDリッピングツールです。音楽CDをWAVE形式ファイルとしてコピーできるほか、同時にMP3やAACといった形式に変換することもできます。
フィックスターズ、PS3を活用したH.264エンコーダー「CodecSys CE-10」を販売開始
フィックスターズ(本社:東京都港区)は2009年6月1日、プレイステーション3(PS3)を活用した高速・高画質なH.264ソフトウェアエンコーダー「CodecSys CE-10」シリーズのダウンロード販売を開始した。負荷の高いH.264エンコーディングをPS3で行うことで、大容量のフルHD映像でも再生時間に近い速度で処理できるという。
「MediaCoder」の使い方:動画/音声ファイルを変換する
MediaCoderはさまざまなファイル形式に対応する、動画/音声ファイル変換ツールです。音声コーデックとしてはMP3やVorbis、AAC、Windows Media Audio(WMA)、FLAC、RealAudioなど、動画コーデックとしてはH.264やDivX、MPEG 1/2/4、Flash Video(FLV)、RealVideo、Windows Media Video(WMV)などに対応しており、音楽ファイルやAVIやMP4、MKV、RM、ASFといったファイル形式の動画を読み込んで別の形式に変換できます。
オープンソースのSilverlightマルチキャストプラグインが登場
米QUMUは5月11日(米国時間)、米MicrosoftのRIAプラグイン「Silverlight」向けのマルチキャスト拡張技術「Multicast Plug-in for Silverlight」をオープンソースとして公開した。Microsoftのプロジェクトホスティングサイト、Codeplexでダウンロードできる。
米Adobe、Flash対応カスタム動画プレイヤーを構築できる「Strobe」発表
米Adobe Systemsは4月20日(米国時間)、メディアプレイヤー開発フレームワーク「Strobe」(開発コード名)を発表した。「Adobe Flash Platform」を利用したカスタムプレイヤーを容易に開発できる。動画コンテンツの配信を容易にし収益化を支援するという。
インタビュー:音声変換ツール「えこでこツール」の開発者に聞く
SourceForge.JPでは、同サイトを利用するオープンソース・プロジェクトを毎月1つピックアップし、その開発者にインタビューする「今月のプロジェクト」というコーナーを設けています。今回は、音声変換ツール「えこでこツール」の開発者、cochaさんにお話をうかがいました。
MozillaとKhronos、3DアクセラレーションのWeb標準策定へ──米Googleも支援
3DグラフィックAPI「OpenGL」で知られる標準化団体Khronos Groupは3月24日(米国時間)、Mozilla Foundationとともに、Webブラウザでの3Dグラフィックスを高速化することを目的とした作業部会「Accelerated 3D on Web」を設立することを発表した。米Googleも賛同を寄せている。