独自のDebパッケージやaptリポジトリを作ってみよう

 DebianやUbuntuでは、Debパッケージという形式でソフトウェアが配布されているが、公式に配布されているパッケージを利用するだけでなく、パッケージを自分で作成して利用することも可能だ。本記事では独自のDebパッケージを作成する方法や、apt-getコマンドで独自に作成したパッケージをインストールできる独自リポジトリの作成方法を紹介する。

独自のRPMパッケージやyumリポジトリを作ってみよう

 Red Hat系のLinuxディストリビューションでは、RPMパッケージという形式でソフトウェアが配布されており、yumコマンドを利用してパッケージをインストールしたり、アップデートを行うことができる。今回は既存のRPMパッケージをカスタマイズして独自のパッケージを作成したり、独自のyumリポジトリを作成してパッケージ管理を行う方法を紹介しよう。

Wayland/QtベースのLinuxデスクトップ環境「Hawaii 0.2.0」がリリース

 Linuxディストリビューション「Maui」を開発するThe Maui Projectは12月24日、WaylandとQtをベースとしたデスクトップ環境「Hawaii 0.2.0」をリリースした。現在プレアルファ段階であるMauiに含まれているほか、ソースコードが公開されており、ほかのディストリビューション上でもコンパイルして利用できる。

Linux Foundation、「Open Virtualization Alliance」を傘下に

 Linuxを推進する非営利団体のLinux Foundationは10月21日、KVMの認知普及促進を目的とした団体「Open Virtualization Alliance(OVA)」を傘下プロジェクトにすることを発表した。OVAは仮想化技術KVM(Kernel-based Virtual Machine)促進を目的とした業界団体。今後、Linux Founationと協業しながらKVMの啓蒙や開発者コミュニティ向けの取り組みを進めていくという。

オープンソースの運用管理ツール「Hinemos」でリソースを監視する

図7 「監視」パースペクティブ

 オープンソースの運用管理ツール「Hinemos」にはSNMPクライアント機能が搭載されており、サーバーのCPUやI/Oといったリソースの利用状況を監視できる。今回はHinemos 4.0を使い、サーバーのリソースを監視する方法、そして監視対象が閾値を超えた場合に通知を行う方法について解説する。