米IBM、Ciscoら、ITセキュリティに対応する業界団体を立ち上げ

 米IBMは6月26日(カナダ時間)、米Cisco Systems、米Intel、米Juniper Networks、米Microsoftとともに、インターネットセキュリティの業界団体「Industry Consortium for Advancement of Security on the Internet(ICASI)」を設立したと発表した。複数の製品に影響する脅威など、複雑になるセキュリティ対策に取り組んでいくという。

ウィルコム、Windows VistaとIntel Centrino Atomを搭載したUltra Mobile

 ウィルコム(喜久川政樹社長)とウィルコム沖縄(仲里朝勝社長)は6月17日、シャープ製のモバイル通信端末「WILLCOM D4(WS016SH)」を7月11日に発売すると発表した。7月4日から、全国のウィルコムプラザやオンラインショップ「ウィルコムストア」で予約を受け付ける。「W-VALUE SELECT」で購入した場合の価格は9万200円。

IntelとWind River、車載用Linuxインフォテインメント・システムを推進

 Linuxはコンピューターにも電話機にもWi-Fi機器にもTiVoにも使われている。ならば自動車にも、というわけでもあるまいが、Intel Corp.Wind Riverが、組み込み機器業界、自動車業界と手を組み、Open Infotainment Platforms(OIP)と呼ばれるオープンかつLinuxベースかつ標準ベースかつ相互運用性のあるハードウェアとソフトウェアを用いて車載インフォテインメント(IVI)の進展を支援している。

ウィルコム、モバイル通信端末「D4」、Windows VistaとAtom搭載で

 ウィルコム(喜久川政樹社長)は4月14日、シャープ製のモバイル通信端末「WILLCOM D4(ディーフォー)」を、6月中旬に発売すると発表した。インテルがモバイル端末向けに開発した「Centrino Atom プロセッサー・テクノロジー」を世界で初めて通信端末に搭載。OSには「Windows Vista Home Premium with Service Pack1」を採用した。さらに「Office Personal 2007 with PowerPoint」も搭載する。

フリーとサポートとの狭間でオープンソースOSへの対応を進めるデル

昨年7月、デルはオープンソース利用を促進するため、インテルと野村総合研究所(NRI)と共同で、OSS検証センターを開設した。現在はこのセンターを中心にサポート対象外のフリーOSについても動作検証を進め、その情報をホームページなどで公開し始めている。コミュニティが作成するOSのフォローを始めた背景にはどのようなものがあるのか? またその成果は? 実際にその活動を行っている、デルの南部氏とインテルの矢嶋氏に伺った。

インテル、モバイルネット端末向け超小型CPU「Atom」と半導体セット

 インテルは4月2日、インターネット端末など携帯機器向けの超小型CPU「Atom(アトム)」とAtomを中心にした半導体セット「Centrino Atom プロセッサー・テクノロジー」を発表した。消費電力が小さく、PC用向けWebサイトの閲覧ができるようソフトウェアの互換性にも配慮したのが特徴。夏以降、パソコンメーカーなどが搭載端末を順次発売する予定。会見で吉田和正・共同社長は「Atomで新しいインターネット体験とブロードバンドサービスを広げていきたい」と意気込みを述べた。

インテル、ノートPC、デスクトップPC、サーバー向けの新型CPU16機種

 インテル(吉田和正/ロビー・スウィヌン共同社長)は1月8日、ノートPC向けCPUを5モデル、デスクトップ向けCPUを7モデル、サーバー/ワークステーション向けCPU「Xeon」4モデルの合計16製品を発表した。全モデルで新設計のトランジスタと45nm Hi-kプロセス技術を採用。速度を向上させるとともに、エネルギー効率が高く、省電力性に優れている。

インテル、グリーンITを支える次世代CPU技術を披露

 インテルは12月17日、同社の最新CPU/プラットフォーム技術を披露する技術セミナー「インテル プラットフォーム技術セミナー 2007」を開催した。基調講演には、米国Intelのコーポレート・テクノロジー統括本部でインテル・フェロー兼マイクロプロセッサー・テクノロジー・ラボ ディレクターを務めるシェーカー・ボーカー(Shekhar Borkar)氏が登壇し、未来のCPU像とグリーンITを実現する次世代技術を説明した。