「Debian 7.5」がリリース、セキュリティ問題を修正

 Debian Projectは4月26日、Debian 7(コードネーム「wheezy」)の最新安定版「Debian 7.5」をリリースした。Linuxカーネルがバージョン3.2.57にアップデートされ、OpenSSL関連などのセキュリティ問題の修正も行われている。

 2013年5月に公開されたDebian 7系の5回目となるポイントリリースで、セキュリティ問題の修正が中心となる。Linuxカーネルのアップデートに加え、インストーラーをはじめさまざまなパッケージが更新されている。Intel e1000e、igbなどドライバもアップデートされている。

 セキュリティ関連ではOpenSSLをはじめ、ファイル検索のCatfishなどでも複数のセキュリティ修正が行われている。ブラウザではIceweasel 24(Firefox)との互換性が強化され、Chromiumも新しくなった。このほかVirtualBox、WordPress、Qemuなど多数のパッケージが更新されている。

Debian Project
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