運用管理ツール「Hinemos」によるサーバー死活監視

 サーバーの運用環境において、トラブルがいつ発生するのかを予測することは難しい。そのため、サーバーやそのサーバー上で動作するソフトウェアに問題が発生した際に迅速にそれを知ることができるよう、ツールなどを使ってサーバーを監視するのが一般的だ。このようなツールの1つにNTTデータが開発するオープンソースの運用管理ツール「Hinemos」がある。今回はHinemos 4.0を使ってサーバーの死活監視を行う方法について解説する。

米Red Hat、IaaS基盤「Red Hat Cloud Infrastructure」などOpenStackにフォーカスしたクラウドソリューションを発表

 米Red Hatは6月11日から14日まで米ボストンで開催中の「Red Hat Summit 2013」で、パブリックPaaS「OpenShift Online」、IaaSプライベートクラウド「Red Hat Cloud Infrastructure(RHCI)」、仮想化管理の最新版「Red Hat Enterprise Virtualization(RHEV) 3.2」など多数の発表を行った。いずれもオープンソースのクラウド基盤「OpenStack」をベースとしたもので、クラウドへの注力が伺える。

「大統一Debian勉強会 2013」、6月29日に千代田区・日本大学駿河台キャンパスにて開催

 2013年6月29日、東京都千代田区の日本大学駿河台キャンパスにて「大統一Debian勉強会2013」が開催される。各地のDebian勉強会とDebian JP Projectが共同で開催する、Debianに関する大規模な勉強会で、今年のテーマは「Level up Debian」。開発者からユーザーまで幅広いDebianユーザーを対象とし、さまざまなセッションやライトニングトークなどが行われる。参加費は無料。

「経験豊富なプロ」が作り上げたフリーゲーム「SuperTuxKart」――SourceForgeが選ぶ今月のプロジェクト

 米SourceForgeでは毎月1つのプロジェクトを投票で選び、「Project of the Month(今月のプロジェクト)」の栄冠を与えている。2013年4月に選ばれたプロジェクトは、Linuxのマスコットキャラ「Tux」などがカートに乗って競争するマルチプラットフォーム対応のレースゲーム「SuperTuxKart」だ。

2年3か月ぶりのメジャーアップデート、「Debian 7.0」リリース

 Debian開発チームは5月4日、Linuxディストリビューション「Debian 7.0」(開発コード「Wheezy」)をリリースした。1つのシステムに複数の異なるアーキテクチャ向けバイナリをインストール/実行できる「Multiarch」サポートや、XCPおよびOpenStackといったクラウド関連技術のサポート強化などが特徴となる。

「Ubuntu 13.04」リリース、軽量化やパフォーマンス向上、クラウドサポートの強化などが行われる

 英Canonicalは4月25日(英国時間)、LinuxディストリビューションUbuntuの最新版「Ubuntu 13.04」(コードネーム「Raring Ringtail」)を公開した。モバイルデバイスの普及拡大に備え、低スペックなハードウェア上でも十分なパフォーマンスを提供できるよう改善が加えられているという。また、サーバー版UbuntuではOpenStackのサポート強化やHA(高可用性)機能の提供などの強化が加えられている。

仮想化技術「Xen」開発プロジェクト、米Citrixを離れLinux Foundation傘下に

 Linuxの普及推進や開発支援を行っている非営利団体The Linux Foundationは4月15日(米国時間)、オープンソースの仮想化ソフトウェア「Xen」開発プロジェクトを同団体が支援を行う「Collaborative Project」とすることを発表した。今後、同団体の下で独立したオープンソースプロジェクトとして運営される。

オープンソースのSDNフレームワーク開発プロジェクト「OpenDaylight」が発足

 The Linux Foundationは4月8日、先進的なオープンソースソフトウェア開発プロジェクトに対する支援を行う「Collaborative Project」に新たに「OpenDaylight」が加わったことを発表した。OpenDaylightはオープンソースのSDN(ソフトウェア定義ネットワーク)フレームワークで、米Cisco Systems、スウェーデンEricsson、米Red Hatら約18社が参加している。