米Intel:45ナノ時代に移行 新プロセッサー出荷

 米Intelは11月11日(米国時間)、45ナノメートル(10億分の1メートル)単位での半導体加工技術を実用化し、プロセッサーの出荷を開始すると発表した。05年に65ナノを実現していたが、一段と微細化。同じ面積で約2倍の量の半導体を集積できるようになり、プロセッサーの性能向上、消費電力の削減を実現した。

エクセルソフト、インテル・クラスター・ツールキットとコンパイラーの新版

 エクセルソフト(渡辺光敏代表取締役)は11月8日、HPCクラスターおよびマルチコア向けアプリケーションの開発・最適化を支援する米インテル社の「インテル クラスター・ツールキット 3.1」「インテル コンパイラー 10.1」を11月14日(一部は11月7日)に出荷開始すると発表した。

IntelベースLinuxユーザの電気料金節約に貢献する新規サイト

 IntelのOpen Source Technology Center(OSTC)が立ち上げたLessWatts.orgというWebサイトは、Linuxユーザが最大限の節電をする際に役立つはずである。このサイトにホストされているのは各種のオープンソース系プロジェクトであり、バッテリ駆動型のポータブルデバイスから大規模なデータセンタに至る様々なハードウェアの電力消費を最適化するためのノウハウが紹介されている。

WiMAX対応の次期Centrino搭載ノートPC、来年半ばに登場へ――AcerやLenovo、松下などが製品リリースを計画中

 WiMAX対応の次期Centrinoプラットフォーム「Montevina」(開発コード名)を搭載したノートPCが来年半ばにも登場する見込みだ。米国Intelは、サンフランシスコで開催中の「IDF(Intel Developer Forum)Fall 2007」(9月18日-20日)で、ベンダー各社がMontevinaプラットフォーム搭載のノートPCを来年中にリリースする見通しであることを明らかにした。

Intel、業界初のMPサーバ向けクアッドコアXeonプロセッサを発表――性能、電力効率に加え仮想化機能も強化。次世代製品では新たな仮想化機能を実装

 Intelは9月5日、マルチプロセッサ(MP)・サーバ向けとしては業界初となるクアッドコアXeonプロセッサの7300番台を発表し、同日から提供を開始した。デュアルコアCPUに比べ、性能が2倍以上、電力効率は3倍以上に高められている。

Intel、新「vPro」にNAC技術を統合へ――NAC業界は「普及を後押しする」と歓迎

 米国Intelは、8月27日に発表したビジネス向けプラットフォーム・ブランド「vPro」の最新版(開発コード名:Weybridge)に、NAC (ネットワーク・アクセス制御)技術を統合する取り組みを進めている。NAC業界関係者はこの動きを、NACがデバイス認証システムに採用されるよい機会だとして歓迎しているようだ。

Intel、高性能と省電力の両立を図った新Xeonプロセッサを発表――3.0GHz動作の高速モデルと低消費電力タイプの2製品

 Intelは8月14日、高性能と省電力の両立を特徴とするサーバ向けのクアッドコアCPU、Intel XeonプロセッサX5365およびL5335の2製品を発表した。同社によると、両製品を搭載したサーバは、待機時における消費電力が従来製品と比べて最大50%まで低減されるという。

Intel、マルチコアCPU/仮想化対応を強化したEthernetコントローラを発表――データセンターのネットワーク環境に照準

 米国Intelは7月23日、サーバ向けネットワーク・カードおよびマザーボード用のEthernetコントローラ2種を発表した。デュアルポートの10ギガビットEthernetコントローラ「82598」は9月に生産開始、ギガビットEthernetコントローラ「82575」はすでに出荷されている。