3月5日、クロスプラットフォームのアプリケーション配布プラットフォーム「0install(Zero Install) 2.0」がリリースされた。UbuntuやDebian GNU/LinuxといったLinuxやMac OS X、Windowsで利用でき、容易にアプリケーションの配布やダウンロード、インストール、バージョン管理が行えるという。現在、1000を超えるアプリケーションのインストールをサポートしている。
「LibreOffice 4.0.1」リリース、全OSでAndroid端末からのプレゼン操作をサポート
The Document Foundationは3月6日(ドイツ時間)、「LibreOffice 4.0.1」をリリースした。バグ修正に加え、Android端末を使ったプレゼンテーションスライドのリモート操作を可能にするアプリ「Impress Remote」を全OSで使えるようになった。
386プロセッササポートを廃止した「Linux 3.8」リリース、SSD向けファイルシステムやExt4でのinode内へのファイル埋め込みなど新機能も搭載
Linus Torvalds氏は2月20日、Linuxカーネル3.8のリリースを発表した。Linuxで当初からサポートされていた386プロセッササポートが廃止されたほか、フラッシュディスク向けのファイルシステム「F2FS」やExt4でinode内に小さいファイルを埋め込む機能などが追加されている。
お名前.com VPSでの安価な負荷分散運用とスナップショット&バックアップ

お名前.com VPS(KVM)ではOS稼働イメージのバックアップ機能として、昨年の11月にスナップショット機能が追加された。これによって実運用でのバックアップや利用方法にも広がりが出てきた。本記事では、実運用で多いと思われる複数台構成例をベースに、レンタルDNSを利用したラウンドロビン構成と、スナップショット機能とLVMスナップショットを使ったVPSのバックアップの一連の手順を解説していく。
UEFIセキュアブートをサポートしたLinuxディストリビューション「Sabayon 11」がリリース
Sabayon開発チームは2月15日、Linuxディストリビューション最新版「Sabayon 11」を公開した。UEFIセキュアブートに初めて対応するなど、多数の機能が加わっている。
Linux Foundation、Secure Bootが有効になったWindowsマシンでLinuxをブートさせるための「UEFI Secure Boot System」を公開
Linux Foundationは2月8日、「Linux Foundation UEFI Secure Boot System」をリリースした。Windows 8がプリインストールされた一部のPCは標準ではLinuxをブートできないが、このソフトウェアを利用することでそのようなマシンでもLinuxをインストールして起動できる。
VPSでも高解像度&Xクライアントをローカル描画でGUI環境を徹底活用

お名前.comのVPS(KVM)では2012年10月からvmvgaドライバに対応し、仮想マシン上のサーバーサービスでも高解像度環境が利用できるようになった。一般にVPSサービスを活用する場合、WebブラウザベースのコンソールやSSH経由のターミナルで操作する場合が多く、これまではX Window SystemのGUIを使うことを想定していないユーザーも多かっただろう。一方でGUIを使える場面はいくつかあり、設定ツールなどによってはGUIで操作したい、もしくはGUI操作を前提に作られてしまっているものもある。ここでは、vmvgaドライバを利用した高解像度X環境の利用と、Windows上のPC Xサーバーを利用したWebブラウザ上のphpMyAdmin管理画面をローカル接続に限定する、2つの活用方法について解説していく。
最新プラットフォーム上でDOSゲームをプレイできるエミュレーターDOSBox――SourceForgeが選ぶ今月のプロジェクト
米SourceForgeでは毎月1つのプロジェクトを投票で選び、「Project of the Month(今月のプロジェクト)」の栄冠を与えている。2013年1月に選ばれたプロジェクトは、DOSエミュレータ「DOSBox DOS Emulator」だ。以下では、その開発者に対するインタビューの模様をお伝えする。
FUSEベースのMicrosoft「exFAT」実装、「fuse-exfat 1.0」がリリース
米Microsoftが開発したファイルシステム「exFAT」のフリーな実装を開発するexfatプロジェクトは1月21日、初の正式版となる「fuse-exfat 1.0.0」を公開した。読み込みと書き出しをサポートするフリーのexFAT実装ドライバは初という。
FLV形式のサポートが強化されたMKVファイル用ツール集「MKVToolNix 6.0.0」リリース
1月20日、動画ファイル形式「Matroska(MKV)」用のツール集「MKVToolNix 6.0.0」がリリースされた。プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
Nepomukベースのプラグインが加わった「Amarok 2.7」リリース
オープンソースのメディアプレイヤー「Amarok」開発チームは1月18日、最新版「Amarok 2.7」(開発コード「A Minor Tune」)を公開した。Nepomukを利用した音楽コレクション機能が技術プレビューとして加わっている。
RHEL 5.9互換のLinuxディストリビューション「CentOS 5.9」、RHELのリリースから9日間でリリース
Red Hat Enterprise Linux(RHEL)互換のLinuxディストリビューション「Cent OS」開発チームは1月17日、CentOS 5系の最新版となる「CentOS 5.9」をリリースした。米Red HatがRHEL 5.9を公開してから9日後のリリースとなる。
予定より2か月遅れでリリースされた「Fedora 18」が登場、インストーラの改良など多くの変更点を含む
Fedora Projectは1月15日、Linuxディストリビューション「Fedora」の最新版となる「Fedora 18」(開発コード「Spherical Cow」)をリリースした。Fedoraのインストーラ「anaconda」が一新されたほか、「Samba 4」の統合など多数の新機能が含まれている。
ロスレスJPEG圧縮サポートを改善した「libjpeg 9」リリース
JPEGのリファレンス実装を提供しているIndependent JPEG Group(IJG)は1月13日、JPEGライブラリ「libjpeg 9」をリリースした。可逆圧縮モードにおける改善が行われている。
「運用フェイズ2」に入ったRed Hat Enterprise Linux 5.9リリース
米Red Hatは1月8日(米国時間)、Ret Hat Enterprise Linux(RHEL) 5系の最新版「Red Hat Enterprise Linux 5.9」をリリースした。Microsoft Hyper-Vドライバの統合、OpenJDK 7対応などの新機能が加わっている。5.9リリースにより、RHEL 5系は大きな新機能追加を行わない「Production Phase 2(運用フェイズ2)」に入る。
「DOOM」や「Quake」スタイルのオープンソースマルチプレイヤーFPSゲーム「Cube 2: Sauerbraten」
1月4日、オープンソースのマルチプレイヤー対応FPSゲーム「Cube 2: Sauerbraten Collect Edition」がリリースされた。WindowsおよびMac OS X、Linuxで動作する。
高速JavaScriptエンジン「IonMonkey」を搭載した「Firefox 18」登場
Mozillaは1月8日、Firefoxの最新版「Firefox 18」をリリースした。新たなJavaScriptエンジン「IonMonkey」の搭載によりJavaScriptの実行速度が大幅に高速化されたという。また、Mac OS X 10.7以降でのRetina DisplayサポートやWebRTCのサポートなども行われた。Android版も同時にリリースされている。
「FFmpeg 1.1」がリリース、Opus対応強化など
オープンソースのマルチメディアライブラリ「FFmpeg」の開発チームは1月7日、最新版となる「FFmpeg 1.1」(開発コード「Fire Flower」)を公開した。字幕フィルタの導入やFFM2サポート、エンコーダ/デコーダの追加や強化などが改善点となる。
安定性を強化した「Oracle VirtualBox 4.2.6」リリース
米OracleのVirtualBox開発チームは12月19日、オープンソースの仮想化ソフトウェア「Oracle VM VirtualBox 4.2.6」をリリースした。バグの修正が中心で、安定性の強化が行われている。
Active Directoryのドメインコントローラ機能をついにサポートした「Samba 4.0」が登場
The Samba Teamは12月11日、Sambaの最新版となる「Samba 4.0」をリリースした。SambaはUNIX/Linux環境に向けてWindows互換ファイル共有やプリントサーバー機能、ドメイン参加機能などを提供するソフトウェア。Samba 4.0では「Microsoft Active Directory」のドメインコントローラ機能が実装されるなど、多数の新機能が導入されている。