Linus Torvalds氏は1月19日、「Linuxカーネル3.13」をリリースした。大きな変更点としてはパケットフィルタリング機能「iptables」の後継となる「nftables」のマージや、SSDなどの高速デバイスを考慮したスケーラブルなブロックデバイスレイヤーの導入などが挙げられる。
独自のDebパッケージやaptリポジトリを作ってみよう

DebianやUbuntuでは、Debパッケージという形式でソフトウェアが配布されているが、公式に配布されているパッケージを利用するだけでなく、パッケージを自分で作成して利用することも可能だ。本記事では独自のDebパッケージを作成する方法や、apt-getコマンドで独自に作成したパッケージをインストールできる独自リポジトリの作成方法を紹介する。
独自のRPMパッケージやyumリポジトリを作ってみよう

Red Hat系のLinuxディストリビューションでは、RPMパッケージという形式でソフトウェアが配布されており、yumコマンドを利用してパッケージをインストールしたり、アップデートを行うことができる。今回は既存のRPMパッケージをカスタマイズして独自のパッケージを作成したり、独自のyumリポジトリを作成してパッケージ管理を行う方法を紹介しよう。
Wayland/QtベースのLinuxデスクトップ環境「Hawaii 0.2.0」がリリース
Linuxディストリビューション「Maui」を開発するThe Maui Projectは12月24日、WaylandとQtをベースとしたデスクトップ環境「Hawaii 0.2.0」をリリースした。現在プレアルファ段階であるMauiに含まれているほか、ソースコードが公開されており、ほかのディストリビューション上でもコンパイルして利用できる。
「Linux Mint 16」のKDE版とXfce版がリリース
12月22日、使いやすいディストリビューションを目指し、Ubuntuをベースに独自の改良を加えたLinuxディストリビューション「Linux Mint 16」(開発コード「Petro」)のKDE版とXfce版がリリースされた。先に公開されたCinnamon版とMATE版に次ぐものとなる。
ARMを正式サポートした「Fedora 20」がリリース、Fedoraプロジェクト10周年記念
The Fedora Projectは12月17日(米国時間)、Linuxディストリビューション「Fedora 20」(開発コード「Heisenbug」)を公開した。プロジェクト開始から10年目を迎えており、これを記念するリリースとしている。
米ValveがDebianベースの「SteamOS 1.0」ベータを公開
米Valve Softwareは12月13日、LinuxベースのOS「SteamOS 1.0」(開発コード「alchemist」)のベータ版を公開した。同社のゲームコンソール「Steam Machine」向けに開発されたOSで、ゲーム配信サービス「Steam」を使ったゲーム用に設計しているが、通常のLinuxデスクトップとしても利用できるという。
Valve、CloudiusらがLinux Foundationに加入
Linuxを支援する非営利団体The Linux Foundationは12月4日(米国時間)、新メンバーを発表した。ゲームのオンライン配信サービス「Steam」を手がける米Valveや、米Cloudius Systems、HSA(Heterogeneous System Architecture) Foundationといった2社1団体が新たに加入する。
RHEL 6.5互換となるLinuxディストリビューション「CentOS 6.5」リリース
CentOS開発チームは12月1日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)互換のLinuxディストリビューション「CentOS 6.5」を公開した。Precision Time Protocolなど、RHEL 6.5の最新機能を利用できる。
「Cinnamon 2.0」を搭載した「Linux Mint 16」が登場
UbuntuベースのLinuxディストリビューション「Linux Mint」開発チームは11月30日、最新版「Linux Mint 16」(開発コード「Petro」)をリリースした。
プロセスのチェックポイント作成/復旧ツール「Checkpoint-Restore(C/R) Tool 1.0」リリース
Linuxのユーザー空間向けチェックポイント/復旧ツールを開発するCRIU(Checkpoint Restart In Userspace)プロジェクトは11月25日、初の正式版となる「Checkpoint-Restore(C/R) Tool 1.0」リリースを発表した。プロジェクトのWebサイトより入手できる。
米Red Hatが「RHEL 6.5」を発表――Docker対応、仮想化KVMも強化
米Red Hatは11月21日(米国時間)、Linuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux 6.5」をリリースした。コンテナ技術Dockerやネットワーク経由で高精度な同期を行う標準規格「PTP」のサポートなどが加わり、仮想化はKVMを中心に強化されている。
安定性を強化、64ビットARMに対応した「openSUSE 13.1」が登場
openSUSE開発チームは11月19日、Linuxディストリビューション「openSUSE 13.1」を公開した。安定性の強化や「OpenStack Havana」対応、64ビットARM(AArch64)サポート、btrfsの強化、Waylandの実験的サポートなどさまざまな新機能が加わっている。
「Linuxカーネル3.12」リリース
11月3日、Linuxカーネルの最新版「Linuxカーネル3.12」がリリースされた。大型の新機能は少なく、細かい機能改善が中心のリリースとなっている。
Linux Foundation、「Open Virtualization Alliance」を傘下に
Linuxを推進する非営利団体のLinux Foundationは10月21日、KVMの認知普及促進を目的とした団体「Open Virtualization Alliance(OVA)」を傘下プロジェクトにすることを発表した。OVAは仮想化技術KVM(Kernel-based Virtual Machine)促進を目的とした業界団体。今後、Linux Founationと協業しながらKVMの啓蒙や開発者コミュニティ向けの取り組みを進めていくという。
RHEL 5.10互換の「CentOS 5.10」リリース
CentOS開発チームは10月19日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)と互換性を持つフリーのLinuxディストリビューションCentOSのバージョン5系最新版「CentOS 5.10」をリリースした。「RHEL 5.10」と互換性があり、MySQL 5.5などRHEL 5.10の新機能が利用できる。
「Ubuntu 13.10」(Saucy Salamander)リリース、スマートフォン向けエディションが新たに追加
英Canonicalは10月17日、Linuxディストリビューションの最新版「Ubuntu 13.10」(開発コード「Saucy Salamander」)をリリースした。64ビットARMが新たに開発者向けプレビューとしてサポートされているほか、OpenStackクラウド関連の機能も強化されている。
米Facebook、SSDをキャッシュとして利用するための技術「FlashCache ⒊0」を公開
米Facebookは10月10日、Linux向けの汎用キャッシュ技術「FlashCache ⒊0」を公開したことを発表した。SSDをキャッシュ用ストレージとして利用するための技術で、コストを抑えつつ性能を強化できるという。
オープンソースの運用管理ツール「Hinemos」でリソースを監視する

オープンソースの運用管理ツール「Hinemos」にはSNMPクライアント機能が搭載されており、サーバーのCPUやI/Oといったリソースの利用状況を監視できる。今回はHinemos 4.0を使い、サーバーのリソースを監視する方法、そして監視対象が閾値を超えた場合に通知を行う方法について解説する。
米Red Hat、2017年までサポートされる「RHEL 5.10」などを発表
米Red Hatは10月1日(米国時間)、Linuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux 5.10」を発表した。サポートされるMySQLのバージョンが従来のバージョン5.0系から5.5系にアップデートされるなどの変更が行われている。また、サブスクリプションプランも変更されている。