Linux Foundation、車載システム向けLinux「Automotive Grade Linux」を初公開

 Linuxを推進する非営利団体Linux Foundationは6月30日、傘下のオープンソースプロジェクトAutomotive Grade Linux(AGL)が車載システム向けLinuxソフトウェアスタックを公開したことを発表した。自動車メーカーなどはこれを利用して、共通の基盤をベースにカスタマイズしたユーザー体験を構築できるという。

Linux Foundationが富士通、Google、Microsoftらとオープンソースプロジェクト向け基金を設立、まずはOpenSSLを支援へ

 Linuxの開発支援や普及推進活動を行う非営利団体のLinux Foundationは4月24日(米国時間)、重要なオープンソースプロジェクトを財務支援する新プログラム「The Core Infrastructure Program」を発表した。設立メンバーとして富士通や米Google、米IBM、米Facebook、米Microsoftらが参加、最初の対象プロジェクトとして「OpenSSL」を選んでいる。

ストレージサービス「Ubuntu One」、6月30日で終了。コードはオープンソース化される方針

 英Canonicalは4月2日、ストレージサービス「Ubuntu One」の提供を7月1日に打ち切ると発表した。ユーザーは6月30日までにデータを別の場所に保管する必要がある。CanonicalのCEOは米Googleや米Dropboxなどが提供する同等サービスとの競合を示唆しながら、「無料のストレージサービスの戦いは長期的に持続できない」と敗北宣言をしている。

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レンタルサーバのように運用の手間がほとんどかからず、しかもクラウドやVPS(仮想専用サーバ)のようにサーバの性能や数を必要に応じて柔軟に増減できる。NTTスマートコネクトが提供する「スマートコネクト マネージドサーバ」は、信頼性の高いオンラインサービスを手間やコストをかけずに実現できるサービスインフラです。

専用サーバ上で複数のマシンをネットワーク接続する――はじめての「さくらの専用サーバ」(3)

図16 専用グローバルネットワークで利用できるIPアドレスはコントロールパネルの「ネットワーク」タブで確認できる

 さくらの専用サーバでは、複数台の専用サーバをローカルネットワーク経由で接続する「ローカル接続(複数台構成)」機能が提供されている。また、専用サーバとクラウドを連携させる「ハイブリッド接続」という機能も用意されている。今回はこれらの機能について紹介していく。

MandrivaフォークのMageiaが3回目のリリースとなる「Mageia 4」がリリース

 Linuxディストリビューション「Mageia」の開発チームは2月1日、最新版「Mageia 4」をリリースした。MageiaはMandriva Linux(旧名称はMandrake Linux)からフォークしてスタートしたLinuxディストリビューション。本バージョンではLinuxカーネル3.12を採用、デフォルトのブートローダーにGRUBを採用するなど安定性とパフォーマンスを強化した。