Linux次期版は「Linux 4.0」に、Toralds氏がRC版をリリース

 Linus Torvalds氏は2月22日、次期Linuxカーネルのリリース候補(RC)版となるLinuxカーネル4.0-rc1をリリースした。次期版のバージョン番号を「3.20」とするか、それとも「4.0」とするかをオンライン投票で募った結果、「4.0」を支持する人が多かったため。ただし、新機能や改善点については「かなり小さなリリースになる」との見通しを示している。

Linux次期版はLinux 3.20? それとも4.0? オンライン投票を実施

 Linuxの開発を統括するLinus Torvalds氏は2月13日、次期Linuxのバージョン番号についてコミュニティに投票を求めるメッセージを投稿した。これまで通りのメジャーバージョン番号を継続して3.20とするか、4.0に移行して点(ピリオド)以下が膨れないようにするのかを問うもので、本記事執筆時で56%が「4.0に移行」に投票している。

「Linuxユーザーが選ぶソフトウェア賞」、UbuntuやMariDBなどが人気

 LinuxQuestions.orgは2月4日、Linuxユーザーが選ぶソフトウェア「2014 LinuxQuestions.org Members Choice Award Winners」を発表した。デスクトップは「Linux Mint」および「Slackware」、「Ubuntu」の3つが選ばれたほか、データベースの「MariaDB」やオフィススイートの「LibreOffice」など、一部のフォークプロジェクトがオリジナルの人気を上回る結果も見られた

「Fedora 21」が公開、Cloud、Server、Workstationの3エディション構成に

 12月9日(米国時間)、The Fedora Projectによる最新のLinuxディストリビューション「Fedora 21」がリリースされた。Fedoraのモジュラー化を進めるイニシアティブ「Fedora.next」の下で開発された初のバージョンとなり、サーバー、ワークステーション(デスクトップ)、クラウドという3種類のエディションが用意されている。