米Intel:「USB 3.0」を開発 10倍に高速化

 米Intelは9月18日(米国時間)、パソコンと周辺機器を接続する技術「USB」を高速化した「USB 3.0」を開発したと発表した。データの転送速度が、現行の「2.0」(最大で480Mbps)の10倍以上になるという。08年上期に仕様を確定する予定で、早ければ09年にも製品が登場するとみられる。

 高品位映像の普及などでデータが大容量化し、現在の速度では力不足になってきた。3.0では、従来の銅線ケーブルだけでなく光ケーブルにも対応し、高速化する。既存製品との互換性も維持する。

 米Microsoft、米Hewlett-Packard(HP)、NEC、米Texas Instrumentsなどと協力。推進団体の「USB 3.0プロモーター・グループ」を発足させた。【南 優人/Infostand】

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