Googleは3月14日、空間オーディオ技術「Resonance Audio」のSDKをオープンソースで公開した。これを利用することでソフトウェアにResonance Audioを統合できるようになり、没入型オーディオ技術の採用を広げ、開発者コミュニティの育成を図る。
Apple、イベント駆動型ネットワークアプリ向けフレームワーク「SwiftNIO 1.1」を公開
米AppleのSwiftチームは3月5日、非同期のイベント駆動型ネットワークフレームワークの最新版「SwiftNIO 1.1」を公開した。Swift向けのNettyを目指す。
深層学習フレームワーク「Apache MXNet 1.1」公開
深層学習フレームワークを開発するApache MXNet Communityは3月1日、最新版となる「Apache MXNet(incubating) 1.1.0」を公開した。
GNU Project、「ncurses 6.1」を公開
GNU Projectは1月27日、ターミナル制御ライブラリ「ncurses 6.1」を発表した。バージョン6系の登場から2年半ぶりのポイントリリースとなる。
Googleが「TensorFlow 1.5」を公開
Googleは1月26日、オープンソースの機械学習向け数値演算ライブラリ「TensorFlow 1.5」を公開した。
ポータブルなOpenCL実装「Portable Computing Language v1.0」リリース
LLVMベースの移植性のあるOpenCL実装プロジェクト「Portable Computing Language」は12月19日、「Portable Computing Language(POCL) v1.0」を公開した。
「Qt 5.10」リリース
Qt開発チームは12月7日、「Qt 5.10」を公開した。アプリケーション・UIフレームワークのQt Quickなどの強化が特徴となる。
Google、ジオメトリライブラリ「S2 Library」をオープンソースで公開
Googleは12月5日、ジオメトリライブラリ「S2 Library」をオープンソースとして公開したことを発表した。平面ジオメトリライブラリと同等の堅牢性、柔軟性、性能を目指す。
「SciPy 1.0」リリース、最初のリリースから16年
SciPy Projectは10月25日、科学など学術用途向けのPythonライブラリやツールをまとめた「SciPy 1.0」を発表した。最初のリリースから実に16年を経ての正式版となった。
Java向けUI構築フレームワーク「Vaadin Framework 8」リリース
JavaでWebユーザーインターフェイス(UI)を構築できる「Vaadin Framework」の開発チームは2月21日、4年ぶりのメジャーアップデートとなる「Vaadin Framework 8」を発表した。中核のAPIをモダン化し、サポートするJava環境がバージョン8以上となった。
JavaScriptフレームワーク「CanJS 3.0」リリース
CanJSの開発チームは12月13日、JavaScriptライブラリ「CanJS 3.0」を公開した。
オーディオ関連の再生や操作を実現するJavaScriptライブラリ「Howler.js 2.0」
Webブラウザ向けにオーディオの再生や各種操作機能を提供するJavaScriptライブラリ「Howler.js」の開発チームは7月19日、「Howler.js v2.0」を公開した。HTML5 AudioとWeb Audioと完全な互換性を持つコアと、コアを拡張するプラグイン機構が提供される。
高速なJPEG圧縮ライブラリ「Libjpeg-Turbo 1.5」リリース
Libjpeg-Turboプロジェクトは6月7日、JPEGコーデックライブラリの最新版「Libjpeg-Turbo 1.5」を公開した。不具合の修正が中心となっている。
ReduxライクなFluxのSwift実装「ReSwift 1.0」が公開
FluxアーキテクチャをSwiftで実装する「ReSwift」プロジェクトが3月19日、「ReSwift 1.0」公開を発表した。
新たな長期サポート版となる「Qt 5.6」リリース
Qt開発チームは3月16日、オープンソースのアプリケーション開発フレームワーク「Qt 5.6」リリースを発表した。今後3年間のバグ修正とセキュリティアップデートが提供される長期サポート版(LTS)となる。Qtは同時に、サポート付きの商用ライセンスにスタートアップと小規模企業向けも加えた。
Unicode 8に対応、「GNU C Library 2.23」が公開
GNUプロジェクトによる標準Cライブラリ実装「GNU C Library(glibc)」開発チームは2月22日、「GNU C Library 2.23」を公開した。Unicode 8のサポートなどの機能が加わっている。
米Microsoft、ディープラーニングツールキット「CNTK」をオープンソースとして公開
米Microsoftは1月25日、ディープラーニング(深層学習)ツールキット「Computational Network Toolkit(CNTK)」をオープンソースとして公開したことを発表した。「TensorFlow」などほかのディープラーニング関連ライブラリよりも高速に動作するのが特徴だという。
QtがオープンソースライセンスをLGPLv2.1からLGPLv3へ変更、「スタートアップエディション」も作成へ
オープンソースのクロスプラットフォームのUI・アプリケーション開発フレームワークを提供するQt Companyは1月12日、オープンソース版のライセンス変更を発表した。この結果、ライセンスはこれまでのLGPL(Lesser General Public License)v2.1からLGPLv3になる。次期版「Qt 5.7」より変更を反映する予定だ。
モジュール化や簡潔な記述を支援するJavaScriptライブラリ「lodash 4.0」リリース
プログラムのモジュール化や性能向上などを支援するJavaScript向けのユーティリティライブラリ「lodash」の開発チームは1月12日、最新版となる「lodash 4.0.0」を公開した。Internet Explorer(IE)6〜8のサポートが廃止されたほか、いくつかの重複する関数や機能の整理が行われている。
NASAが1960年代から開発されている画像処理技術「VICAR」を公開
米航空宇宙局(NASA)が汎用画像処理ソフトウェアシステム「Video Image Communication And Retrieval(VICAR)」のコア部分をオープンソースとして公開した。1996年から開発されてきたもので、多次元のイメージデータをデジタル処理できるという。