Red Hat Enterprise Linux(RHEL)と互換性のあるLinuxディストリビューション「CentOS」の開発チームは7月7日、最新版「CentOS 7.0-1406」を一般公開(GA)とした。バージョン7系で初のリリースで、プロジェクトが米Red Hatと協力関係を締結してから初のリリースでもある。
Linux Foundation、車載システム向けLinux「Automotive Grade Linux」を初公開
Linuxを推進する非営利団体Linux Foundationは6月30日、傘下のオープンソースプロジェクトAutomotive Grade Linux(AGL)が車載システム向けLinuxソフトウェアスタックを公開したことを発表した。自動車メーカーなどはこれを利用して、共通の基盤をベースにカスタマイズしたユーザー体験を構築できるという。
米Red Hat、RHEL 7をサポートした「Red Hat Enterprise Virtualization 3.4」を一般公開へ
米Red Hatは6月16日(米国時間)、仮想化インフラ管理「Red Hat Enterprise Virtualization(RHEV) 3.4」の一般公開を発表した。先に公開された「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 7」をサポートし、OpenStackとの統合も強化した。
RHEL 7がついにリリース、XFSがデフォルトのファイルシステムに
米Red Hatは6月10日、Linuxディストリビューション「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」の最新版「Red Hat Enterprise Linux 7」の一般公開版(GA)を発表した。デフォルトのファイルシステムがXFSに変更されたほか、Linuxコンテナの強化など多数の新機能が加わっている。
Linuxコンテナ技術のDockerがついに正式版に、「Docker 1.0」リリース
オープンソースのLinux向けコンテナ管理ツール「Docker」開発チームは6月9日、初の正式版となる「Docker 1.0」をリリースした。コンテナと呼ばれる仮想環境の作成や管理を行うツールで、本バージョンは機能やAPIの安定性などで運用環境で利用できる品質という。
Linuxカーネル3.15リリース、サスペンド/レジュームの高速化など多くの新機能を追加
Linus Torvalds氏は6月8日、Linuxカーネルの最新版「Linuxカーネル3.15」をリリースした。サスペンドとレジュームの高速化や各種パフォーマンスの強化など、多くの新機能が追加されている。
「Linux Mint 17」リリース、2019年までサポートされる長期サポート版
Linuxディストリビューション「Linux Mint」の開発チームは5月31日、最新の安定版となる「Linux Mint 17」(開発コード「Qiana」)を公開した。2019年までサポートされる長期サポート版(LTS)となる。
CUIベースのFTPクライアント「LFTP 4.5」リリース、性能強化などが行われる
FTP/HTTPクライアント「LFTP」の開発者は5月23日、最新版となる「LFTP 4.5」をリリースした。プロジェクトのWebサイトや各ミラーサイトより入手できる。
「Debian 7.5」がリリース、セキュリティ問題を修正
Debian Projectは4月26日、Debian 7(コードネーム「wheezy」)の最新安定版「Debian 7.5」をリリースした。Linuxカーネルがバージョン3.2.57にアップデートされ、OpenSSL関連などのセキュリティ問題の修正も行われている。
Linux Foundationが富士通、Google、Microsoftらとオープンソースプロジェクト向け基金を設立、まずはOpenSSLを支援へ
Linuxの開発支援や普及推進活動を行う非営利団体のLinux Foundationは4月24日(米国時間)、重要なオープンソースプロジェクトを財務支援する新プログラム「The Core Infrastructure Program」を発表した。設立メンバーとして富士通や米Google、米IBM、米Facebook、米Microsoftらが参加、最初の対象プロジェクトとして「OpenSSL」を選んでいる。
ストレージサービス「Ubuntu One」、6月30日で終了。コードはオープンソース化される方針
英Canonicalは4月2日、ストレージサービス「Ubuntu One」の提供を7月1日に打ち切ると発表した。ユーザーは6月30日までにデータを別の場所に保管する必要がある。CanonicalのCEOは米Googleや米Dropboxなどが提供する同等サービスとの競合を示唆しながら、「無料のストレージサービスの戦いは長期的に持続できない」と敗北宣言をしている。
Linuxカーネル3.14リリース、リアルタイム性を向上させたデッドラインスケジューラの搭載やzramの安定性向上などが特徴
3月30日、Linuxカーネルの最新版「Linuxカーネル3.14」がリリースされた。デッドラインスケジューラが新たに搭載されたほか、メモリ圧縮機構「zram」の安定性向上、Btrfsの強化などが行われている。
米Valve、Direct 3DからOpenGLへの変換レイヤー「ToGL」をオープンソースに
Windows/Mac/Linux向けゲームの開発やゲーム配信サービスSteamの運営を手がける米Valve Softwareが、Direct 3DからOpenGLへの変換レイヤー「ToGL」をオープンソースとして公開した。自社がLinuxにゲームをポーティングする際に開発した技術だという。
GNOME 2系フォークのデスクトップ環境「MATE 1.8」がリリース
3月4日、GNOME 2系をベースに開発されているデスクトップ環境「MATE Desktop1.8」がリリースされた。ファイルマネージャやウィンドウマネージャなどが強化されている。
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専用サーバ上で複数のマシンをネットワーク接続する――はじめての「さくらの専用サーバ」(3)

さくらの専用サーバでは、複数台の専用サーバをローカルネットワーク経由で接続する「ローカル接続(複数台構成)」機能が提供されている。また、専用サーバとクラウドを連携させる「ハイブリッド接続」という機能も用意されている。今回はこれらの機能について紹介していく。
Linuxカーネルコンテナ向けユーザー空間ツール「LXC 1.0」リリース
2月21日、Linux向けの仮想化ソフトウェア「LXC(Linux Containers) 1.0」がリリースされた。プロジェクトのWebサイトよりダウンロードできる。
Task SchdulerやWindows Media Player対応を強化した「Wine 1.7.3」
2月20日、WindowsアプリケーションをLinuxで実行するためのWindows API実装の開発版「Wine 1.7.13」がリリースされた。Task Schedulerのサポート、Windows Media Playerインターフェイスのサポートなどが強化されている。
RHEL 6.5リリースから2ヶ月、RHEL互換の「Scientific Linux 6.5」が登場
Scientific Linux開発チームは2月3日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 6.5と互換性を持つLinuxディストリビューション「Scientific Linux 6.5」を公開したと発表した。i686とx86_64に対応、プロジェクトのWebサイトより入手できる。
MandrivaフォークのMageiaが3回目のリリースとなる「Mageia 4」がリリース
Linuxディストリビューション「Mageia」の開発チームは2月1日、最新版「Mageia 4」をリリースした。MageiaはMandriva Linux(旧名称はMandrake Linux)からフォークしてスタートしたLinuxディストリビューション。本バージョンではLinuxカーネル3.12を採用、デフォルトのブートローダーにGRUBを採用するなど安定性とパフォーマンスを強化した。