SUSEは7月14日(ドイツ時間)、サーバー向けのLinuxディストリビューション「SUSE Linux Enterprise 12」における64ビットARMサーバープロセッサのサポートを発表した。Dell、Hewlett-Packard(HP)などがパートナープログラム参加を表明しており、openSUSE Build-Serviceでもサポートが実装されている。
米Docker、ZFSをサポートした「Docker 1.7」リリース
米Dockerは6月22日、オープンソースのLinuxコンテナエンジン「Docker 1.7」をリリースした。ZFSファイルシステムのサポートが加わり、イメージをZFSで保存できるようになっている。
Linuxカーネル4.1リリース、Atomプロセッサでの性能向上やExt4ファイルシステムでの暗号化サポートなどが行われる
Linuxカーネルの開発を主導するLinus Torvalds氏は6月22日、Linuxカーネルの最新版「Linuxカーネル4.1」を発表した。このリリースは長期に渡ってのサポートが提供されるLong Term Support(LTS)リリースとなる。
UEFIブートに対応、Linuxディストリビューション「Mageia 5」が登場
Linuxディストーション「Mageia」開発チームは6月19日、最新版となる「Mageia 5」のリリースを発表した。1年4か月ぶりの最新版登場となり、UEFIブートのサポートなどの新機能が加わった。
Fedora 22リリース、パッケージ管理ツールとしてyumに代わり「DNF」が導入される
The Fedora Projectは5月26日、Linuxディストリビューション「Fedora」の最新版となる「Fedora 22」をリリースした。Linuxカーネルはバージョン4.0を採用し、新パッケージマネージャDNFの導入、Waylandの採用など多くの変更が加えられている。
米Intel、コンテナベースのディストリビューション開発プロジェクト「Clear Linux」を発表
米IntelがLinuxベースのコンテナ環境向けOSを開発するプロジェクト「Clear Linux Project for Intel Architecture」を立ち上げた。クラウドにフォーカスした取り組みで、仮想化向けのハードウェアアクセラレーションなどIntel Architecture技術の特性を生かしたOSになるという。
ミニマルなQEMU向けx86ファームウェア「qboot」
QEMU開発者が5月21日、QEMU向けのミニマルなファームウェアを開発する「qboot」プロジェクトの立ち上げを発表した。QEMU向けのファームウェアで、40ミリ秒での仮想マシン起動も可能としている。
米Microsoft、LinuxやOS Xでも利用できるコードエディタ「Visual Studio Code」を発表
米Microsoftは4月29日、Webおよびクラウドアプリケーション開発に向けたコードエディタ「Visual Studio Code」のプレビュー版を公開した。Visual Studio製品群としては初のクロスプラットフォーム開発ツールであり、WindowsのほかMac OS XやLinuxでも動作する。
「Debian 8.0 Jessie」リリース、systemdを採用
Debian Projectは4月26日、Linuxディストリビューション「Debian 8.0 (Jessie)」をリリースした。2年ぶりの最新版となり、systemdがデフォルトのinitシステムとなるなど多数の特徴が含まれている。
クラウドとコンテナを強化した「Ubuntu 15.04」リリース
4月23日、Ubuntuの最新版「Ubuntu 15.04」(Vivid Vervet)がリリースされた。Ubuntuを開発する英Canonicalは4月22日(英国時間)に新機能について説明、サーバー版ではコンテナとクラウド(「OpenStack」)がメインになるとした。開発を進めているクラウドおよびモノのインターネット(IoT)向けの軽量版「Snappy Ubuntu Core」も初の安定版として含まれる予定だ。
オープンソースの音楽制作ソフト「Ardour 4.0」リリース、ついにWindowsサポートを実現
オープンソースの音楽制作ソフト「Ardour」の開発チームは4月18日、最新版となる「Ardour 4.0」をリリースした。Windows対応を実現したほか、オーディオライブラリ「JACK」への依存性もなくなった。
「Docker 1.6」リリース、Windowsクライアントのプレビュー版が加わる
米Dockerは4月16日、オープンソースのコンテナエンジン「Docker Engine 1.6」をリリースした。Windowsクライアントがプレビューとして加わるなど、多くの特徴を備える。Docker Engineに加え、「Registry 2.0」などのツールついても最新版が同時リリースされている。
RHEL 7.1互換の「Scientific Linux 7.1」リリース
Scientific Linux開発チームは4月13日、「Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 7.1」と互換性のあるLinuxディストリビューションの最新版「Scientific Linux 7.1」をリリースした。RHEL 7.1のリリースから約1ヶ月でのリリースとなる。
米Microsoft、LLVMベースの.NET CoreCLR向けコンパイラ「LLILC」を発表
米Microsoftは4月13日、.NETの「CoreCLR」などと組み合わせて利用できるLLVMベースのコンパイラ「LLILC」をLLVMメーリングリストにて発表した。最初のツールとしてCoreCLR向けのJITコンパイラの開発を進める。
Linuxカーネル4.0リリース、ライブカーネルパッチを導入
Linus Torvalds氏は4月12日、Linuxカーネルの最新版となる「Linuxカーネル4.0」をリリースした。メジャーバージョン番号は4に上がっているが、内容としては「かなり小規模なリリース」としている。これは安定性に主眼を置いたTorvalds氏の方針に沿ったものだという。
HTTPS普及を推進するプロジェクト「Let’s Encrypt」、Linux Foundation傘下に
Linuxを推進するThe Linux Foundationは4月9日(米国時間)、暗号化を推奨するプロジェクト「Let’s Encrypt」をLinux Foundationの協業プロジェクトとしてホスティングすることを発表した。電子フロンティア財団(EFF)、Mozilla、Cisco Systemsなど4社が設立メンバーとして参加している。
サーバー設定ツール「Chef」のデータ管理機構「Data Bag」を使う

サーバー管理ツール「Chef(シェフ)」は、ファイルに記述した設定内容に応じて自動的にユーザーの作成やパッケージのインストール、設定ファイルの編集などを行うツールだ。今回はChefの応用編として、設定のためのデータなどを一元管理できる「Data Bag」という仕組みを紹介する。
CentOS、RHEL 7.1ベースの「CentOS Linux 7(1503)」を公開
CentOS開発チームは3月31日、「CentOS Linux 7(1503)」をリリースした。Red Hat Enterprise Linux(RHEL)7.1互換のLinuxディストリビューションで、CentOS 7系で2回目のメジャーリリースとなる。
米Red Hat、IBM Power8をサポートした「Red Hat Enterprise Linux 7.1」を公開
米Red Hatは3月5日、「Red Hat Enterprise Linux 7.1(RHEL 7.1)」をリリースした。セキュリティや開発関連機能が強化されているほか、IBM Power8のサポートも追加されている。
オープンソースのペイントソフト「Krita 2.9」リリース、OS Xのサポートが実現へ
オープンソースのデジタルペイントソフト「Krita」開発チームは2月26日、最新版となる「Krita 2.9.0」をリリースした。過去最大のリリースとしており、Mac OS Xの初期サポートの実現など多数の新機能を盛り込む。