米Oracleは7月28日(米国時間)、「Java Platform, Standard Edition 7(Java SE 7)」を正式リリースした。約5年ぶりのメジャーアップデートで、またOracleが米Sun Microsystemsを買収以来初のリリースとなる。
JetBrains、Java仮想マシン上で動作する新言語「Kotlin」開発プロジェクトを立ち上げ
Java開発環境「IntelliJ IDEA」の開発で知られるチェコJetBrainsが、Java仮想マシン(JVM)上で動く新しいプログラミング言語「Kotlin」の開発プロジェクトを立ち上げた。Javaの欠点を補い、開発者が望む機能を持つJava互換言語を目指すという。
Java 5をサポートする「Apache Commons Lang 3.0」がリリース
java.langパッケージを拡張する「Apache Commons Lang」の開発チームは7月20日、最新版「Apache Commons Lang 3.0」をリリースした。Java 5をベースとした、後方互換性のないバージョンとなる。
米OracleがJDK 7 RC版をリリース、今月末のGAに向け一歩前進
米Oracleは7月6日、Java開発キットの次期版「Java Development Kit 7」のリリース候補(RC)版を公開した。7月28日に予定されている一般公開に向けて、大きく前進した。
Eclipse 3.7(Indigo)公開、新GUIビルダ「WindowBuilder」やビルトインGitサポートなどが特徴
非営利団体Eclipse Foundationは6月22日(カナダ時間)、オープンソースの統合開発環境(IDE)の年次リリース「Eclipse 3.7」(開発コード「Indigo」)を公開した。62のプロジェクトチームが開発に参加し、408人の開発者がコードを貢献、4600万行のコードが公開された。
米OracleがHotSpotとJRockitの両JVM統合にあたり、JRockitを無償提供
米Oracleは5月18日、エンタープライズ向けのJava仮想マシン「JRockit」を開発および内部運用向けに無償提供することを発表した。Java 5.0とJava 6向けを用意、Oracle Technology NetworkよりLinux版(x86、x86_64)、Solaris SPARC版、Windows版(x86、x86_64)をダウンロードできる。
JDK 7をサポートした「NetBeans IDE 7.0」が登場
米Oracleは4月20日(米国時間)、オープンソースの統合開発環境(IDE)「NetBeans IDE 7.0」正式版を発表した。7月にリリース予定の「Java Development Kit 7」(JDK 7)に対応、Java SE 7の最新機能を試すことができる。
ASFがWebフレームワーク「Apache Sling 6」を公開、22ヶ月ぶりのリリース
Apache Software Foundation(ASF)のApache Sling開発チームは4月18日、Webフレームワークの最新版「Apache Sling 6」を発表した。
Ajaxサポートが加わったJava EE Webアプリケーションフレームワークの「Apache Click 2.3」
Java EE Webアプリケーションフレームワーク「Apache Click」の開発チームは3月27日、最新版「Apache Click 2.3」を公開した。Ajaxサポートなどが新たに追加されている。
Javaの開発者James Gosling氏が米Googleに移籍
James Gosling氏は3月28日、同日より米Googleで勤務を開始したことを自身のブログで明らかにした。Googleでの役職や仕事内容については、「まだわからない」と記している。
C拡張サポートが実験導入された過去最大のリリース「JRuby 1.6」が公開
JRubyコミュニティは3月15日、RubyのJava実装「JRuby 1.6.0」をリリースした。Ruby 1.9.2と高いレベルの互換性を持ち、Windowsサポートも強化した。
性能が改善した「Jython 2.5.2」が登場
PythonのJava実装「Jython」開発チームは3月3日、最新版「Jython 2.5.2」を公開した。性能などが強化されている。ライセンスはPython Software Foundation License v2で、同団体のWebサイトより入手できる。
Java EE 6準拠のWebアプリケーションサーバー「Glass Fish 3.1」がリリース
米Oracleの「GlassFish」開発チームは2月28日、「GlassFish 3.1」を公開した。GlassFishはオープンソースのJavaEEアプリケーションサーバーで、Java EE 6にフル対応している。オープンソース版と商用版が用意されており、オープンソース版のライセンスはCommon Development and Distribution License(CDDL)v1.0とGNU General Public License v2のデュアルライセンス。
「Google Plugin for Eclipse」と「Google Web Toolkit」の最新版リリース
米Googleは2月14日、「Google Plugin for Eclipse」の新機能と同プラグインで利用できるAjaxフレームワーク「Google Web Toolkit(GWT) 2.2」を公開した。HTML5対応などが新機能となる。
米Google、Javaに契約プログラミングの概念を実装するデバッグ支援ツール「Contracts for Java」を公開
米Googleは2月4日、「Contracts for Java(cofoja)」をオープンソースとして公開した。オブジェクト指向プログラミング言語「Eiffel」に着想を得たツールで、Javaプログラミングにおけるデバッグ作業を容易にするという。
NetBeans 7.0ではRuby on Railsのサポートを停止する方針
NetBeans開発チーム(米Oracle出資)は1月27日、開発中の次期統合開発環境(IDE)「NetBeans 7.0」から、「Ruby on Rails」のサポートを停止する方針を発表した。機能があまり利用されていなかったこと、開発リソースの選択と集中が理由という。
Java EE 6をフル実装した「JBoss Application Server 6.0」登場
米Red HatのJBoss開発チームは2010年12月29日、オープンソースのJavaアプリケーションサーバー最新版「JBoss Application Server(JBoss AS) 6.0」を公開した。Java EE 6にフル対応し、Java Persistence API(JPA 2.0)などの機能を備える。
Apache Software Foundation、約束どおりJCP ECを脱会
Apache Software Foundation(ASF)は12月9日、Java SE/EEエグゼクティブ・コミッティ(EC)を脱会したことを発表した。先に行われたECによる投票で、Java 7とJava 8の仕様が承認されたことを受けてのもの。長年ECを務めてきたASFがいなくなることで、JCPの信頼性が損なわれる可能性がある。
米Appleが米Oracleの「OpenJDK」に参加、Mac OS X用JavaはOpenJDKに
米Appleと米Oracleは11月12日(米国時間)、「OpenJDK Project for Mac OS X」を発表した。AppleはJavaの方針を変更し、次期Javaの「Java SE 7」では、オープンソースのJavaプロジェクト「OpenJDK」を経由してMac OS X用のJava技術を公開する。
米SpringSource、OSGiべースの「Spring Roo 1.1」をリリース
米SpringSource(米VMware傘下)は10月27日、Java向け軽量開発ツールの最新版「Spring Roo 1.1」を公開した。OSGiベースとなり、データベースリバースエンジニアリングなどの機能が加わっている。